WordPressのカテゴリーを並び替える方法|プラグインなし・プラグイン別に簡単解説

はじめに

WordPressでサイトを運営していると、「カテゴリーの並び順を変えたい」と感じる場面はよくあります。たとえば、サイドバーのカテゴリー一覧で重要なカテゴリーを上に表示したい、グローバルナビに並べるカテゴリーの順番を整理したい、投稿画面でよく使うカテゴリーを選びやすくしたい、といったケースです。

ただし、WordPressのカテゴリー並び替えは、どこに表示されているカテゴリーを並び替えたいのかによって方法が変わります。メニューのカテゴリー順を変えるだけならプラグインなしでも対応できますが、管理画面や自動出力されるカテゴリー一覧をドラッグ&ドロップで自由に並び替えたい場合は、プラグインを使ったほうが簡単です。

この記事では、WordPressのカテゴリーを並び替える方法を、プラグインなしの方法とプラグインを使う方法に分けて解説します。サイドバー、フッター、グローバルナビ、投稿ページ内のカテゴリー表示など、表示場所別の対処法も紹介します。

1. WordPressのカテゴリー並び替えでできること

WordPressのカテゴリー並び替えといっても、変更できる対象はひとつではありません。まずは、どのカテゴリー表示を並び替えたいのかを整理しておきましょう。

1-1. カテゴリー一覧の表示順を変更したいケース

サイドバーや固定ページ内に表示しているカテゴリー一覧の順番を変更したいケースです。

たとえば、現在はカテゴリー名の五十音順や投稿数順で表示されているものを、「初心者向け」「WordPress」「SEO」「ブログ運営」のように、読者に見てほしい順番へ並び替えたい場合があります。

WordPressのカテゴリーリストブロックは、投稿をカテゴリー別に整理して表示するためのブロックです。表示形式や階層表示などの設定はできますが、任意の順番へ細かくドラッグ&ドロップで並び替える機能は標準では限定的です。WordPress.org

そのため、完全に自由な順番にしたい場合は、メニュー機能を使うか、カテゴリー並び替え用のプラグインを使うのが一般的です。

1-2. 投稿画面のカテゴリー順を変更したいケース

投稿編集画面でカテゴリーを選ぶとき、カテゴリーの数が多いと目的のカテゴリーを探しにくくなります。

よく使うカテゴリーを上に表示したい、親カテゴリーと子カテゴリーを見やすく整理したい、不要なカテゴリーを下のほうに回したい、といった場合は、管理画面側のカテゴリー順を変更する必要があります。

ただし、投稿画面のカテゴリー選択欄の表示順は、テーマのメニュー設定とは別です。グローバルナビの順番を変えても、投稿編集画面のカテゴリー順が変わるわけではありません。

1-3. メニューやサイドバーのカテゴリー順を変更したいケース

グローバルナビ、フッターメニュー、サイドバーなどにカテゴリーリンクを表示している場合は、WordPressの「メニュー」機能で順番を変更できます。

この方法なら、プラグインなしでカテゴリーを好きな順番に並べることができます。特定のカテゴリーだけを表示したり、親子階層のように見せたりすることも可能です。

WordPress公式のサポートでも、カテゴリーを特定の順番で表示したい場合は、カスタムメニューを作成して表示する方法が案内されています。Make WordPress

1-4. プラグインなしでできる範囲とできない範囲

プラグインなしでできるのは、主に次のような並び替えです。

メニューに追加したカテゴリーリンクの順番を変える、ウィジェットやブロックの設定で表示順を変更する、テーマファイルやfunctions.phpを編集して出力順を調整する、といった方法です。

一方で、管理画面上でカテゴリーそのものをドラッグ&ドロップで直感的に並び替えたい場合や、複数のタクソノミーをまとめて管理したい場合は、プラグインを使ったほうがスムーズです。

コード編集でも対応できますが、テーマ更新時の上書きやエラーのリスクがあるため、初心者にはあまりおすすめできません。

2. WordPressのカテゴリーを並び替える前に確認すべきこと

カテゴリーの並び替え作業を始める前に、いくつか確認しておきたいポイントがあります。ここを確認せずに作業すると、「設定したのに並び替わらない」というトラブルにつながります。

2-1. 並び替えたい場所を確認する

最初に確認すべきなのは、どこのカテゴリーを並び替えたいのかです。

同じカテゴリーでも、表示場所によって管理方法が異なります。

グローバルナビのカテゴリー順を変えたいなら「外観」内のメニュー設定、サイドバーのカテゴリー一覧を変えたいならウィジェットやブロック設定、投稿編集画面のカテゴリー順を変えたいなら管理画面やプラグイン設定を確認します。

