フリーランスの仕事例30選|未経験から始めやすい職種・収入・案件獲得方法まで解説

はじめに

フリーランスに興味はあるものの、「どんな仕事があるのか」「未経験でも始められるのか」「実際にどれくらい稼げるのか」が分からず、最初の一歩を踏み出せない人は多いでしょう。

フリーランスと一口にいっても、Webエンジニアやデザイナーのような専門職だけでなく、Webライター、オンライン秘書、SNS運用代行、動画編集、講師、ハンドメイド販売など、さまざまな仕事例があります。

この記事では、「フリーランス 例」と検索している人に向けて、代表的なフリーランスの仕事例30選を職種別に紹介します。未経験から始めやすい職種、在宅で働きやすい仕事、高収入を目指しやすい仕事、案件獲得の方法、収入例までまとめて解説します。

1. フリーランスとは?働き方の例と会社員との違い

1-1. フリーランスの意味と代表的な働き方

フリーランスとは、特定の会社に雇用されるのではなく、個人として企業や個人から仕事を受けて働く人のことです。会社員のように毎月決まった給料を受け取るのではなく、案件ごと・成果物ごと・稼働時間ごとに報酬を得る働き方が一般的です。

代表的な働き方の例には、以下のようなものがあります。

働き方の例内容
案件単位で受注する記事作成、動画編集、Web制作などを1件ごとに請け負う
月額契約で働くSNS運用、広告運用、事務代行などを毎月継続して担当する
時間単価で働くエンジニア、デザイナー、オンライン秘書などで稼働時間に応じて報酬を得る
自分の商品を販売する講座、テンプレート、ハンドメイド商品、デジタル教材などを販売する

フリーランスは自由度が高い一方で、仕事の獲得、契約、請求、納税、スキルアップまで自分で行う必要があります。

1-2. 個人事業主・副業・業務委託との違い

フリーランスと似た言葉に、個人事業主、副業、業務委託があります。それぞれの違いを簡単に整理すると、次のとおりです。

用語意味
フリーランス会社に雇用されず、個人で仕事を受ける働き方
個人事業主税務上、個人で事業を営む人
副業本業とは別に収入を得る働き方
業務委託企業などから特定の業務を委託される契約形態

たとえば、会社員が休日にWebライターとして記事を書く場合は「副業フリーランス」といえます。会社を辞めてWeb制作を個人で請け負い、開業届を出して活動している場合は「個人事業主のフリーランス」といえます。

なお、個人で事業を始める場合には、税務署に個人事業の開業届出を行う手続きがあります。青色申告を利用したい場合は、青色申告承認申請の手続きも確認しておきましょう。国税庁+1

1-3. フリーランスに向いている人・向いていない人の特徴

フリーランスに向いている人は、自分で考えて行動できる人です。仕事を待つのではなく、自分で案件を探し、提案し、納期を守り、信頼を積み上げる姿勢が求められます。

向いている人の特徴は次のとおりです。

向いている人理由
自己管理ができる納期、体調、作業時間を自分で管理する必要がある
学び続けられる市場の変化に合わせてスキルを更新できる
コミュニケーションが丁寧クライアントとの信頼関係が収入に直結する
失敗から改善できる提案が通らない、単価が低い時期も改善できる

一方で、毎月同じ給料が保証されていないと不安が強い人、指示がないと動きにくい人、営業や事務作業を極端に避けたい人は、いきなり専業フリーランスになるよりも副業から始めるほうが安心です。

1-4. 「フリーランス 例」で検索する人がまず知りたいこと

「フリーランス 例」と検索する人が知りたいのは、主に次の4つです。

まず、どんな仕事があるのか。次に、自分にもできそうな仕事はどれか。そして、どれくらい稼げるのか。最後に、どうやって案件を取ればよいのかです。

フリーランスは、職種によって必要なスキル、始めやすさ、収入の伸びやすさが大きく異なります。そのため、最初から「自由そうだからフリーランスになる」と考えるのではなく、自分の経験・生活スタイル・学習時間・目標収入に合う職種を選ぶことが大切です。

2. フリーランスの仕事例30選一覧|職種・仕事内容・始めやすさを比較

2-1. フリーランスの仕事例30選の比較表

フリーランスの仕事例を30カテゴリに整理すると、次のようになります。なお、WebライターとSEOライターのように近い職種は、実務では重なり合うこともあります。

No.仕事例主な仕事内容始めやすさ在宅向き高収入の狙いやすさ
1WebエンジニアWebサイト・システム開発
2スマホアプリエンジニアiOS・Androidアプリ開発
3インフラ・クラウドエンジニアサーバー・AWS等の設計運用
4データ分析・データサイエンティストデータ集計・分析・改善提案
5ノーコード・ローコード制作ツールを使ったサイト・アプリ制作
6Webデザイナーバナー・LP・サイトデザイン
7UI/UXデザイナーアプリやサービスの体験設計
8グラフィックデザイナーロゴ・チラシ・名刺制作
9イラストレーター挿絵・キャラクター・アイコン制作
10動画編集者YouTube・広告動画の編集
11カメラマン写真撮影・レタッチ
12Webライター・SEOライター記事作成・SEO記事制作
13編集者・ディレクター記事企画・進行管理・品質管理
14ブロガー・アフィリエイターブログ運営・広告収益化
15YouTuber・動画クリエイター動画企画・撮影・発信
16SNS運用代行Instagram、X、TikTok等の運用
17Webマーケター集客施策・改善提案
18広告運用代行リスティング広告・SNS広告運用
19SEOコンサルタント検索流入改善・サイト設計
20営業代行テレアポ・商談・法人営業支援
21カスタマーサクセス代行顧客定着・オンボーディング支援
22オンライン秘書スケジュール調整・メール対応
23事務代行データ入力・資料作成・管理業務
24経理代行記帳・請求管理・経費精算
25人事・採用代行採用広報・応募者対応・面接調整
26カスタマーサポート問い合わせ対応・チャットサポート
27翻訳家文書・Webサイト・動画字幕の翻訳
28講師・オンライン家庭教師学習指導・スキル講座
29コーチ・カウンセラー相談支援・目標達成サポート
30パーソナルトレーナー・美容・EC販売対人サービス・商品販売

