WordPressショートカットキー一覧|ブロックエディタで記事作成を爆速化する便利操作まとめ
はじめに
WordPressで記事を書くとき、毎回マウスでボタンを探したり、ブロックを追加したり、装飾メニューを開いたりしていませんか。こうした細かな操作は1回あたり数秒でも、毎日記事を書いていると大きな時間ロスになります。
そこで活用したいのが、WordPressショートカットキーです。コピー、貼り付け、保存、太字、リンク挿入といった基本操作はもちろん、ブロックエディタではブロックの複製、削除、移動、リストビュー表示、設定サイドバーの開閉などもキーボードだけで操作できます。WordPress公式ドキュメントでも、ブロックエディタ用のショートカットは「グローバル」「選択」「ブロック」「テキスト装飾」「リストビュー」などのカテゴリで整理されています。WordPress.org
この記事では、ワードプレスのショートカットキーを初心者にもわかりやすく一覧化し、ブロックエディタで記事作成を効率化する使い方まで解説します。すべてを一度に覚える必要はありません。まずは使用頻度の高いものから取り入れるだけで、記事作成のスピードは大きく変わります。
1. WordPressショートカットキーでできること
1-1. WordPressショートカットキーとは
WordPressショートカットキーとは、キーボードの特定のキーを組み合わせて、WordPress管理画面やブロックエディタ内の操作をすばやく実行する機能です。
たとえば、文章を太字にしたいときは、対象の文字を選択してWindowsなら「Ctrl + B」、Macなら「⌘ + B」を押すだけで装飾できます。リンクを挿入したいときは「Ctrl + K」または「⌘ + K」を使えます。保存したいときは「Ctrl + S」または「⌘ + S」が使えます。これらはWordPress公式のブロックエディタショートカットにも掲載されています。WordPress.org
ショートカットキーを使う最大の目的は、手をキーボードから離さずに作業を進めることです。記事作成中にマウスへ持ち替える回数が減るため、文章を書くリズムを保ちやすくなります。
1-2. ブロックエディタでショートカットキーを使うメリット
WordPressのブロックエディタでは、文章や画像、見出し、リスト、引用、ボタンなどを「ブロック」という単位で管理します。そのため、従来の文章入力だけでなく、ブロックの追加・削除・移動・複製といった操作が多くなります。
ショートカットキーを使うと、次のようなメリットがあります。
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 記事作成が速くなる | 装飾やブロック操作をキーボードだけで実行できる |
| 集中力が途切れにくい | マウス操作のために視線や手を動かす回数が減る |
| リライト作業が楽になる | 見出し追加、リンク修正、ブロック移動がスムーズになる |
| 構成作成が効率化する | ブロックの複製や移動で記事の骨組みを作りやすい |
| 誤操作を戻しやすい | 取り消し・やり直しで編集ミスにすぐ対応できる |
特に、ブログ記事を継続的に書く人、複数ページを管理するWeb担当者、SEO記事を大量に作成するライターにとって、WordPressショートカットは作業効率を大きく高める武器になります。
1-3. WindowsとMacで異なる基本キーの違い
WordPressショートカットキーは、WindowsとMacで使用する基本キーが異なります。多くの場合、Windowsの「Ctrl」はMacの「⌘」に置き換えて考えると理解しやすいです。
| 操作環境 | 主に使うキー |
|---|---|
| Windows / Linux | Ctrl、Alt、Shift |
| Mac | ⌘、⌥、⌃、Shift |
たとえば、太字はWindowsでは「Ctrl + B」、Macでは「⌘ + B」です。保存はWindowsでは「Ctrl + S」、Macでは「⌘ + S」です。
ただし、ブロックエディタ特有のショートカットでは、Windowsが「Shift + Alt」を使う一方、Macでは「⌃ + ⌥」を使うものもあります。たとえば、キーボードショートカット一覧の表示は、Windowsでは「Shift + Alt + H」、Macでは「⌃ + ⌥ + H」です。WordPress Developer Resources
1-4. ショートカットキーが特に役立つ作業シーン
WordPressショートカットキーは、次のような作業シーンで特に効果を発揮します。
| 作業シーン | 役立つショートカット |
|---|---|
| 下書きを書く | 保存、取り消し、やり直し、見出し作成 |
| SEO記事を書く | 見出し、リスト、引用、リンク挿入 |
| リライトする | 検索、選択、リンク修正、ブロック移動 |
| LPや固定ページを作る | ブロック複製、削除、移動、グループ化 |
| 装飾を整える | 太字、斜体、下線、リンク、リスト |
| 長文記事を編集する | リストビュー、設定サイドバー、ブロック選択 |
記事作成のスピードを上げたいなら、まずは文章入力中に頻繁に使う「保存」「取り消し」「太字」「リンク挿入」「見出し」「リスト」から覚えるのがおすすめです。
