ワードプレスで写真ギャラリーを作る方法|初心者向けに簡単設定とおすすめプラグインを解説
はじめに
ワードプレスで複数の写真を見やすく掲載したい場合は、写真ギャラリーを活用するのがおすすめです。料理、旅行、商品、施工事例、イベントなどの写真を一覧表示でき、通常の画像挿入よりもページをすっきりと整理できます。
ワードプレスには、プラグインなしで使える標準の「ギャラリーブロック」が用意されています。基本的な写真ギャラリーであれば、専門知識がない初心者でも簡単に作成可能です。
一方、スライドショー、メイソンリー表示、アルバム管理、透かし、クリック拡大などの機能を充実させたい場合は、写真ギャラリープラグインが適しています。
この記事では、ワードプレスで写真ギャラリーを作る手順、きれいに見せる設定のコツ、おすすめプラグイン、よくあるトラブルの対処法まで分かりやすく解説します。
1. ワードプレスの写真ギャラリーとは?初心者向けに基本を解説
ワードプレスの写真ギャラリーとは、複数の画像を一定のレイアウトに並べて表示する機能です。
写真を1枚ずつ縦に挿入するのではなく、2列や3列などのグリッド形式でまとめられるため、限られたスペースでも多くの写真を掲載できます。
1-1. 写真ギャラリーでできること
写真ギャラリーを使うと、主に次のようなことができます。
複数の写真を一覧表示する
写真を2列、3列、4列などに並べる
写真ごとにキャプションを付ける
写真をドラッグして並び替える
クリックした写真を大きく表示する
スライドショー形式で写真を見せる
テーマやカテゴリーごとにアルバムを作る
標準のギャラリーブロックでも、写真の追加、並び替え、カラム数の変更、キャプションの入力など、基本的な設定が可能です。
プラグインを利用すれば、メイソンリー、タイル、スライダー、アルバム、透かしなど、さらに高度な表示にも対応できます。
1-2. 通常の画像挿入とギャラリー表示の違い
通常の画像挿入では、画像ブロックを使って写真を1枚ずつ配置します。写真の横に文章を入れたり、特定の画像を大きく見せたりする場合に適しています。
一方、ギャラリー表示では、複数の画像をひとつのまとまりとして管理します。カラム数や画像サイズを一括で調整できるため、写真を一覧で見せたい場合に便利です。
例えば、10枚の旅行写真を画像ブロックで1枚ずつ掲載すると、ページが縦に長くなります。3列のギャラリーにすれば、同じ10枚をコンパクトに整理できます。
文章を中心にして数枚の写真を補足的に載せる場合は画像ブロック、写真そのものをまとめて見せる場合はギャラリーが向いています。
1-3. 写真ギャラリーが向いているサイト例
ワードプレスの写真ギャラリーは、次のようなサイトで活用できます。
フォトグラファーのポートフォリオサイト
飲食店の料理・店内紹介
美容室やネイルサロンの施術事例
工務店やリフォーム会社の施工事例
ECサイトの商品写真
旅行ブログの観光写真
イベントやセミナーの開催報告
イラストレーターやデザイナーの作品集
ペットやガーデニングの記録
写真がユーザーの判断材料になる業種では、ギャラリーの見やすさが問い合わせや購入にも影響します。掲載枚数を増やすだけでなく、写真の品質、並び順、表示速度にも配慮しましょう。
2. ワードプレスで写真ギャラリーを作る方法は2種類
ワードプレスで写真ギャラリーを作る方法は、標準機能を使う方法と、プラグインを使う方法の2種類に分けられます。
2-1. 標準機能のギャラリーブロックで作る方法
ブロックエディターには、複数の写真をまとめて掲載できるギャラリーブロックが用意されています。
投稿や固定ページの編集画面で「ギャラリー」ブロックを追加し、写真を選択するだけで作成できます。カラム数、画像の解像度、切り抜き、リンク先、キャプションなども編集可能です。
プラグインを追加しないため、管理画面が複雑になりにくく、サイトへの負荷も抑えやすい点がメリットです。
2-2. プラグインを使って高機能なギャラリーを作る方法
プラグインを使うと、標準機能にはないレイアウトや管理機能を追加できます。
代表的な機能は、次のとおりです。
メイソンリーやタイル形式の表示
スライドショー
アルバムやカテゴリー管理
ライトボックスによる拡大表示
ホバーエフェクト
写真の透かし
SNSシェア
ページ送り
写真の一括アップロード
写真の並び替えや絞り込み
掲載する写真が多いサイトや、デザインにこだわりたいポートフォリオサイトでは、プラグインを使うと管理しやすくなります。
2-3. 初心者はどちらを選ぶべき?