2-2. 未経験から始めやすい仕事例

未経験から始めやすいフリーランスの仕事例としては、Webライター、SNS運用代行、オンライン秘書、事務代行、動画編集、カスタマーサポートなどがあります。

これらの仕事は、初期費用が比較的少なく、パソコンとインターネット環境があれば始めやすい点が特徴です。もちろん、未経験でもすぐに高単価を取れるわけではありませんが、小さな案件で実績を作りながらスキルを伸ばしやすい職種です。

2-3. 在宅・リモートで働きやすい仕事例

在宅で働きやすい仕事例は、Webエンジニア、Webデザイナー、Webライター、動画編集者、SNS運用代行、オンライン秘書、広告運用代行、経理代行などです。

在宅向きの仕事は、成果物やオンライン上の対応で完結しやすいことが共通点です。移動時間を減らせるため、育児や介護と両立したい人、地方在住の人、副業から始めたい会社員にも向いています。

2-4. 高収入を目指しやすい仕事例

高収入を目指しやすい仕事例は、Webエンジニア、クラウドエンジニア、データサイエンティスト、UI/UXデザイナー、Webマーケター、広告運用代行、SEOコンサルタントなどです。

これらの職種は、企業の売上や業務効率に直結しやすいため、成果を出せる人ほど単価が上がりやすい傾向があります。専門スキルの習得には時間がかかりますが、長期的に収入を伸ばしたい人には有力な選択肢です。

2-5. 副業から始めやすい仕事例

副業から始めやすい仕事例は、Webライター、動画編集、SNS運用代行、ブログ運営、オンライン秘書、デザイン制作、ハンドメイド販売などです。

副業で始める場合は、納期に余裕がある案件や、週5〜10時間程度から対応できる仕事を選ぶのがおすすめです。最初から大きな案件を受けるよりも、月1万円、月3万円、月5万円と段階的に収入を増やすほうが継続しやすくなります。

3. IT・Web系フリーランスの仕事例

3-1. Webエンジニア

Webエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションを開発する仕事です。企業サイト、予約システム、ECサイト、社内管理ツール、マッチングサービスなど、案件の幅が広いのが特徴です。

主なスキルには、HTML、CSS、JavaScript、PHP、Ruby、Python、React、Laravelなどがあります。未経験から目指す場合は、まずHTML/CSSとJavaScriptを学び、小さなWebサイトやポートフォリオを作るところから始めるとよいでしょう。

収入の目安は、初心者の小規模案件で数万円程度、実務経験者の業務委託案件では月50万円以上を狙えるケースもあります。高単価を目指すなら、単にコードを書くだけでなく、要件定義、設計、保守、改善提案まで対応できる力が重要です。

3-2. スマホアプリエンジニア

スマホアプリエンジニアは、iPhoneやAndroid向けのアプリを開発する仕事です。ゲーム、学習アプリ、予約アプリ、業務用アプリ、ECアプリなど、さまざまな案件があります。

必要なスキルは、Swift、Kotlin、Flutter、React Nativeなどです。アプリ開発はWeb制作より学習難易度が高い傾向がありますが、その分、実務経験がある人は高単価案件を狙いやすい職種です。

未経験から始める場合は、簡単なメモアプリ、家計簿アプリ、タスク管理アプリなどを作り、ポートフォリオとして公開すると案件応募時にアピールしやすくなります。

3-3. インフラ・クラウドエンジニア

インフラ・クラウドエンジニアは、サーバー、ネットワーク、クラウド環境の設計・構築・運用を行う仕事です。近年はAWS、Google Cloud、Microsoft Azureなどのクラウド環境を扱う案件が多くあります。

仕事内容の例としては、サーバー構築、クラウド移行、セキュリティ設定、監視体制の整備、障害対応などがあります。企業のシステムを安定稼働させる重要な役割のため、経験者は高単価を狙いやすい職種です。

未経験から挑戦する場合は、Linux、ネットワーク基礎、クラウドサービスの基本を学び、資格取得や検証環境の構築で実績を作るのがおすすめです。

3-4. データ分析・データサイエンティスト

データ分析・データサイエンティストは、企業が持つデータを分析し、売上改善や業務効率化につなげる仕事です。

たとえば、ECサイトの購入データを分析してリピート率を高める施策を提案したり、広告データを分析して費用対効果を改善したりします。必要なスキルには、Excel、SQL、Python、統計、BIツール、機械学習の基礎などがあります。

高単価を目指しやすい一方で、単にデータを集計するだけではなく、「分析結果から何を改善すべきか」を提案できる力が求められます。

3-5. ノーコード・ローコード制作

ノーコード・ローコード制作は、プログラミングをほとんど使わずにWebサイト、LP、アプリ、業務ツールなどを制作する仕事です。STUDIO、Wix、Shopify、Bubble、Notion、kintoneなどのツールを使う案件があります。