2. WordPressショートカットキー一覧【基本操作】
2-1. 投稿・固定ページ編集で使う基本ショートカット
投稿や固定ページの編集画面で使う基本的なWordPressショートカットキーは、日常的に使いやすいものばかりです。
| 操作 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| 保存 | Ctrl + S | ⌘ + S |
| 取り消し | Ctrl + Z | ⌘ + Z |
| やり直し | Ctrl + Shift + Z / Ctrl + Y | ⇧ + ⌘ + Z |
| すべて選択 | Ctrl + A | ⌘ + A |
| コピー | Ctrl + C | ⌘ + C |
| 貼り付け | Ctrl + V | ⌘ + V |
| 切り取り | Ctrl + X | ⌘ + X |
| 太字 | Ctrl + B | ⌘ + B |
| 斜体 | Ctrl + I | ⌘ + I |
| 下線 | Ctrl + U | ⌘ + U |
| リンク挿入 | Ctrl + K | ⌘ + K |
これらはWordPressに限らず、多くのアプリケーションで共通して使える基本操作です。すでに普段のパソコン操作で使っている人も多いはずなので、WordPress編集画面でも同じ感覚で活用できます。
2-2. コピー・貼り付け・切り取り・取り消し・やり直し
記事作成で最も使用頻度が高いのが、コピー、貼り付け、切り取り、取り消し、やり直しです。
| 操作 | Windows | Mac | 使いどころ |
|---|---|---|---|
| コピー | Ctrl + C | ⌘ + C | 文章やブロックを複製したいとき |
| 貼り付け | Ctrl + V | ⌘ + V | コピーした内容を挿入したいとき |
| 切り取り | Ctrl + X | ⌘ + X | 文章やブロックを移動したいとき |
| 取り消し | Ctrl + Z | ⌘ + Z | 入力ミスや装飾ミスを戻したいとき |
| やり直し | Ctrl + Shift + Z / Ctrl + Y | ⇧ + ⌘ + Z | 取り消した操作を戻したいとき |
特に「Ctrl + Z」「⌘ + Z」は、初心者ほど覚えておきたいショートカットです。ブロックを誤って削除したり、文章を上書きしてしまったりしても、すぐに直前の状態へ戻せます。
また、ブロックエディタでは選択したブロックに対してコピーや切り取りを使える場面もあります。リストビューで複数ブロックを選択してコピー・切り取り・貼り付けできる改善も行われています。Make WordPress
2-3. 保存・プレビュー・公開前確認に役立つ操作
WordPressで記事を書くときは、こまめな保存が重要です。ブロックエディタでは、Windowsなら「Ctrl + S」、Macなら「⌘ + S」で変更内容を保存できます。公式ドキュメントでも、保存ショートカットとして案内されています。WordPress.org
| 操作 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| 保存 | Ctrl + S | ⌘ + S |
| 取り消し | Ctrl + Z | ⌘ + Z |
| やり直し | Ctrl + Shift + Z / Ctrl + Y | ⇧ + ⌘ + Z |
| 設定サイドバーの表示・非表示 | Ctrl + Shift + , | ⇧ + ⌘ + , |
| ビジュアルエディター / コードエディター切替 | Ctrl + Shift + Alt + M | ⇧ + ⌥ + ⌘ + M |
注意したいのは、WordPressのブロックエディタには、すべての環境で共通して使える「プレビュー専用」「公開専用」の標準ショートカットが用意されているわけではない点です。公開前確認では、保存ショートカットで下書きを保存し、プレビューボタンや公開パネルを目視で確認する流れが安全です。
2-4. 検索・選択・移動を効率化するショートカット
長文記事を編集するときは、文字やブロックをすばやく選択・移動できるショートカットが役立ちます。
| 操作 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| 現在のブロック内を選択 | Ctrl + A | ⌘ + A |
| 再度押して親ブロックや全ブロックを選択 | Ctrl + Aを複数回 | ⌘ + Aを複数回 |
| 選択解除 | Esc | Esc |
| 選択したブロックの解除 | Escを2回 | Escを2回 |
| エディター内の次の領域へ移動 | Ctrl + ` / Shift + Alt + N | ⌃ + ` / ⌃ + ⌥ + N |
| エディター内の前の領域へ移動 | Ctrl + Shift + ` / Shift + Alt + P | ⌃ + ⇧ + ` / ⌃ + ⌥ + P |
| 最も近いツールバーへ移動 | Alt + F10 | ⌥ + F10 |
「Ctrl + A」「⌘ + A」は、WordPressブロックエディタでは押す回数によって選択範囲が変わる場合があります。まず現在のブロック内のテキストを選択し、再度押すことで親ブロックや複数ブロックの選択に進む動作です。WordPress.org