初めて写真ギャラリーを作る場合は、まず標準のギャラリーブロックを試してみましょう。
標準機能が向いているのは、次のようなケースです。
掲載する写真が少ない
シンプルなグリッド表示で問題ない
プラグインを増やしたくない
短時間でギャラリーを作りたい
プラグインが向いているのは、次のようなケースです。
写真を頻繁に追加する
多数のギャラリーやアルバムを管理する
スライドショーや特殊なレイアウトを使いたい
写真をクリックしたときの表示にこだわりたい
ポートフォリオとして本格的に運用したい
迷った場合は、標準機能で作成してから、不足する機能が分かった段階でプラグインを導入すると失敗を減らせます。
3. 標準機能で写真ギャラリーを作る手順
ここからは、ワードプレスの標準機能を使って写真ギャラリーを作成する手順を解説します。
テーマやワードプレスのバージョンによって設定項目の名称や位置が多少異なる場合があります。
3-1. 投稿・固定ページにギャラリーブロックを追加する
最初に、ワードプレスの管理画面からギャラリーを掲載する投稿または固定ページを開きます。
編集画面左上などにある「+」ボタンをクリックし、検索欄に「ギャラリー」と入力してください。表示されたギャラリーブロックを選択すると、ページ内にブロックが追加されます。
本文内で「/gallery」と入力してギャラリーブロックを呼び出す方法もあります。
3-2. 写真をアップロード・選択する
ギャラリーブロックを追加すると、「アップロード」と「メディアライブラリ」の選択肢が表示されます。
新しい写真を使う場合は「アップロード」を選び、パソコンやスマートフォンから画像ファイルを選択します。
すでにワードプレスへ登録している写真を使う場合は「メディアライブラリ」を選択してください。掲載したい写真にチェックを入れ、画面の案内に従ってギャラリーへ追加します。
一度に大量の画像をアップロードすると処理に時間がかかることがあります。枚数が多い場合は、数回に分けるとエラーを防ぎやすくなります。
3-3. カラム数・画像サイズ・リンク先を設定する
ギャラリーブロック全体を選択すると、画面右側の設定パネルにカラム数や画像の解像度などが表示されます。
カラム数は、パソコン表示を基準に2列から4列程度にすると見やすくなります。写真を大きく見せたい場合は2列、一覧性を重視する場合は3列や4列が目安です。
画像の解像度は、表示領域に合ったサイズを選びましょう。小さな画像を無理に大きく表示するとぼやけやすく、必要以上に大きな画像を読み込むと表示速度が低下します。
リンク先は、ワードプレスのバージョンやテーマに応じて、次のような選択肢があります。
リンクなし
画像ファイル
添付ファイルページ
クリックで拡大
ユーザーに大きな写真を見てもらいたい場合は、「クリックで拡大」やライトボックス表示を設定すると便利です。
3-4. 並び順やキャプションを調整する
ギャラリー内の写真を選択し、ドラッグ操作や移動ボタンを使って並び順を変更します。
最初に注目してほしい写真や、内容を代表する写真を左上に配置しましょう。施工前と施工後、イベントの開始から終了など、時系列がある場合は順番をそろえることも重要です。
写真の下にはキャプションを入力できます。「店舗外観」「完成後のリビング」「春限定メニュー」のように、何が写っているかを簡潔に説明してください。
キャプションを長くしすぎると写真が見にくくなるため、1文程度にまとめるのがおすすめです。
3-5. スマホ表示を確認する
ギャラリーを作成したら、公開前にスマートフォンでの表示を確認します。
編集画面のプレビュー機能でスマートフォン表示に切り替えるか、下書きを保存して実際の端末から確認してください。
次の点を重点的にチェックします。
写真が小さくなりすぎていないか
縦長や横長の写真が不自然に切れていないか
キャプションが折り返されすぎていないか
写真同士の余白が狭すぎないか
クリックやスワイプ操作がしやすいか
ページの読み込みに時間がかかっていないか
パソコンで3列や4列に見えていても、スマートフォンでは1列や2列に変わることがあります。実際の表示を見ながら調整しましょう。