エンジニアほど高度なプログラミングスキルがなくても始めやすく、未経験からWeb制作に挑戦したい人に向いています。ただし、ツールの操作だけでなく、デザイン、導線設計、業務理解、クライアントへのヒアリング力が重要です。

小規模サイト制作や業務効率化ツールの構築から始め、実績を積むことで継続案件につなげやすくなります。

4. クリエイティブ系フリーランスの仕事例

4-1. Webデザイナー

Webデザイナーは、Webサイト、LP、バナー、広告画像などをデザインする仕事です。見た目を整えるだけでなく、ユーザーが情報を理解しやすく、問い合わせや購入につながりやすいデザインを考える必要があります。

必要なスキルは、Figma、Photoshop、Illustrator、HTML/CSSの基礎、配色、レイアウト、タイポグラフィなどです。未経験から始める場合は、架空サイトやバナーを制作してポートフォリオを作ることが第一歩です。

4-2. UI/UXデザイナー

UI/UXデザイナーは、アプリやWebサービスの使いやすさを設計する仕事です。UIは画面の見た目や操作性、UXはユーザーがサービスを使ったときの体験全体を指します。

たとえば、会員登録の流れを分かりやすくしたり、購入ボタンまでの導線を改善したり、ユーザー調査をもとに画面設計を見直したりします。

Webデザイナーよりも上流工程に関わることが多く、サービス改善に直結するため、高単価を目指しやすい職種です。

4-3. グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーは、ロゴ、名刺、チラシ、パンフレット、ポスター、パッケージなどを制作する仕事です。紙媒体だけでなく、SNS画像や広告クリエイティブなど、デジタル領域の案件もあります。

必要なスキルは、Illustrator、Photoshop、印刷知識、ブランド理解、情報整理力などです。地域の店舗や個人事業主向けに提案しやすいため、知人紹介や直接営業とも相性がよい仕事です。

4-4. イラストレーター

イラストレーターは、Web記事の挿絵、SNSアイコン、キャラクター、書籍イラスト、広告イラスト、LINEスタンプなどを制作する仕事です。

自分の絵柄や世界観が強みになるため、SNSで作品を発信し、ポートフォリオサイトにまとめることが重要です。最初は低単価になりやすいですが、企業案件、書籍案件、キャラクターデザイン案件などに広がると収入を伸ばしやすくなります。

4-5. 動画編集者

動画編集者は、YouTube動画、広告動画、ショート動画、セミナー動画、採用動画などを編集する仕事です。カット、テロップ、BGM、効果音、サムネイル制作などを担当します。

Premiere Pro、After Effects、CapCutなどの編集ソフトを使う案件が多く、未経験から始めやすい職種のひとつです。ただし、参入者も多いため、テンポのよい編集、企画理解、サムネイル改善、視聴維持率を意識した編集などで差別化する必要があります。

4-6. カメラマン・フォトグラファー

カメラマン・フォトグラファーは、人物、商品、店舗、イベント、結婚式、プロフィール写真などを撮影する仕事です。撮影だけでなく、レタッチ、納品管理、撮影ディレクションまで担当することもあります。

在宅完結は難しいものの、地域密着で仕事を取りやすい点が特徴です。美容室、飲食店、個人サロン、不動産会社、採用活動を行う企業などに需要があります。

5. ライティング・編集・発信系フリーランスの仕事例

5-1. Webライター

Webライターは、Webメディアや企業ブログの記事を書く仕事です。未経験から始めやすいフリーランスの代表例で、パソコンとインターネット環境があれば挑戦できます。

仕事内容は、記事構成の作成、本文執筆、取材、リライト、WordPress入稿などです。最初は文字単価が低い案件から始まることもありますが、専門ジャンルを持つことで単価を上げやすくなります。

金融、医療、美容、転職、不動産、IT、法律、BtoBなど、専門性が高いジャンルは高単価につながりやすい傾向があります。

5-2. SEOライター

SEOライターは、検索エンジンからの流入を増やすことを目的に記事を書く仕事です。単に文章を書くのではなく、検索意図、キーワード、競合記事、見出し構成、内部リンク、読者の悩みを考えながら記事を作成します。

「フリーランス 例」のようなキーワードで上位表示を狙う記事では、読者が知りたい仕事例、収入例、始め方、注意点を網羅することが重要です。

WebライターからSEOライターへスキルを広げると、構成作成や記事改善まで任されやすくなり、単価アップにつながります。

5-3. 編集者・ディレクター

編集者・ディレクターは、記事やコンテンツの企画、ライター管理、スケジュール管理、品質チェックを行う仕事です。自分で書くだけでなく、チーム全体の成果物を管理する立場です。

Webライターとして経験を積んだ後に、編集者やディレクターへステップアップする人も多くいます。記事の品質管理、SEOの知識、フィードバック力、クライアントとの調整力が求められます。

5-4. ブロガー・アフィリエイター

ブロガー・アフィリエイターは、自分のブログを運営し、広告収入やアフィリエイト報酬を得る働き方です。案件を受注する仕事とは異なり、自分のメディアを育てて収益化する点が特徴です。

すぐに収入が発生するわけではありませんが、記事が検索上位に表示されるようになると、継続的な収益につながる可能性があります。WebライターやSEOライターと相性がよく、実績作りにも活用できます。