「カテゴリーの順番を変えたのに反映されない」という場合、実際には別の場所の表示順を変更していることがよくあります。

2-2. カテゴリーの親子関係を確認する

WordPressのカテゴリーには、親カテゴリーと子カテゴリーを設定できます。

たとえば、「WordPress」という親カテゴリーの下に「テーマ」「プラグイン」「設定方法」といった子カテゴリーを作ることができます。

カテゴリーを並び替えるときは、親カテゴリー同士の順番と、子カテゴリー同士の順番を分けて考える必要があります。親子関係が崩れていると、思ったように表示されなかったり、階層がわかりにくくなったりします。

管理画面の「投稿」→「カテゴリー」から、各カテゴリーの親カテゴリー設定を確認しておきましょう。

2-3. テーマやブロック設定の影響を確認する

カテゴリーの表示順は、使用しているテーマやブロックの設定に影響されることがあります。

たとえば、テーマ側でカテゴリー一覧の表示順が固定されている場合、WordPress管理画面で設定しても反映されないことがあります。また、ブロックテーマを使っている場合は、サイトエディター内のテンプレートやテンプレートパーツでカテゴリー表示が管理されていることもあります。

サイドバーやフッターにカテゴリーを表示している場合は、「外観」→「ウィジェット」または「外観」→「エディター」から、どのブロックやウィジェットが使われているか確認しましょう。

2-4. バックアップを取ってから作業する

プラグインを追加する場合や、functions.php、テーマファイルを編集する場合は、事前にバックアップを取っておきましょう。

特にfunctions.phpは、記述ミスがあるとサイト全体にエラーが出る可能性があります。編集前にファイルをコピーして保存しておく、バックアッププラグインを使う、サーバー側のバックアップ機能を確認するなど、安全な状態で作業することが大切です。

初心者の場合は、本番サイトを直接編集するのではなく、子テーマやテスト環境を使って確認してから反映するのがおすすめです。

3. プラグインなしでカテゴリーを並び替える方法

まずは、プラグインを使わずにWordPressのカテゴリーを並び替える方法を紹介します。メニューやウィジェットの表示順を変えたいだけなら、プラグインなしでも十分対応できます。

3-1. ナビゲーションメニューでカテゴリー順を変更する方法

グローバルナビやフッターメニューに表示しているカテゴリーの順番を変える場合は、WordPressのメニュー機能を使います。

管理画面から「外観」→「メニュー」を開きます。ブロックテーマを使っている場合は、「外観」→「エディター」からナビゲーションブロックを編集します。

従来のメニュー画面を使う場合は、左側の「カテゴリー」から表示したいカテゴリーにチェックを入れ、「メニューに追加」をクリックします。追加されたカテゴリーは、ドラッグ&ドロップで好きな順番に並び替えられます。

並び替えが終わったら、「メニューを保存」をクリックします。これで、サイト上のメニューに表示されるカテゴリー順が変更されます。

この方法は、特定のカテゴリーだけを表示したい場合にも便利です。すべてのカテゴリーを自動表示するのではなく、読者に見せたいカテゴリーだけを選んで配置できます。

3-2. ウィジェット・ブロックでカテゴリーの表示順を変更する方法

サイドバーやフッターにカテゴリー一覧を表示している場合は、ウィジェットやブロックの設定を確認します。

クラシックウィジェットを使っている場合は、「外観」→「ウィジェット」からカテゴリーウィジェットを編集します。ブロックウィジェットを使っている場合は、カテゴリーリストブロックを選択し、右側の設定パネルを確認します。

カテゴリーリストブロックでは、ドロップダウン表示、投稿数の表示、階層表示などを設定できます。WordPress.org

ただし、標準機能だけでは、カテゴリーを任意の順番にドラッグ&ドロップで並び替えることは難しい場合があります。その場合は、カテゴリーリンクを個別にメニュー化して表示するか、プラグインを使う方法を検討しましょう。

3-3. カテゴリー名・スラッグ・投稿数順で並び替える方法

WordPressの標準機能やテーマの設定によっては、カテゴリー名順、スラッグ順、投稿数順などで並び替えられる場合があります。

たとえば、カテゴリー名順なら「あいうえお順」やアルファベット順で整理できます。投稿数順なら、記事数の多いカテゴリーを目立たせることができます。

ただし、この方法はあくまで決められた条件に沿って並び替える方法です。「このカテゴリーを1番上にして、次にこのカテゴリーを置く」といった自由な並び替えには向いていません。

自由な順番にしたい場合は、メニューで手動配置するか、プラグインでカテゴリー順を管理しましょう。

3-4. テーマファイルを編集して任意の順番に並び替える方法

テーマファイル内でカテゴリー一覧を出力している場合は、PHPコードを編集することで任意の順番に並び替えられます。

たとえば、特定のカテゴリーIDを指定して、その順番どおりに表示する場合は、次のようなコードを使います。

PHP
<?php
wp_list_categories(array(
'include' => array(3, 8, 12, 5),
'orderby' => 'include',
'title_li' => ''
));
?>