4. 写真ギャラリーをきれいに見せる設定のコツ
写真ギャラリーは、画像を並べるだけでも作成できます。しかし、サイズや比率がばらばらだと、全体が雑然とした印象になります。
4-1. 写真サイズと縦横比をそろえる
統一感のあるギャラリーを作るには、写真の縦横比をそろえることが重要です。
正方形、横長、縦長の写真が混在すると、行ごとの高さが変わったり、余白が不均一になったりします。料理や商品一覧では正方形、風景や施工事例では横長など、目的に合わせて比率を決めましょう。
ワードプレスの切り抜き設定を利用すると、異なる比率の写真をそろえて表示できます。ただし、被写体の一部が切れる可能性があるため、顔や商品が欠けていないか確認してください。
4-2. 画像を軽量化して表示速度を落とさない
デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真は、ファイル容量が数MBになることがあります。大きな画像を何十枚も掲載すると、ページの表示速度が低下します。
アップロード前に、画像の横幅とファイル容量を調整しましょう。一般的な記事内のギャラリーであれば、実際の表示幅を大幅に超える画像は必要ありません。
JPEG、WebP、AVIFなど、写真に適した形式を使うことも有効です。ただし、利用環境や変換プラグインとの相性を確認したうえで選択してください。
画像圧縮プラグインや外部の圧縮ツールを使う場合は、圧縮後に文字や細部がつぶれていないか確認します。
4-3. キャプションで写真の内容を伝える
キャプションは、写真だけでは分かりにくい情報を補足するために使います。
例えば、施工事例のギャラリーでは、次のような内容を記載できます。
施工した場所
使用した素材
施工前と施工後の違い
商品名やメニュー名
撮影場所や撮影時期
すべての写真に無理にキャプションを付ける必要はありません。説明がユーザーの理解に役立つ写真だけに設定しても問題ありません。
なお、キャプションと代替テキストは役割が異なります。キャプションは画面上に表示する説明文、代替テキストは主に画像を認識しにくい環境で内容を伝えるための情報です。
4-4. クリック拡大表示を設定する
細部を見せたい写真では、クリック拡大表示を設定するとユーザーが確認しやすくなります。
対応するワードプレス環境では、ギャラリー内の画像に「クリックで拡大」を設定できます。選択肢が表示されない場合や、表示デザインを細かく変更したい場合は、ライトボックス機能を備えたプラグインを検討しましょう。
拡大画像が画面からはみ出していないか、閉じるボタンが分かりやすいか、スマートフォンで前後の写真へ移動できるかも確認してください。
4-5. レスポンシブ対応を確認する
レスポンシブ対応とは、パソコン、タブレット、スマートフォンなどの画面幅に合わせてレイアウトが変わる仕組みです。
多くのワードプレステーマやギャラリープラグインはレスポンシブ表示に対応していますが、必ずしもすべての環境で最適に表示されるとは限りません。
特に、テーマ独自のCSSを追加している場合や、古いプラグインを使用している場合は、画像が横にはみ出すことがあります。
複数の画面幅で確認し、必要であればカラム数、余白、キャプションの文字サイズを調整しましょう。
5. ワードプレス写真ギャラリープラグインの選び方
ワードプレスには多くの写真ギャラリープラグインがあります。機能数だけで選ばず、目的や運用方法に合っているかを確認することが大切です。
5-1. 初心者でも設定が簡単か
初心者は、管理画面を見ただけで基本操作を理解できるプラグインを選びましょう。
ドラッグ&ドロップで並び替えられるものや、ギャラリー作成画面で完成イメージを確認できるものは、比較的扱いやすい傾向があります。
高機能でも設定項目が多すぎると、変更すべき場所が分からなくなることがあります。まずは基本レイアウトを短時間で作れるかを確認してください。
5-2. 無料で使える範囲は十分か
多くのギャラリープラグインには、無料版と有料版があります。
無料版で利用できるレイアウト、ライトボックス、掲載枚数、アルバム管理などを確認しましょう。必要な機能が有料版に限定されている場合は、導入後に追加費用が発生します。