5-5. YouTuber・動画クリエイター

YouTuber・動画クリエイターは、動画を企画・撮影・編集・配信し、広告収入、企業案件、商品販売などで収益化する働き方です。

顔出しをする人もいれば、解説動画、Vlog、ゲーム実況、教育系動画、ショート動画など、さまざまな形式があります。動画編集スキル、企画力、話し方、サムネイル制作、分析力が必要です。

収入の安定には時間がかかるため、動画編集やSNS運用代行などの受託案件と組み合わせるとリスクを下げやすくなります。

5-6. SNS運用代行

SNS運用代行は、企業や個人のInstagram、X、TikTok、YouTube Shortsなどの運用をサポートする仕事です。投稿作成、画像制作、文章作成、コメント対応、分析レポート作成などを行います。

未経験から始めやすい一方で、成果を出すにはターゲット設計、投稿企画、数値分析、改善提案が欠かせません。自分のSNSアカウントを育てておくと、実績として提示しやすくなります。

6. マーケティング・営業系フリーランスの仕事例

6-1. Webマーケター

Webマーケターは、WebサイトやSNS、広告、メール、SEOなどを活用して、企業の集客や売上向上を支援する仕事です。

仕事内容は、アクセス解析、改善提案、広告施策、LP改善、SNS施策、メルマガ運用など多岐にわたります。企業の売上に直結しやすいため、成果を出せる人は高単価を狙いやすい職種です。

未経験から目指す場合は、自分のブログやSNSを運用し、アクセス数や問い合わせ数を伸ばした実績を作るとよいでしょう。

6-2. 広告運用代行

広告運用代行は、Google広告、Yahoo!広告、Meta広告、LINE広告、TikTok広告などを運用する仕事です。広告文やバナーを作成し、予算配分を調整しながら、問い合わせや購入につながるよう改善します。

少額でも広告費を扱うため、数値管理や報告の正確さが求められます。広告費に対して成果を改善できれば、月額契約や成果報酬型の案件につながりやすい仕事です。

6-3. SEOコンサルタント

SEOコンサルタントは、Webサイトの検索順位や検索流入を改善する仕事です。キーワード調査、サイト構造の改善、記事設計、内部リンク設計、リライト提案、競合分析などを行います。

SEOライターやWebディレクターとして経験を積んだ後に、SEOコンサルタントへ広げる人もいます。記事を書く作業者ではなく、サイト全体の成果を改善する立場になるため、単価も上がりやすくなります。

6-4. 営業代行

営業代行は、企業の商品やサービスを代わりに提案・販売する仕事です。テレアポ、問い合わせ対応、商談、クロージング、営業資料作成などを担当します。

営業経験がある人は、フリーランスとして独立しやすい職種のひとつです。成果報酬型の案件もありますが、収入が不安定になりやすいため、固定報酬と成果報酬を組み合わせた契約が理想です。

6-5. カスタマーサクセス代行

カスタマーサクセス代行は、既存顧客がサービスを継続利用できるように支援する仕事です。SaaS企業やオンラインサービスを提供する企業で需要があります。

仕事内容は、導入サポート、利用状況の確認、顧客への提案、解約防止、マニュアル作成などです。営業、サポート、マーケティングの中間のような役割で、コミュニケーション力と課題解決力が求められます。

7. 事務・バックオフィス系フリーランスの仕事例

7-1. オンライン秘書

オンライン秘書は、経営者や個人事業主の業務をオンラインでサポートする仕事です。スケジュール調整、メール対応、資料作成、予約手配、請求書作成、リサーチなどを行います。

特別な資格がなくても始めやすく、事務経験や秘書経験がある人には向いています。丁寧な対応、正確な作業、先回りして動く力が評価されやすい職種です。

7-2. 事務代行

事務代行は、企業や個人事業主の事務作業を外部からサポートする仕事です。データ入力、資料作成、リスト作成、ファイル整理、議事録作成、問い合わせ対応などがあります。

未経験からでも始めやすい一方で、単価は高くなりにくい傾向があります。Excel、Googleスプレッドシート、Notion、Chatwork、Slackなどのツールを使えると案件の幅が広がります。

7-3. 経理代行

経理代行は、記帳、請求書発行、入金確認、経費精算、会計ソフト入力などを行う仕事です。簿記の知識や経理経験がある人に向いています。

個人事業主や小規模企業は、経理業務を外注したいニーズがあります。正確性が求められるため、信頼を得られれば継続契約につながりやすい仕事です。

7-4. 人事・採用代行

人事・採用代行は、企業の採用活動をサポートする仕事です。求人票の作成、応募者対応、面接日程の調整、スカウト送信、採用広報、候補者管理などを行います。

人事経験や採用経験がある人は、フリーランスとして活動しやすい職種です。採用市場の理解、文章力、調整力、候補者対応の丁寧さが求められます。

7-5. カスタマーサポート

カスタマーサポートは、顧客からの問い合わせに対応する仕事です。メール、チャット、電話、FAQ作成、マニュアル整備などを担当します。

在宅でできる案件も多く、接客経験や事務経験がある人に向いています。対応品質がサービスの印象に直結するため、分かりやすい文章、冷静な対応、正確な情報共有が重要です。

8. 専門スキル・対人サービス系フリーランスの仕事例

8-1. 翻訳家

翻訳家は、文章や動画、Webサイト、契約書、マニュアルなどを別の言語に翻訳する仕事です。英語だけでなく、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語など、さまざまな言語に需要があります。

一般的な翻訳よりも、医療、法律、IT、金融、特許など専門分野の翻訳は高単価になりやすい傾向があります。語学力だけでなく、分野知識と日本語表現力も重要です。

8-2. 講師・オンライン家庭教師

講師・オンライン家庭教師は、学習指導やスキル指導を行う仕事です。小中高生向けの勉強、英会話、プログラミング、デザイン、資格対策、ビジネススキルなど、教えられる内容は幅広くあります。