3. ブロックエディタで使えるWordPressショートカットキー一覧
3-1. ブロックの追加・削除・複製
ブロックエディタで特に便利なのが、ブロック操作用のショートカットです。文章だけでなく、見出し、画像、リスト、引用、ボタンなどをブロック単位で効率よく扱えます。
| 操作 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| 選択中のブロックを複製 | Ctrl + Shift + D | ⇧ + ⌘ + D |
| 選択中のブロックを削除 | Shift + Alt + Z | ⌃ + ⌥ + Z |
| 複数選択したブロックを削除 | Delete / Backspace | Delete / Backspace |
| 選択中のブロックの前に新規ブロックを挿入 | Ctrl + Alt + T | ⌥ + ⌘ + T |
| 選択中のブロックの後に新規ブロックを挿入 | Ctrl + Alt + Y | ⌥ + ⌘ + Y |
ブロック複製は、同じデザインのセクションを作るときに便利です。たとえば、商品紹介ブロック、CTAボタン、比較表、FAQ項目などを複製してから中身だけ変更すれば、レイアウトを崩さずに作業できます。
3-2. ブロックの移動・選択・解除
ブロックの順番を入れ替える作業も、ショートカットキーを使うと効率化できます。
| 操作 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| 選択中のブロックを上へ移動 | Ctrl + Shift + Alt + T | ⇧ + ⌥ + ⌘ + T |
| 選択中のブロックを下へ移動 | Ctrl + Shift + Alt + Y | ⇧ + ⌥ + ⌘ + Y |
| 選択解除 | Esc | Esc |
| 選択中のブロックを解除 | Escを2回 | Escを2回 |
| 複数ブロックからグループを作成 | — | ⌘ + G |
記事構成を作っている途中で、「この見出しは上に移動したい」「この説明は後半に回したい」と思うことはよくあります。ドラッグ操作でも移動できますが、ショートカットならキーボードだけでブロックを上下に移動できます。
3-3. ブロックタイプを素早く変更する方法
ブロックタイプの変更は、ショートカットキーだけでなく、Markdown風の入力やスラッシュコマンドを組み合わせると効率的です。
代表的な方法は次の3つです。
| 方法 | 例 | 内容 |
|---|---|---|
| Markdown風入力 | ## + Space | 見出しブロックを作成 |
| スラッシュコマンド | /heading | 見出しブロックを呼び出す |
| ツールバーの変換 | 段落 → 見出し | 既存ブロックを別タイプに変換 |
たとえば、新しい行で「##」と入力してスペースを押すと、見出しブロックとして入力を始められます。「/画像」「/リスト」「/引用」のように入力すれば、目的のブロックをすばやく検索して挿入できます。リストブロックの公式ドキュメントでも、スラッシュコマンドで「/list」と入力してリストブロックを挿入できることが案内されています。WordPress.org
3-4. ブロックツールバーや設定サイドバーを操作するショートカット
ブロックエディタでは、画面右側の設定サイドバーや、選択中ブロックのツールバーを頻繁に使います。これらもショートカットで操作できます。
| 操作 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| 設定サイドバーの表示・非表示 | Ctrl + Shift + , | ⇧ + ⌘ + , |
| 最も近いツールバーへ移動 | Alt + F10 | ⌥ + F10 |
| フルスクリーンモード切替 | Ctrl + Shift + Alt + F | ⇧ + ⌥ + ⌘ + F |
| ビジュアルエディター / コードエディター切替 | Ctrl + Shift + Alt + M | ⇧ + ⌥ + ⌘ + M |
設定サイドバーは、ブロックごとの色、余白、タイポグラフィ、リンク設定、アイキャッチ画像、カテゴリー、タグなどを編集するときに使います。記事本文の入力中は非表示にして集中し、必要なときだけ表示すると作業しやすくなります。
3-5. コマンドパレット・リストビューを活用した便利操作
WordPressのブロックエディタでは、コマンドパレットやリストビューも作業効率化に役立ちます。
| 機能 | Windows | Mac | 内容 |
|---|---|---|---|
| コマンドパレット | Ctrl + K | ⌘ + K | 操作やコンテンツを検索して実行 |
| リストビューを開く | Shift + Alt + O | ⌃ + ⌥ + O | ページ内のブロック構造を一覧表示 |
| リストビュー内で他項目を折りたたむ | Alt + L | ⌥ + L | 選択中以外を整理 |
コマンドパレットは、WordPress内の操作やコンテンツを検索してすばやく実行できる機能です。公式ドキュメントでは、サイト内のどこからでもMacは「Cmd + K」、Windowsは「Ctrl + K」でアクセスできると説明されています。ただし、一部環境ではショートカットが利用できない場合があります。WordPress.org