最初は無料版をテスト環境で使い、操作性と表示速度を確認してから有料版を検討する方法がおすすめです。
5-3. デザインテンプレートが豊富か
写真の見せ方にこだわる場合は、利用できるテンプレートやレイアウトを確認します。
代表的な表示形式には、次のようなものがあります。
グリッド
メイソンリー
ジャスティファイド
タイル
スライダー
サムネイル
スライドショー
テンプレート数が多くても、サイトのデザインと合わなければ意味がありません。デモページが用意されている場合は、パソコンとスマートフォンの両方で確認しましょう。
5-4. スマホ表示に対応しているか
スマートフォンから閲覧するユーザーを考慮し、レスポンシブ対応を明記しているプラグインを選びます。
写真の列数が自動で変わるか、ライトボックス内でスワイプできるか、ボタンが小さすぎないかなども確認してください。
無料版と有料版でスマートフォン向け機能が異なることもあるため、機能表を確認してから導入しましょう。
5-5. 表示速度やSEOに悪影響がないか
多機能なプラグインほど、読み込むCSSやJavaScriptが増える場合があります。
デザインが魅力的でも、写真ギャラリーの表示に時間がかかると、ユーザーが離脱する原因になります。
画像の遅延読み込み、サムネイル生成、ページ送りなど、表示速度に配慮した機能があるかを確認しましょう。導入前後で速度測定を行い、明らかな低下がないか比較することも大切です。
また、不要になったギャラリープラグインを複数有効にしたままにしないよう注意してください。
5-6. 日本語情報やサポートがあるか
海外製プラグインでは、管理画面や公式マニュアルが英語のみの場合があります。
初心者は、日本語化されているプラグインや、日本語の解説記事が多いプラグインを選ぶと設定しやすくなります。
更新履歴、サポートフォーラムの対応状況、利用者の評価なども確認しましょう。長期間更新されていないプラグインは、最新のワードプレスやPHPで正常に動作しない可能性があります。
6. 初心者におすすめの写真ギャラリープラグイン
ここでは、写真ギャラリーの作成に利用できる代表的なプラグインを紹介します。
無料版と有料版の機能は変更される場合があるため、インストール前に公式ページで最新情報を確認してください。
6-1. FooGallery
FooGalleryは、ドラッグ&ドロップ操作に対応した写真ギャラリープラグインです。
グリッドやサムネイルを中心としたギャラリーを作りやすく、ライブプレビューを確認しながら設定を進められます。レスポンシブ表示やライトボックスなどにも対応しており、操作性とデザインのバランスを重視する人に適しています。
基本的な写真ギャラリーを手軽に作りつつ、必要に応じて高度な機能へ拡張したい場合の候補になります。
6-2. NextGEN Gallery
NextGEN Galleryは、多数の写真や複数のギャラリーをまとめて管理したいサイトに向いています。
写真の一括アップロード、追加、削除、並び替え、ギャラリー管理などに対応しており、フォトグラファーや作品数の多いポートフォリオにも利用できます。
設定項目が多いため、数枚の写真を掲載するだけの初心者には複雑に感じられることがあります。本格的な写真管理が必要かどうかを考えて選びましょう。
6-3. Photo Gallery by 10Web
Photo Gallery by 10Webは、レスポンシブな写真ギャラリーやライトボックスを作成できるプラグインです。
サムネイル、スライドショー、アルバムなど、多彩な見せ方を検討したい場合に向いています。透かしや写真保護に関連する機能も用意されていますが、無料版と有料版では利用できる範囲が異なります。
設定項目が比較的多いため、最初は必要な機能だけを変更し、初期設定を大きく変えすぎないことがポイントです。
6-4. Envira Gallery
Envira Galleryは、ドラッグ&ドロップで写真を追加し、レスポンシブなギャラリーを作成できるプラグインです。