オンラインで完結できるため、地方在住でも始めやすい仕事です。個別指導、グループ講座、動画教材販売など、複数の収益化方法があります。

8-3. コーチ・カウンセラー

コーチ・カウンセラーは、相談者の悩みや目標に寄り添い、行動や思考の整理をサポートする仕事です。キャリア相談、起業相談、ライフコーチング、メンタルサポートなどがあります。

信頼が重要な仕事のため、実績、資格、専門分野、発信内容が選ばれる理由になります。無資格で名乗れる領域もありますが、相談者の人生に関わる仕事であるため、知識や倫理観を持って活動することが大切です。

8-4. パーソナルトレーナー

パーソナルトレーナーは、運動指導、食事管理、ボディメイク、健康習慣のサポートを行う仕事です。ジムでの対面指導のほか、オンライン指導や動画教材販売を行う人もいます。

資格が必須ではないケースもありますが、身体に関わる仕事のため、解剖学、栄養学、トレーニング理論、安全管理の知識が必要です。SNSで実績や指導事例を発信すると集客につながりやすくなります。

8-5. 美容師・ネイリスト

美容師やネイリストも、フリーランスとして働ける仕事例のひとつです。サロン業務委託、面貸し、出張施術、自宅サロン、訪問美容などの働き方があります。

技術力だけでなく、リピート率を高める接客、予約管理、SNS集客、口コミづくりが重要です。地域密着型のフリーランスとして独立したい人に向いています。

8-6. ハンドメイド作家・EC販売

ハンドメイド作家・EC販売は、自分で作った商品や仕入れた商品を販売する仕事です。アクセサリー、雑貨、布小物、イラストグッズ、デジタル商品など、販売できるものは多岐にわたります。

ECモール、ハンドメイドマーケット、ネットショップ、SNSを組み合わせて販売します。作品の魅力だけでなく、写真、商品説明、価格設定、発送対応、リピート施策も収入に影響します。

9. 未経験から始めやすいフリーランス職種の選び方

9-1. スキルなしから始めるなら実績を作りやすい職種を選ぶ

未経験からフリーランスを目指すなら、最初は実績を作りやすい職種を選ぶことが大切です。たとえば、Webライター、SNS運用代行、動画編集、オンライン秘書、事務代行などは、比較的小さな案件から始めやすい仕事です。

最初から高単価案件を狙うよりも、「納期を守る」「丁寧に連絡する」「修正に対応する」といった基本を徹底し、クライアントからの評価を積み上げましょう。

9-2. 在宅で始めたいならPC1台で完結する仕事を選ぶ

在宅で始めたい人は、パソコン1台で完結する仕事を選びましょう。Webライター、Webデザイナー、動画編集者、オンライン秘書、SNS運用代行、広告運用代行、経理代行などが代表例です。

在宅ワークは自由に見えますが、作業環境を整えることも重要です。インターネット環境、作業用デスク、連絡ツール、ファイル管理、セキュリティ対策を整えることで、仕事の効率と信頼性が上がります。

9-3. 高収入を目指すなら需要が高い専門職を選ぶ

高収入を目指すなら、企業の売上や業務効率に直結する専門職を選ぶのがおすすめです。Webエンジニア、クラウドエンジニア、データ分析、Webマーケター、広告運用代行、SEOコンサルタントなどが該当します。

これらの職種は学習時間が必要ですが、スキルが蓄積されるほど単価を上げやすくなります。短期的な始めやすさだけでなく、3年後、5年後にどのような専門性を持ちたいかを考えて選びましょう。

9-4. 好きなことより「継続できること」で選ぶ

フリーランスの仕事選びでは、「好きなこと」だけで選ぶと続かないことがあります。なぜなら、仕事には営業、修正対応、納期管理、クライアント対応など、好きな作業以外の時間も多いからです。

大切なのは、好きかどうかに加えて、継続できるかどうかです。毎日学べるか、改善を楽しめるか、人に価値を提供できるかを基準にすると、長く続けやすい職種を選びやすくなります。

9-5. 迷ったときの職種診断チェックリスト

職種選びに迷ったときは、次のチェックリストを使ってみましょう。

質問向いている仕事例
文章を書くのが苦にならないWebライター、SEOライター、編集者
デザインや見た目を整えるのが好きWebデザイナー、グラフィックデザイナー
数字を見て改善するのが好きWebマーケター、広告運用、データ分析
人をサポートするのが得意オンライン秘書、事務代行、カスタマーサポート
人に教えるのが好き講師、オンライン家庭教師、コーチ
技術を深く学ぶのが好きエンジニア、クラウドエンジニア、データサイエンティスト
SNSを見る・投稿するのが好きSNS運用代行、動画クリエイター

すべてに当てはまる必要はありません。まずは1つ選び、3か月ほど集中して学びながら小さな実績を作るのがおすすめです。

10. フリーランスの収入例|職種別の単価・月収・年収の目安

10-1. 未経験者の収入例

未経験者の収入は、最初は月0円〜5万円程度から始まることも珍しくありません。特に実績がない段階では、案件に応募しても採用されにくかったり、低単価案件からのスタートになったりします。

ただし、初期の目的は高収入よりも実績作りです。納品実績、クライアント評価、ポートフォリオが増えると、次の案件に応募しやすくなります。

職種例未経験初期の収入目安
Webライター月1万〜5万円
動画編集月1万〜5万円
SNS運用代行月1万〜5万円
オンライン秘書月2万〜8万円
Webデザイン月3万〜10万円