一方、リストビューは、長い記事や複雑な固定ページを編集するときに便利です。見出し、画像、カラム、ボタン、グループなどの構造を一覧で確認できるため、目的のブロックへ移動しやすくなります。
4. 文章装飾に便利なWordPressショートカットキー
4-1. 見出し・段落・引用を素早く設定する
SEO記事では、見出し構成が重要です。WordPressブロックエディタでは、Markdown風の入力を使うことで、見出しや引用をすばやく作成できます。
| 作成したいブロック | 入力例 |
|---|---|
| 見出しH1 | # + Space |
| 見出しH2 | ## + Space |
| 見出しH3 | ### + Space |
| 引用 | > + Space |
| 段落 | そのまま入力 |
ブログ記事では通常、記事タイトルがH1になるため、本文中ではH2、H3を中心に使います。たとえば本文中の大見出しを作るなら「## + Space」、小見出しを作るなら「### + Space」を覚えておくと便利です。
4-2. 太字・斜体・下線・取り消し線のショートカット
文章装飾でよく使うショートカットは次の通りです。
| 装飾 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| 太字 | Ctrl + B | ⌘ + B |
| 斜体 | Ctrl + I | ⌘ + I |
| 下線 | Ctrl + U | ⌘ + U |
| リンク挿入 | Ctrl + K | ⌘ + K |
| リンク解除 | Ctrl + Shift + K | ⇧ + ⌘ + K |
太字は、重要なキーワードや結論を強調するときに使います。ただし、SEOを意識するあまり、本文中のキーワードをすべて太字にする必要はありません。読者が重要ポイントを拾いやすいように、1つの見出し内で特に伝えたい箇所に絞って使うのがおすすめです。
4-3. リンク挿入・リンク解除を効率化する
内部リンクや外部リンクを多く扱うSEO記事では、リンク挿入のショートカットが非常に便利です。
| 操作 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| リンク挿入 | Ctrl + K | ⌘ + K |
| リンク解除 | Ctrl + Shift + K | ⇧ + ⌘ + K |
| 利用可能なリンクから追加 | [[ | [[ |
リンクを挿入する基本手順は、リンクにしたい文字列を選択し、「Ctrl + K」または「⌘ + K」を押し、URLや記事名を入力するだけです。内部リンクを設定する場合は、記事タイトルの一部を入力すると候補が表示されることがあります。
リライト作業では、古いリンクを削除したり、新しい関連記事へ差し替えたりすることが多いため、リンク挿入とリンク解除は優先的に覚えたいWordPressショートカットキーです。
4-4. 箇条書き・番号付きリストをすばやく作る
箇条書きや番号付きリストは、読者に情報をわかりやすく伝えるために欠かせません。ブロックエディタでは、次の入力でリストを作成できます。
| リストの種類 | 入力例 |
|---|---|
| 箇条書きリスト | - + Space |
| 箇条書きリスト | * + Space |
| 番号付きリスト | 1. + Space |
| 番号付きリスト | 1) + Space |
たとえば、メリットを並べたいときは「- + Space」、手順を説明したいときは「1. + Space」を使うと便利です。
SEO記事では、リストを活用することで本文が読みやすくなり、読者が必要な情報を短時間で理解しやすくなります。特に、手順、比較、注意点、チェックリスト、よくある原因などはリスト形式と相性がよいです。
4-5. コード・インラインコード入力で使えるショートカット
WordPressの記事でHTML、CSS、JavaScript、PHP、ショートコードなどを紹介する場合は、コード表記を使うと読みやすくなります。
| 用途 | 入力・操作例 |
|---|---|
| コードブロックを呼び出す | /code |
| ショートコード用ブロックを呼び出す | /shortcode |
| インラインコード風に見せる | ツールバーのコード装飾を使用 |
技術系ブログでは、コードを通常の段落として貼り付けると読みにくくなります。コードブロックを使えば、本文とコードの違いが明確になり、読者がコピーしやすくなります。
また、WordPressのショートコードを紹介する場合は、ショートコードブロックを使うと管理しやすくなります。
5. Markdown風に使えるブロックエディタの便利入力
5-1. 「#」で見出しブロックを作成する
WordPressブロックエディタでは、Markdownのような入力で見出しブロックを作成できます。
| 入力 | 作成される見出し |
|---|---|
| # + Space | H1 |
| ## + Space | H2 |
| ### + Space | H3 |
| #### + Space | H4 |
| ##### + Space | H5 |