この例では、カテゴリーIDが3、8、12、5の順番で表示されます。

カテゴリーIDは、管理画面の「投稿」→「カテゴリー」から対象カテゴリーの編集画面を開き、URL内の「tag_ID」の値で確認できます。

ただし、テーマファイルを直接編集すると、テーマ更新時に変更内容が上書きされる可能性があります。編集する場合は、子テーマを使うのが安全です。

3-5. functions.phpでカテゴリーの表示順を調整する方法

functions.phpにコードを追加して、カテゴリーの表示順を調整する方法もあります。

たとえば、特定のカテゴリー一覧だけに独自の並び順を適用したい場合、get_termsやwp_list_categoriesの引数を調整します。

PHP
function my_custom_category_order($args) {
if (!is_admin()) {
$args['orderby'] = 'name';
$args['order'] = 'ASC';
}
return $args;
}
add_filter('widget_categories_args', 'my_custom_category_order');

このコードは、カテゴリーウィジェットの表示順をカテゴリー名の昇順にする例です。

ただし、functions.phpの編集は中級者向けです。コードにミスがあるとサイトが表示されなくなることもあるため、必ずバックアップを取ってから作業してください。

4. プラグインを使ってカテゴリーを並び替える方法

カテゴリーを簡単に並び替えたい場合は、プラグインを使うのが最もわかりやすい方法です。特に、ドラッグ&ドロップで順番を変更したい場合は、専用プラグインを使うと作業がスムーズです。

4-1. Category Order and Taxonomy Terms Orderを使う方法

「Category Order and Taxonomy Terms Order」は、カテゴリーや階層型タクソノミーの順番をドラッグ&ドロップで変更できるプラグインです。親カテゴリーと子カテゴリーを視覚的に並び替えられ、フロント側の表示にもカスタム順を適用するか選べます。WordPress.org+1

使い方はシンプルです。プラグインをインストールして有効化した後、管理画面の「投稿」→「Taxonomy Order」などのメニューからカテゴリー一覧を開きます。

あとは、表示されたカテゴリーをドラッグ&ドロップで並び替え、保存するだけです。

カテゴリーの順番だけを簡単に変えたいなら、まず候補に入れたいプラグインです。

4-2. Intuitive Custom Post Orderを使う方法

「Intuitive Custom Post Order」は、投稿、固定ページ、カスタム投稿タイプ、タクソノミーなどをドラッグ&ドロップで並び替えられるプラグインです。設定画面で並び替え対象を選び、対象の一覧画面で順番を変更できます。WordPress.org+1

カテゴリーだけでなく、投稿や固定ページの順番も管理したい場合に便利です。

設定は「設定」→「Intuitive CPO」から行います。カテゴリーを並び替えたい場合は、タクソノミーの中から「カテゴリー」を有効化します。

その後、「投稿」→「カテゴリー」画面で、カテゴリーをドラッグ&ドロップして順番を変更します。

4-3. Simple Custom Post Orderを使う方法

「Simple Custom Post Order」も、投稿、固定ページ、カスタム投稿タイプ、タクソノミーをドラッグ&ドロップで並び替えられるプラグインです。WordPress管理画面の一覧上で直感的に並び替えられるのが特徴です。WordPress.org+1

カテゴリーだけでなく、記事一覧や固定ページの順番も変更したい場合に使いやすいプラグインです。

インストール後は、設定画面で並び替えたい投稿タイプやタクソノミーを有効化します。カテゴリーを対象にすると、カテゴリー一覧画面で順番をドラッグ&ドロップできるようになります。

4-4. ドラッグ&ドロップでカテゴリー順を変更する手順

プラグインによって画面名は少し異なりますが、基本的な流れはほとんど同じです。

まず、管理画面の「プラグイン」→「新規追加」を開きます。検索窓にプラグイン名を入力し、対象のプラグインをインストールして有効化します。

次に、プラグインの設定画面で「カテゴリー」または「タクソノミー」を並び替え対象に設定します。

その後、「投稿」→「カテゴリー」または専用の並び替え画面を開き、カテゴリーをドラッグ&ドロップで希望の順番に移動します。

最後に保存ボタンがある場合は保存し、サイト上の表示を確認します。キャッシュ系プラグインを使っている場合は、キャッシュの削除も行いましょう。

4-5. プラグインを使うメリット・デメリット

プラグインを使うメリットは、コードを書かずにカテゴリーを並び替えられることです。初心者でも操作しやすく、ドラッグ&ドロップで直感的に順番を変更できます。

また、カテゴリー以外のタクソノミーや投稿タイプにも対応しているプラグインを選べば、サイト全体の並び順をまとめて管理できます。

一方で、デメリットもあります。プラグインを増やすと、サイトの管理項目が増えます。また、テーマや他のプラグインとの相性によっては、並び順が反映されないこともあります。