グリッドやメイソンリー、ライトボックスなどの表示に対応し、操作の分かりやすさと表示速度を重視して設計されています。
基本機能を利用できる無料版のほか、アルバムや動画、各種連携などの機能を追加できる有料版があります。将来的な拡張性を重視する人にも適しています。
6-5. Easy FancyBox
Easy FancyBoxは、画像をクリックした際に画面上へ大きく表示するライトボックス系のプラグインとして知られています。
現在の公式ディレクトリでは「Firelight Lightbox」という名称で案内されており、旧名称がEasy FancyBoxです。
このプラグインは、多数のギャラリーを管理するための総合的な作成ツールというより、既存の画像や標準ギャラリーに拡大表示を追加したい場合に向いています。
「標準のギャラリーブロックで十分だが、クリック後の見せ方を改善したい」という場合に検討できます。
6-6. プラグイン別の特徴比較
| プラグイン | 主な特徴 | 向いている人 | 操作の難易度 |
|---|---|---|---|
| FooGallery | ライブプレビュー、複数レイアウト、ライトボックス | 手軽さとデザインを両立したい人 | 比較的簡単 |
| NextGEN Gallery | 大量写真の管理、一括アップロード、アルバム | 写真を本格的に管理したい人 | やや高め |
| Photo Gallery by 10Web | 多彩な表示、ライトボックス、写真保護関連 | 機能の豊富さを重視する人 | やや高め |
| Envira Gallery | ドラッグ&ドロップ、レスポンシブ、拡張機能 | 初心者から事業サイトまで | 比較的簡単 |
| Firelight Lightbox(旧Easy FancyBox) | 既存画像のクリック拡大 | 標準ギャラリーを拡張したい人 | 簡単 |
初心者が総合的なギャラリー作成プラグインを探している場合は、FooGalleryやEnvira Galleryから試すと操作を理解しやすいでしょう。
大量の写真を分類して継続的に管理する場合は、NextGEN GalleryやPhoto Gallery by 10Webが候補になります。
7. プラグインを使った写真ギャラリーの作り方
プラグインによって画面構成は異なりますが、基本的な作成手順は共通しています。
7-1. プラグインをインストールする
ワードプレス管理画面から「プラグイン」→「新規プラグインを追加」を開きます。
検索欄に導入したいプラグイン名を入力し、作者名やアイコンを確認して「今すぐインストール」をクリックしてください。
インストールが完了したら「有効化」をクリックします。
似た名称のプラグインが表示されることがあるため、名称だけでなく作者、説明、更新状況も確認しましょう。
7-2. ギャラリーを新規作成する
有効化すると、管理画面のメニューにプラグイン専用の項目が追加されます。
「新規追加」「Add Gallery」などの項目を開き、ギャラリー名を入力します。
管理用の名前は、「2026年春の商品写真」「東京都の施工事例」のように、後から内容を判別できるものにすると便利です。サイト上に表示されるタイトルとは別に管理できる場合もあります。
7-3. 写真を追加して表示形式を選ぶ
アップロードボタンまたはメディアライブラリから写真を追加します。
写真を追加したら、ドラッグ&ドロップで並び順を調整し、必要に応じてタイトル、キャプション、代替テキストを設定してください。
続いて、グリッド、メイソンリー、スライダーなどの表示形式を選びます。
初心者は、最初から細かな設定を変更するのではなく、用意されている初期テンプレートを選び、列数と画像サイズだけを調整するとスムーズです。
7-4. ショートコードやブロックでページに設置する
作成したギャラリーを保存または公開すると、専用ブロックやショートコードが表示されます。
専用ブロックを使う場合は、投稿・固定ページの編集画面でプラグイン名を検索し、ブロックを追加します。その後、作成済みのギャラリーを選択してください。