| ###### + Space | H6 |
ブログ記事の本文では、主にH2とH3を使います。記事タイトルがH1になるため、本文の大見出しはH2、小見出しはH3にするのが一般的です。
たとえば、SEO記事の構成を作るときは、まずH2を「##」で作成し、その下にH3を「###」で追加していくと、マウス操作なしで見出し構成を組み立てられます。
5-2. 「-」「*」「1.」でリストを作成する
箇条書きや番号付きリストも、Markdown風の入力で作成できます。
| 入力 | 作成されるブロック |
|---|---|
| - + Space | 箇条書きリスト |
| * + Space | 箇条書きリスト |
| 1. + Space | 番号付きリスト |
| 1) + Space | 番号付きリスト |
リストは、情報を整理して伝えるときに便利です。たとえば、次のような文章は段落で書くよりリスト化したほうが読みやすくなります。
メリット
デメリット
手順
注意点
比較項目
チェック項目
読者がスマホで記事を読むことも多いため、長い段落を続けるより、適度にリストを使ったほうが離脱を防ぎやすくなります。
5-3. 「>」で引用ブロックを作成する
引用ブロックは「> + Space」で作成できます。
引用ブロックは、公式情報、参考文献、レビュー、発言、重要な補足などを本文と分けて見せたいときに使います。SEO記事では、根拠や出典を示す場面で引用を使うことがあります。
ただし、引用は多用しすぎると本文が読みにくくなります。必要な箇所に絞り、引用元の情報も明確にして使いましょう。
5-4. 「/」でブロックを呼び出すスラッシュコマンド
WordPressブロックエディタで最も便利な入力補助のひとつが、スラッシュコマンドです。新しいブロックで「/」を入力し、続けてブロック名を入力すると、該当するブロックを呼び出せます。
| 入力例 | 呼び出せるブロック |
|---|---|
| /heading | 見出し |
| /image | 画像 |
| /list | リスト |
| /quote | 引用 |
| /table | テーブル |
| /button | ボタン |
| /columns | カラム |
| /code | コード |
| /shortcode | ショートコード |
WordPress公式のリストブロック解説でも、エディター内で「/list」と入力してリストブロックを挿入する方法が紹介されています。WordPress.org
よく使うブロック名を覚えておくと、左上の「+」ボタンをクリックして探す必要がなくなります。
5-5. よく使うブロックを素早く挿入するコツ
スラッシュコマンドを効率よく使うコツは、ブロック名をすべて正確に入力しようとしないことです。
たとえば、画像ブロックを入れたいなら「/image」と最後まで入力しなくても、「/im」程度で候補が表示される場合があります。見出しなら「/he」、リストなら「/li」、テーブルなら「/ta」のように、数文字だけ入力して候補から選ぶと速くなります。
また、日本語環境ではブロック名の候補表示やIMEの状態によって入力しづらいことがあります。その場合は、半角英数字入力に切り替えてから「/」を入力するとスムーズです。
6. WordPressショートカットキーの確認方法
6-1. ブロックエディタ内でショートカット一覧を表示する方法
WordPressブロックエディタでは、編集画面内からショートカットキー一覧を確認できます。
| 操作 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| キーボードショートカット一覧を表示 | Shift + Alt + H | ⌃ + ⌥ + H |
WordPress公式のブロックエディタFAQでも、右上メニューから「Keyboard Shortcuts」を開く方法と、Windows/Linuxでは「Shift + Alt + H」、macOSでは「⌃ + ⌥ + H」で表示する方法が案内されています。WordPress Developer Resources
ショートカットキーはバージョンや環境によって変わる可能性があるため、実際に使っているWordPress管理画面で確認するのが最も確実です。
6-2. ヘルプメニューから確認する方法
ショートカット一覧は、エディター右上にある三点メニューから確認できます。
基本的な流れは次の通りです。
WordPress管理画面で投稿または固定ページを開く
ブロックエディタ右上の三点メニューをクリックする
「キーボードショートカット」または同等の項目を選択する
表示された一覧でWindows・Mac別のキーを確認する
メニュー名はWordPressの言語設定やバージョンによって多少異なる場合があります。見つからない場合は、「Shift + Alt + H」または「⌃ + ⌥ + H」を試してみましょう。
6-3. Windows・Mac別に確認すべきポイント
ショートカット一覧を見るときは、必ず自分の環境に合ったキーを確認しましょう。
| 確認ポイント | 内容 |
|---|---|
| WindowsかMacか | Ctrlと⌘の違いに注意する |
| ブラウザ | Chrome、Edge、Safariなどで挙動が異なる場合がある |