10-2. 副業フリーランスの収入例

副業フリーランスの場合、月3万〜10万円を最初の目標にすると現実的です。平日夜や休日に作業するため、受けられる案件数には限りがあります。

副業の例月収目安
Webライターで月4〜8本執筆月3万〜10万円
動画編集を月2〜5本対応月3万〜10万円
SNS運用を1〜2社担当月5万〜15万円
オンライン秘書を週5〜10時間月3万〜8万円
ブログ・アフィリエイト運営月0円〜10万円以上

副業で大切なのは、本業に支障を出さない範囲で継続することです。いきなり多くの案件を受けると、納期遅れや品質低下につながるため注意しましょう。

10-3. 専業フリーランスの収入例

専業フリーランスになると、稼働時間を増やせるため収入の上限は広がります。ただし、案件が途切れるリスクもあるため、複数の収入源を持つことが重要です。

職種例専業の月収目安
Webライター月20万〜50万円
Webデザイナー月25万〜60万円
Webエンジニア月40万〜100万円以上
Webマーケター月30万〜80万円以上
オンライン秘書月15万〜40万円
動画編集者月20万〜60万円

同じ職種でも、スキル、営業力、実績、対応範囲によって収入は大きく変わります。作業だけを請け負うよりも、企画、改善提案、運用まで対応できる人のほうが単価は上がりやすくなります。

10-4. 高収入を目指しやすい職種の特徴

高収入を目指しやすい職種には、共通点があります。

特徴具体例
企業の売上に直結する広告運用、SEO、Webマーケティング
専門性が高いエンジニア、データ分析、クラウド設計
代替されにくい戦略設計、要件定義、コンサルティング
継続契約になりやすいSNS運用、経理代行、マーケティング支援
成果を数字で示せるCV数、売上、アクセス数、解約率改善

高収入を目指すなら、「作業をこなす人」から「成果を改善する人」へ移行することが重要です。

10-5. 収入が安定しない人と伸びる人の違い

収入が安定しない人は、単発案件だけに依存していたり、営業を止めてしまったり、スキルアップを後回しにしたりする傾向があります。

一方で、収入が伸びる人は、継続案件を増やし、既存クライアントに追加提案を行い、自分の専門分野を明確にしています。また、納品後に「次に改善できること」を提案できる人は、信頼されやすくリピートにつながります。

11. フリーランスに必要なスキル・準備

11-1. 職種別に必要なスキル

フリーランスに必要なスキルは職種によって異なりますが、どの仕事にも共通する基礎スキルがあります。

共通スキル内容
コミュニケーション力要望確認、報告、相談、提案を丁寧に行う
自己管理力納期、作業時間、体調を管理する
営業力案件に応募し、自分の強みを伝える
学習力新しいツールや市場の変化に対応する
事務処理力見積書、請求書、契約書、確定申告に対応する

職種ごとの専門スキルに加えて、ビジネスの基本を身につけることで、クライアントから信頼されやすくなります。

11-2. ポートフォリオ・実績の作り方

ポートフォリオとは、自分のスキルや実績をまとめた資料やWebページのことです。未経験者でも、架空案件や自主制作を掲載することでアピールできます。

たとえば、Webライターならサンプル記事、Webデザイナーなら架空のLPやバナー、動画編集者なら編集サンプル、SNS運用代行なら自分のアカウント運用実績を掲載できます。

ポートフォリオには、制作物だけでなく、目的、担当範囲、工夫した点、成果、使用ツールも書きましょう。

11-3. 開業届・税金・確定申告の基礎

フリーランスとして継続的に収入を得る場合、税金や確定申告の知識が必要です。個人で事業を始める場合は開業届の提出手続きがあり、青色申告を利用したい場合には青色申告承認申請の手続きも確認しておく必要があります。国税庁+1

また、売上、経費、請求書、領収書を日頃から整理しておくことが大切です。会計ソフトを使えば、記帳や確定申告の負担を減らしやすくなります。

11-4. 契約書・請求書・見積書の準備

フリーランスは、口約束だけで仕事を進めるとトラブルになりやすいです。契約前に、業務範囲、報酬、納期、修正回数、支払日、著作権、途中解約時の扱いを確認しましょう。

フリーランスへの業務委託では、発注事業者に取引条件の明示や報酬支払期日などが求められる制度も整備されています。厚生労働省の情報では、フリーランス・事業者間取引適正化等法が2024年11月1日に施行され、取引条件の明示、給付を受領した日から原則60日以内の報酬支払、ハラスメント対策の体制整備などが義務付けられています。厚生労働省

11-5. 仕事用のSNS・ブログ・プロフィール整備

案件獲得には、仕事用のSNS、ブログ、ポートフォリオ、プロフィールページを整えることも有効です。

プロフィールには、対応できる業務、得意分野、実績、料金目安、連絡方法を分かりやすく書きましょう。特に未経験者は、何ができるのかが伝わりにくいため、「誰に、どんな価値を提供できるか」を明確にすることが大切です。

12. フリーランス案件の獲得方法

12-1. クラウドソーシングで案件を探す

クラウドソーシングは、未経験者が最初の実績を作りやすい案件獲得方法です。Webライティング、デザイン、動画編集、事務代行、SNS運用など、幅広い案件があります。

ただし、応募者が多く単価が低い案件もあるため、提案文で差別化することが重要です。「できます」だけでなく、相手の課題を理解し、どのように役立てるかを具体的に伝えましょう。