ショートコードを使う場合は、「ショートコード」ブロックへコピーしたコードを貼り付けます。
ショートコードの一部を削除したり、全角文字を追加したりすると表示されなくなることがあるため、発行された内容をそのまま使用しましょう。
7-5. 公開前に表示崩れをチェックする
ギャラリーを設置したら、プレビュー画面で表示を確認します。
チェックしたい項目は次のとおりです。
写真が設定した順番で表示されているか
画像の縦横比が不自然になっていないか
ライトボックスが正常に開閉するか
キャプションが写真と重なっていないか
スマートフォンで横にはみ出していないか
ページの読み込み速度に問題がないか
前後の文章やボタンと重なっていないか
ログイン中の管理者には正常に見えても、一般ユーザー側ではキャッシュの影響で表示が異なることがあります。可能であれば、ログアウト状態やシークレットウィンドウでも確認しましょう。
8. 写真ギャラリー作成でよくあるトラブルと対処法
写真ギャラリーでは、画像の品質、テーマとの相性、キャッシュなどが原因でトラブルが発生することがあります。
8-1. 画像がぼやける場合
画像がぼやける場合は、元画像のサイズが表示領域より小さくないか確認してください。
サムネイルサイズの画像を大きく引き伸ばすと、画質が粗くなります。ギャラリーや画像ブロックの設定から、より大きな解像度を選びましょう。
画像圧縮を強く設定しすぎている場合も、細部がつぶれることがあります。圧縮プラグインの画質設定を見直し、元画像と比較してください。
設定を変更しても改善しない場合は、サムネイル画像を再生成すると直ることがあります。
8-2. ギャラリーの表示が崩れる場合
表示崩れが起きた場合は、テーマやプラグインのCSSが競合している可能性があります。
まず、ワードプレス、テーマ、ギャラリープラグインを更新し、キャッシュを削除します。
独自CSSを追加している場合は、画像の幅や高さに関する指定を確認してください。固定された横幅が設定されていると、スマートフォンで画像がはみ出すことがあります。
原因が分からない場合は、バックアップを取ったうえで、関連しそうなプラグインを一時的に停止し、競合するものを特定します。
8-3. 写真の読み込みが遅い場合
写真の読み込みが遅い場合は、画像のファイル容量と掲載枚数を確認します。
1ページに高解像度画像を大量に掲載すると、サーバーや通信環境に負担がかかります。画像を適切なサイズへ縮小し、圧縮してください。
写真が多い場合は、次の方法も有効です。
遅延読み込みを利用する
ページ送りを設定する
ギャラリーを複数ページに分ける
サムネイルを表示してクリック後に原寸画像を読み込む
キャッシュ機能を利用する
圧縮、キャッシュ、遅延読み込みのプラグインを複数導入すると、機能が重複して不具合が起きる場合があります。役割を整理して使用しましょう。
8-4. スマホで見にくい場合
スマートフォンで写真が小さすぎる場合は、モバイル表示時のカラム数を減らします。
パソコンでは4列でも、スマートフォンでは1列または2列にしたほうが見やすくなります。
また、キャプションが長いと写真より文字が目立ってしまいます。説明を短くするか、詳細情報をギャラリーの下へまとめる方法も検討してください。
ライトボックスの閉じるボタンや矢印が押しにくい場合は、別の表示形式やプラグインへの変更も選択肢になります。
8-5. プラグインがテーマと干渉する場合
ギャラリープラグインとテーマが干渉すると、画像が重なる、ライトボックスが開かない、レイアウトが崩れるなどの問題が発生します。
最初に、テーマとプラグインを最新状態へ更新してください。その後、キャッシュを削除して再確認します。
改善しない場合は、テスト環境でワードプレスの標準テーマへ一時的に変更します。標準テーマで正常に表示される場合は、使用中のテーマとの競合が疑われます。
同時に複数のライトボックス機能が有効になっていることもあります。テーマ、ギャラリープラグイン、画像系プラグインの設定を確認し、ライトボックスをひとつに絞りましょう。
9. ワードプレス写真ギャラリーに関するよくある質問
9-1. プラグインなしでも写真ギャラリーは作れる?