| 日本語入力 | IMEがオンだと一部入力が反応しにくいことがある |
| エディター | ブロックエディタかクラシックエディタか確認する |
| WordPressバージョン | 使えるショートカットが変わる場合がある |
特にMacでは「⌘」「⌥」「⌃」の3種類が出てくるため、最初は混乱しやすいです。よく使うショートカットだけをメモしておくと覚えやすくなります。
6-4. バージョンや環境によって使えない場合の注意点
WordPressショートカットキーは便利ですが、すべての環境で同じように動作するとは限りません。コマンドパレットについても、公式ドキュメントではショートカットが一部環境で利用できない場合があると説明されています。WordPress.org
使えない場合は、次の点を確認してください。
WordPress本体が古くないか
ブロックエディタを使っているか
ブラウザのショートカットと競合していないか
日本語入力がオンになっていないか
プラグインやテーマが干渉していないか
ブラウザ拡張機能が影響していないか
ショートカットが反応しないときは、別のブラウザやシークレットウィンドウで試すと原因を切り分けやすくなります。
7. WordPressショートカットキーが使えないときの原因と対処法
7-1. ブラウザ側のショートカットと競合している
WordPressショートカットキーが使えない原因として多いのが、ブラウザ側のショートカットとの競合です。
たとえば、「Ctrl + P」や「⌘ + P」は多くのブラウザで印刷画面を開くショートカットです。WordPress側で何らかの操作に使えると思って押しても、ブラウザの印刷ダイアログが開いてしまうことがあります。
対処法は次の通りです。
| 原因 | 対処法 |
|---|---|
| ブラウザの標準ショートカットと重なる | WordPress公式一覧にあるショートカットを使う |
| 拡張機能がキー操作を奪っている | 拡張機能を一時停止する |
| OS側のショートカットと重なる | OS設定を確認する |
| 別タブや別ウィンドウにフォーカスがある | エディター本文をクリックしてから試す |
ショートカットが効かないときは、まず「WordPressで使える正式なショートカットか」を確認しましょう。
7-2. 日本語入力・IMEが影響している
日本語入力中は、IMEがキー入力を処理するため、一部のショートカットやMarkdown風入力が反応しにくいことがあります。
特に、次のような操作では注意が必要です。
「/」でスラッシュコマンドを呼び出す
「# + Space」で見出しを作る
「> + Space」で引用を作る
「- + Space」でリストを作る
英字のブロック名を入力する
対処法としては、半角英数字入力に切り替えてから操作するのがおすすめです。スラッシュコマンドを使うときだけ英数字入力に切り替え、ブロックを挿入したら日本語入力に戻すとスムーズです。
7-3. プラグインやテーマが干渉している
WordPressでは、プラグインやテーマがブロックエディタの挙動に影響することがあります。特に、エディター機能を拡張するプラグイン、独自ブロックを追加するプラグイン、管理画面をカスタマイズするプラグインを使っている場合は注意が必要です。
確認方法は次の通りです。
まずブラウザを再読み込みする
別ブラウザで同じショートカットを試す
シークレットウィンドウで試す
最近追加したプラグインを一時停止する
テーマを標準テーマに切り替えて検証する
本番サイトでいきなりプラグインを停止するのが不安な場合は、ステージング環境や検証環境で試しましょう。
7-4. ブロックエディタではなくクラシックエディタを使っている
この記事で紹介しているショートカットの多くは、ブロックエディタ向けです。クラシックエディタを使っている場合、ブロックの複製、移動、リストビュー、スラッシュコマンドなどは利用できません。
クラシックエディタにも独自のキーボードショートカットはあります。WordPress公式ドキュメントでは、クラシックエディタ向けにWindows/Linuxでは「Alt + Shift + 文字」、Macでは「Ctrl + Option + 文字」を使うショートカットが案内されています。WordPress.org
ただし、現在のWordPressで効率よく記事作成を行うなら、ブロックエディタのショートカットを覚えるほうが実用的です。
7-5. キャッシュ・ブラウザ拡張機能を確認する
ショートカットキーが急に効かなくなった場合は、ブラウザキャッシュや拡張機能が原因になっていることもあります。
次の順番で確認すると、原因を切り分けやすくなります。
| 確認項目 | 試すこと |
|---|---|
| ブラウザの一時不具合 | ページを再読み込みする |
| キャッシュ | キャッシュを削除する |
| 拡張機能 | 広告ブロッカーや入力補助ツールを一時停止する |
| ブラウザ | Chrome、Edge、Safari、Firefoxなど別ブラウザで試す |
| WordPress | 本体・プラグイン・テーマを更新する |
特定のブラウザだけで使えない場合は、WordPressではなくブラウザや拡張機能側に原因がある可能性が高いです。
8. 記事作成を爆速化するショートカット活用術