12-2. フリーランスエージェントを活用する

フリーランスエージェントは、企業案件を紹介してくれるサービスです。特にエンジニア、デザイナー、マーケター、PM、コンサル系の職種と相性がよい傾向があります。

一定の実務経験が求められる案件が多いものの、単価が高く、継続案件につながりやすい点がメリットです。専業フリーランスとして安定収入を目指す人は、複数のエージェントに登録して比較するとよいでしょう。

12-3. SNS・ブログから仕事につなげる

SNSやブログで発信していると、企業や個人から直接依頼が来ることがあります。たとえば、Webライターなら執筆ノウハウ、デザイナーなら制作実績、SNS運用代行なら投稿改善例を発信すると、仕事につながりやすくなります。

発信内容は、日記ではなく「依頼したい人が見て安心できる情報」にすることがポイントです。実績、得意分野、対応範囲、料金目安、問い合わせ先を分かりやすく掲載しましょう。

12-4. 知人・前職・紹介経由で案件を得る

フリーランスの案件獲得では、知人や前職からの紹介も重要です。すでに信頼関係があるため、初回の案件につながりやすい方法です。

独立前に、前職の同僚、取引先、友人に「このような仕事を始めた」と伝えておくと、思わぬ紹介が生まれることがあります。ただし、前職の就業規則や競業避止義務、守秘義務には注意しましょう。

12-5. 企業へ直接営業する

企業へ直接営業する方法もあります。問い合わせフォーム、メール、SNSのDMなどから、自分のサービスを提案します。

直接営業では、相手の課題に合わせた提案が重要です。たとえば、「記事を書けます」ではなく、「貴社のサービス紹介ページに関連するSEO記事を作成し、検索流入を増やす支援ができます」と伝えるほうが具体的です。

12-6. 継続案件につなげる提案文の作り方

継続案件につなげるには、初回提案の時点で「長く任せたい」と思ってもらうことが大切です。

提案文には、次の内容を入れましょう。

項目内容
あいさつ簡潔で丁寧に書く
相手の課題理解募集内容を読んだことが伝わるように書く
対応できること業務範囲を具体的に書く
実績・サンプル関連する実績や自主制作を提示する
納期・稼働時間対応可能なスケジュールを明記する
追加提案改善案やサポート範囲を添える

テンプレートを使い回すだけではなく、案件ごとに相手の状況に合わせて書くことで採用率が上がります。

13. 未経験からフリーランスになる手順

13-1. 目指す職種を決める

まずは、目指す職種を1つ決めましょう。興味がある仕事を複数試すのはよいですが、最初から何でもやろうとすると学習も実績作りも中途半端になりやすいです。

未経験なら、Webライター、SNS運用代行、動画編集、オンライン秘書、Webデザインなど、比較的始めやすい職種から検討するとよいでしょう。

13-2. 必要なスキルを学ぶ

職種を決めたら、必要なスキルを学びます。学習方法は、書籍、動画講座、スクール、オンライン教材、実務経験などがあります。

大切なのは、学習だけで終わらせないことです。インプットと同時に、サンプル制作や模擬案件に取り組み、手を動かしながら学びましょう。

13-3. 小さな実績を作る

未経験者が案件を取るには、小さくても実績が必要です。最初は自主制作、知人の手伝い、低単価案件、無料モニターなどで実績を作る方法があります。

ただし、無料や低単価の仕事を長く続ける必要はありません。目的はあくまで実績作りです。一定の制作物や評価が集まったら、単価アップを目指しましょう。

13-4. ポートフォリオを作成する

実績ができたら、ポートフォリオを作成します。ポートフォリオには、制作物、担当範囲、使用ツール、制作意図、成果を掲載しましょう。

未経験の場合でも、架空案件や自主制作を載せて問題ありません。その際は、実案件と誤解されないように「自主制作」と明記することが大切です。

13-5. 案件に応募する

ポートフォリオができたら、クラウドソーシング、求人サイト、SNS、知人紹介などで案件に応募します。

最初は不採用が続くこともありますが、提案文を改善しながら応募を続けましょう。応募数、返信率、採用率を記録すると、どこを改善すべきか分かりやすくなります。

13-6. 継続案件・単価アップを目指す

初案件を獲得したら、納期を守り、丁寧にコミュニケーションを取り、期待以上の価値を提供することを意識しましょう。

納品後には、「次回はこの部分も改善できます」「継続的にサポートできます」と提案することで、単発案件から継続案件につながる可能性があります。収入を安定させるには、新規案件を取り続けるよりも、継続案件を増やすことが重要です。

14. フリーランスになる前に知っておきたい注意点

14-1. 収入が不安定になりやすい

フリーランスは、会社員のように毎月決まった給与が保証されているわけではありません。案件が多い月もあれば、少ない月もあります。

生活費の3〜6か月分ほどの貯金を用意してから独立すると、精神的な余裕を持ちやすくなります。未経験者は、いきなり専業になるよりも、副業で実績と収入を作ってから独立を検討するのがおすすめです。

14-2. 営業・事務・税務も自分で行う必要がある

フリーランスは、本業の作業だけをしていればよいわけではありません。営業、契約、請求、入金確認、経費管理、確定申告、スケジュール管理も自分で行う必要があります。

これらの業務を後回しにすると、報酬未払い、納期遅れ、税務トラブルにつながる可能性があります。最初から完璧にできなくても、テンプレートやツールを活用して仕組み化しましょう。