ワードプレス標準のギャラリーブロックを使えば、プラグインなしでも写真ギャラリーを作成できます。
投稿や固定ページへギャラリーブロックを追加し、写真をアップロードまたはメディアライブラリから選択するだけです。
カラム数、並び順、解像度、切り抜き、キャプション、リンク先などの基本設定も行えます。シンプルな写真一覧であれば、標準機能で十分です。
9-2. 無料プラグインだけで十分?
一般的なブログ、店舗サイト、小規模なポートフォリオであれば、無料プラグインだけでも十分な場合があります。
ただし、アルバム管理、写真販売、高度な絞り込み、透かし、SNS連携、特殊なレイアウトなどは、有料版に限定されることがあります。
必要な機能を整理し、無料版で実際の操作と表示を試してから判断しましょう。
9-3. 写真をクリックして拡大表示できる?
対応するワードプレス環境では、画像やギャラリーに「クリックで拡大」を設定できます。
設定項目がない場合や、拡大画面のデザインを変更したい場合は、ライトボックス機能を持つギャラリープラグインを利用します。
拡大表示を有効にしたら、パソコンだけでなくスマートフォンでも開閉やスワイプ操作を確認してください。
9-4. 大量の写真を載せても大丈夫?
大量の写真を掲載することは可能ですが、1ページへ高解像度画像を集中させると表示速度が低下します。
画像を圧縮し、適切な解像度を選んだうえで、遅延読み込みやページ送りを活用しましょう。テーマやイベントごとにギャラリーを分ける方法も有効です。
数百枚以上の写真を管理する場合は、アルバム管理や一括アップロードに対応したプラグインを検討してください。
9-5. 写真ギャラリーはSEOに影響する?
写真ギャラリーは、適切に作成すればページの内容を分かりやすくし、ユーザー体験の向上につながります。
一方、画像ファイルが重く、ページの表示に時間がかかる状態は避けなければなりません。
SEOを意識する場合は、次の点に取り組みましょう。
画像を適切なサイズへ縮小する
画質を保ちながらファイル容量を圧縮する
写真の内容に合った代替テキストを設定する
分かりやすいファイル名を付ける
必要に応じてキャプションを追加する
大量の写真は複数ページやアルバムに分ける
モバイル表示と読み込み速度を確認する
代替テキストへ検索キーワードを不自然に詰め込む必要はありません。写真に写っている内容を、簡潔かつ具体的に説明することが大切です。
まとめ
ワードプレスで写真ギャラリーを作る方法には、標準のギャラリーブロックを使う方法と、プラグインを利用する方法があります。
数枚から数十枚程度の写真をシンプルに掲載する場合は、標準機能から始めるのがおすすめです。投稿や固定ページにギャラリーブロックを追加するだけで、カラム数、並び順、キャプション、クリック拡大などを設定できます。
写真を大量に管理したい場合や、メイソンリー、スライドショー、アルバムなどを使いたい場合は、FooGallery、NextGEN Gallery、Photo Gallery by 10Web、Envira Galleryなどのプラグインを検討しましょう。
写真ギャラリーをきれいに見せるには、写真の縦横比をそろえ、ファイル容量を軽くし、パソコンとスマートフォンの両方で表示を確認することが重要です。
最初から高機能な設定を目指す必要はありません。まずは標準機能で写真ギャラリーを作り、必要な機能が明確になってからプラグインを追加すると、管理しやすく表示速度にも配慮したサイトを作れます。