8-1. 見出し作成から本文入力までの時短フロー
WordPressショートカットキーを効率よく使うなら、記事作成の流れに組み込むことが重要です。
おすすめの時短フローは次の通りです。
タイトルを入力する
「## + Space」でH2見出しを作る
「### + Space」でH3見出しを作る
見出しだけ先に並べる
各見出しの下に本文を入力する
必要な箇所を「Ctrl + B」「⌘ + B」で太字にする
内部リンクを「Ctrl + K」「⌘ + K」で挿入する
「Ctrl + S」「⌘ + S」でこまめに保存する
この流れにすると、最初に記事の骨組みを作ってから本文を書けるため、途中で構成がぶれにくくなります。
8-2. よく使うブロックをスラッシュコマンドで呼び出す
記事作成を速くしたいなら、よく使うブロックをスラッシュコマンドで呼び出しましょう。
特に覚えておきたいのは次のブロックです。
| 入力 | 用途 |
|---|---|
| /heading | 見出しを追加 |
| /image | 画像を追加 |
| /list | リストを追加 |
| /quote | 引用を追加 |
| /table | 表を追加 |
| /button | ボタンを追加 |
| /columns | カラムを追加 |
| /shortcode | ショートコードを追加 |
| /code | コードを追加 |
マウスでブロック追加ボタンを押し、検索欄に入力して選ぶよりも、「/」から呼び出すほうが速いです。特に、画像、表、ボタン、ショートコードをよく使うサイトでは効果を実感しやすいでしょう。
8-3. コピー・複製・移動で構成作成を効率化する
比較記事、ランキング記事、レビュー記事、FAQ記事では、同じ構成を繰り返し使うことが多くあります。
たとえば、商品紹介記事なら次のような構成を何度も使います。
商品名
画像
特徴
メリット
デメリット
口コミ
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このような場合は、ひとつのブロック群を作ってから複製し、中身だけ差し替えると効率的です。選択中のブロックは、Windowsなら「Ctrl + Shift + D」、Macなら「⇧ + ⌘ + D」で複製できます。WordPress.org
また、構成の順番を変えたい場合は、ブロック移動ショートカットやリストビューを使うと整理しやすくなります。
8-4. リライトや装飾作業で使うべきショートカット
リライト作業では、本文を書くだけでなく、既存記事の修正、装飾、リンク追加、見出し調整が必要です。
リライトで特に使うべきショートカットは次の通りです。
| 作業 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| 取り消し | Ctrl + Z | ⌘ + Z |
| やり直し | Ctrl + Shift + Z / Ctrl + Y | ⇧ + ⌘ + Z |
| 太字 | Ctrl + B | ⌘ + B |
| リンク挿入 | Ctrl + K | ⌘ + K |
| リンク解除 | Ctrl + Shift + K | ⇧ + ⌘ + K |
| 保存 | Ctrl + S | ⌘ + S |
| リストビューを開く | Shift + Alt + O | ⌃ + ⌥ + O |
| 設定サイドバーを開閉 | Ctrl + Shift + , | ⇧ + ⌘ + , |
リライトでは、見出し単位で記事を確認することが多いため、リストビューを使うと便利です。長文記事でも全体構造を見ながら編集できます。
8-5. 覚える優先順位が高いショートカットキー
すべてのWordPressショートカットキーを一度に覚える必要はありません。まずは、使用頻度が高く効果を感じやすいものから覚えましょう。
初心者におすすめの優先順位は次の通りです。
| 優先度 | ショートカット | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | Ctrl / ⌘ + S | こまめに保存できる |
| 2 | Ctrl / ⌘ + Z | ミスをすぐ戻せる |
| 3 | Ctrl / ⌘ + B | 重要箇所をすばやく強調できる |
| 4 | Ctrl / ⌘ + K | 内部リンク・外部リンクを速く挿入できる |
| 5 | ## + Space | 見出し作成が速くなる |
| 6 | - + Space / 1. + Space | リスト作成が速くなる |
| 7 | / | ブロック追加が速くなる |
| 8 | Ctrl + Shift + D / ⇧ + ⌘ + D | ブロック複製ができる |
| 9 | Shift + Alt + O / ⌃ + ⌥ + O | リストビューをすばやく開ける |
| 10 | Shift + Alt + H / ⌃ + ⌥ + H | ショートカット一覧を確認できる |
最初は「保存」「取り消し」「太字」「リンク挿入」「見出し」「リスト」だけで十分です。慣れてきたら、ブロック複製やリストビューも取り入れると、記事作成全体のスピードが上がります。
9. WordPressショートカットキーに関するよくある質問
9-1. WordPressのショートカットキーは変更できる?