14-3. 契約トラブルを防ぐ必要がある

フリーランスでは、契約内容があいまいなまま仕事を始めると、追加作業、報酬未払い、納期変更、著作権の扱いなどでトラブルになることがあります。

契約前に、業務範囲、報酬額、支払日、納期、修正回数、納品形式、キャンセル時の扱いを確認しましょう。契約や報酬未払いなどで困った場合、厚生労働省委託事業として運営されている「フリーランス・トラブル110番」のような相談窓口もあります。フリーランス・トラブル110番〖厚生労働省委託事業・第二東京弁護士会運営〗

14-4. スキルアップを続けないと案件が減る

フリーランスは、スキルアップを続けないと案件が減ることがあります。ツール、アルゴリズム、デザインの流行、広告媒体、AI活用など、市場は常に変化しています。

今できる仕事だけに依存するのではなく、関連スキルを広げることが大切です。たとえば、WebライターならSEOや取材、動画編集者ならサムネイルや企画、デザイナーならマーケティングやUI/UXを学ぶと、対応範囲が広がります。

14-5. 孤独や自己管理の難しさがある

フリーランスは一人で作業する時間が多いため、孤独を感じやすい働き方です。また、上司や同僚が管理してくれるわけではないため、生活リズムが乱れることもあります。

作業時間を決める、定期的に人と話す、コミュニティに参加する、運動習慣を作るなど、心身の管理も仕事の一部として考えましょう。

15. フリーランスの仕事例に関するよくある質問

15-1. 未経験でもフリーランスになれる?

未経験でもフリーランスになることは可能です。ただし、未経験のままいきなり高単価案件を獲得するのは簡単ではありません。

まずは職種を決め、基礎スキルを学び、サンプルや小さな実績を作ることが重要です。副業から始めて、月5万円、月10万円と収入を増やしてから独立を検討するとリスクを抑えられます。

15-2. スキルなしでも始めやすい仕事は?

スキルなしから始めやすい仕事には、Webライター、事務代行、オンライン秘書、SNS運用代行、カスタマーサポートなどがあります。

ただし、「スキルなしで稼げる」という意味ではありません。始めやすい仕事でも、文章力、基本的なPCスキル、ビジネスマナー、連絡の丁寧さ、納期管理は必要です。

15-3. フリーランスで月10万円を稼ぐには何をすればいい?

月10万円を目指すなら、まずは単価と件数を分解して考えましょう。

たとえば、1記事1万円のWebライティング案件を月10本受ければ月10万円です。月5万円のSNS運用案件を2社担当しても月10万円です。動画編集で1本1万円の案件を月10本担当する方法もあります。

重要なのは、月10万円に必要な案件数を逆算し、実績作り、提案、継続案件化を進めることです。

15-4. 女性におすすめのフリーランス職種は?

女性におすすめの職種は、ライフスタイルや経験によって異なります。在宅で働きたい人には、Webライター、Webデザイナー、オンライン秘書、SNS運用代行、事務代行、経理代行などが向いています。

接客経験を活かしたい人には、カスタマーサポート、カスタマーサクセス、コーチ、講師、美容系フリーランスなども選択肢になります。性別ではなく、自分の経験、得意なこと、働ける時間に合わせて選ぶことが大切です。

15-5. 在宅でできるフリーランスの仕事は?

在宅でできるフリーランスの仕事には、Webライター、SEOライター、Webデザイナー、動画編集者、SNS運用代行、オンライン秘書、事務代行、経理代行、広告運用代行、Webマーケター、エンジニアなどがあります。

在宅ワークを選ぶ際は、オンラインでの打ち合わせ、チャットツール、ファイル共有、セキュリティ管理に対応できるようにしておきましょう。

15-6. フリーランスで安定収入を得るには?

安定収入を得るには、継続案件を増やすことが重要です。単発案件だけに頼ると、毎月新しい案件を探し続ける必要があり、収入が不安定になりやすくなります。

継続案件を得るには、納期を守る、返信を早くする、品質を安定させる、改善提案を行うことが大切です。また、1社に依存しすぎず、複数のクライアントを持つことでリスクを分散できます。

15-7. まず副業から始めてもいい?

まず副業から始めるのは、とても現実的な方法です。副業であれば、会社員としての収入を確保しながら、スキル習得、実績作り、案件獲得を試せます。

副業で月5万〜10万円を安定して稼げるようになると、専業フリーランスになった後のイメージもしやすくなります。独立を急ぐよりも、実績、貯金、営業ルートを整えてから判断しましょう。

まとめ

フリーランスの仕事例には、Webエンジニア、Webデザイナー、Webライター、動画編集者、SNS運用代行、オンライン秘書、Webマーケター、経理代行、講師、翻訳家、ハンドメイド販売など、さまざまな選択肢があります。

未経験から始めやすい仕事を選ぶなら、Webライター、SNS運用代行、オンライン秘書、事務代行、動画編集などがおすすめです。在宅で働きたいなら、パソコン1台で完結する仕事を選ぶと始めやすくなります。高収入を目指すなら、エンジニア、マーケター、広告運用、SEOコンサルタント、データ分析など、需要が高い専門職を検討するとよいでしょう。

フリーランスとして成功するには、職種選びだけでなく、スキル習得、ポートフォリオ作成、案件獲得、契約管理、継続的な学習が欠かせません。

まずは自分に合いそうな仕事例を1つ選び、小さな実績を作るところから始めましょう。副業で試しながら経験を積めば、未経験からでもフリーランスとして収入を得る道は十分にあります。