通常の管理画面から、WordPress標準のショートカットキーを自由に変更する設定は用意されていません。
ただし、開発者向けにはショートカットを登録・管理する仕組みがあります。WordPressのブロックエディタ開発者向けドキュメントでは、@wordpress/keyboard-shortcuts パッケージがショートカットの登録や変更を扱う汎用パッケージとして説明されています。WordPress Developer Resources
一般ユーザーの場合は、標準ショートカットをそのまま使うのが基本です。独自に変更したい場合は、プラグインやカスタム開発が必要になることがあります。
9-2. スマホやタブレットでもショートカットキーは使える?
スマホの画面タッチ操作では、基本的にパソコン向けのキーボードショートカットは使えません。
ただし、タブレットに外部キーボードを接続している場合は、一部のショートカットが使える可能性があります。とはいえ、WordPressのブロックエディタを本格的に編集するなら、パソコン環境のほうが操作しやすいです。
長文記事、SEO記事、固定ページの作成、ブロックの細かい調整を行う場合は、PCでショートカットキーを使うほうが効率的です。
9-3. クラシックエディタでも使えるショートカットキーはある?
クラシックエディタでも、ショートカットキーは一部使えます。
たとえば、太字、斜体、リンク挿入、コピー、貼り付け、取り消しなどの基本操作は、多くの環境で利用できます。また、クラシックエディタ向けの公式ショートカットでは、Windows/Linuxで「Alt + Shift + 文字」、Macで「Ctrl + Option + 文字」を使う操作も紹介されています。WordPress.org
ただし、ブロックの複製、移動、リストビュー、スラッシュコマンド、コマンドパレットなどはブロックエディタ向けの機能です。現在のWordPressで記事作成を効率化したいなら、ブロックエディタのショートカットを覚えるのがおすすめです。
9-4. ブロックエディタのショートカットキーはすべて覚える必要がある?
すべて覚える必要はありません。
WordPressショートカットキーは数多くありますが、実際によく使うものは限られています。まずは、次の6つを覚えるだけでも十分に効果があります。
| 操作 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| 保存 | Ctrl + S | ⌘ + S |
| 取り消し | Ctrl + Z | ⌘ + Z |
| 太字 | Ctrl + B | ⌘ + B |
| リンク挿入 | Ctrl + K | ⌘ + K |
| 見出し作成 | ## + Space | ## + Space |
| ブロック呼び出し | / | / |
記事作成の中で「この操作を何度もしている」と感じたら、その操作に対応するショートカットを追加で覚えていけば問題ありません。
9-5. 初心者が最初に覚えるべきショートカットキーは?
初心者が最初に覚えるべきWordPressショートカットキーは、次の5つです。
| 操作 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| 保存 | Ctrl + S | ⌘ + S |
| 取り消し | Ctrl + Z | ⌘ + Z |
| 太字 | Ctrl + B | ⌘ + B |
| リンク挿入 | Ctrl + K | ⌘ + K |
| 見出し作成 | ## + Space | ## + Space |
この5つは、記事作成中に何度も使います。特に「Ctrl + S」「⌘ + S」で保存する習慣をつけると、ブラウザの不具合や誤操作による作業ロスを防ぎやすくなります。
次の段階では、スラッシュコマンド「/」、リスト作成「- + Space」「1. + Space」、ブロック複製「Ctrl + Shift + D」「⇧ + ⌘ + D」を覚えると、ブロックエディタの作業スピードがさらに上がります。
まとめ
WordPressショートカットキーを使えば、ブロックエディタでの記事作成を大幅に効率化できます。
特に、保存、取り消し、やり直し、太字、リンク挿入、見出し作成、リスト作成、ブロック複製、リストビュー表示などは、ブログ記事や固定ページを作るうえで使用頻度の高い操作です。
すべてのショートカットを一度に覚える必要はありません。まずは次の基本操作から始めましょう。
| 操作 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| 保存 | Ctrl + S | ⌘ + S |
| 取り消し | Ctrl + Z | ⌘ + Z |
| 太字 | Ctrl + B | ⌘ + B |
| リンク挿入 | Ctrl + K | ⌘ + K |
| 見出し作成 | ## + Space | ## + Space |
| リスト作成 | - + Space / 1. + Space | - + Space / 1. + Space |
| ブロック呼び出し | / | / |
| ブロック複製 | Ctrl + Shift + D | ⇧ + ⌘ + D |
| ショートカット一覧表示 | Shift + Alt + H | ⌃ + ⌥ + H |
ワードプレスのショートカットを日々の作業に取り入れると、マウス操作が減り、文章作成に集中しやすくなります。まずは使用頻度の高いものを数個だけ覚え、慣れてきたらブロック操作やリストビュー、コマンドパレットも活用していきましょう。