カテゴリーの並び替えだけが目的なら、機能がシンプルなプラグインを選ぶのがおすすめです。

5. 表示場所別のカテゴリー並び替え手順

ここからは、表示場所ごとにカテゴリーの並び替え方法を解説します。WordPressでは、同じカテゴリーでも表示場所によって設定方法が異なるため、目的に合った方法を選びましょう。

5-1. サイドバーのカテゴリー一覧を並び替える方法

サイドバーのカテゴリー一覧を並び替えたい場合は、まずどの方法でカテゴリーを表示しているか確認します。

カテゴリーリストブロックやカテゴリーウィジェットを使っている場合、標準設定で変更できる表示順には限りがあります。任意の順番にしたい場合は、カテゴリーをメニューとして作成し、そのメニューをサイドバーに表示する方法が便利です。

手順は次のとおりです。

「外観」→「メニュー」で新しいメニューを作成し、表示したいカテゴリーを追加します。ドラッグ&ドロップで順番を整え、保存します。

その後、「外観」→「ウィジェット」でナビゲーションメニュー、またはブロックテーマならナビゲーション系ブロックを使い、作成したカテゴリー用メニューをサイドバーに配置します。

これで、任意の順番でカテゴリーを表示できます。

5-2. フッターメニューのカテゴリーを並び替える方法

フッターにカテゴリーリンクを表示している場合も、メニュー機能で並び替えるのが簡単です。

「外観」→「メニュー」を開き、フッター用メニューを選択します。カテゴリー項目をドラッグ&ドロップで並び替え、保存します。

ブロックテーマの場合は、「外観」→「エディター」からフッター部分のテンプレートパーツを編集し、ナビゲーションブロック内のカテゴリーリンクを並び替えます。

フッターはサイト全体で共通表示されることが多いため、読者が迷わないように主要カテゴリーだけを厳選して配置するのがおすすめです。

5-3. グローバルナビのカテゴリーを並び替える方法

グローバルナビのカテゴリー順を変更する場合は、メニュー設定またはサイトエディターを使います。

クラシックテーマの場合は、「外観」→「メニュー」でグローバルナビに設定されているメニューを開きます。カテゴリー項目をドラッグ&ドロップで並び替え、「メニューを保存」をクリックします。

ブロックテーマの場合は、「外観」→「エディター」からヘッダー部分を開き、ナビゲーションブロックを編集します。表示されているカテゴリーリンクを選択し、順番を変更して保存します。

グローバルナビは読者が最もよく見る導線です。アクセスしてほしい重要カテゴリーから順番に並べると、回遊率の改善にもつながります。

5-4. 投稿ページ内のカテゴリー表示順を変更する方法

投稿ページ内に表示されるカテゴリーの順番は、テーマ側のテンプレートで制御されていることが多いです。

たとえば、記事タイトル下や本文下に「カテゴリー:WordPress、SEO、ブログ運営」のように表示されている部分です。

この順番を変更したい場合、テーマファイル内でカテゴリーを取得しているコードを調整する必要があります。

PHP
$categories = get_the_category();

このようなコードでカテゴリーを取得している場合、取得後に任意の順番へ並び替えてから表示する処理を加えます。

ただし、投稿ごとに複数カテゴリーを設定している場合、どのカテゴリーを優先表示するかを決めておく必要があります。運用ルールとして「メインカテゴリーは1つにする」と決めておくと管理しやすくなります。

5-5. カテゴリーページ一覧の表示順を変更する方法

カテゴリーページそのものの一覧を固定ページなどに表示している場合は、出力方法によって対応が変わります。

ブロックで表示している場合は、ブロック設定を確認します。テーマファイルで出力している場合は、wp_list_categoriesやget_termsの引数を調整します。プラグインで管理している場合は、プラグイン側の並び替え設定を確認します。

任意の順番にしたい場合は、Category Order and Taxonomy Terms Orderのようなタクソノミー順を管理できるプラグインを使うと簡単です。

6. カテゴリーが並び替わらないときの原因と対処法

カテゴリーを並び替えたのに反映されない場合は、いくつかの原因が考えられます。設定ミスだけでなく、キャッシュやテーマ側の制御が影響していることもあります。

6-1. キャッシュが残っている

カテゴリーの並び替え後にサイト上の表示が変わらない場合、まずキャッシュを確認しましょう。

キャッシュ系プラグイン、サーバーキャッシュ、ブラウザキャッシュ、CDNキャッシュなどが残っていると、変更前の表示が出続けることがあります。

対処法としては、キャッシュプラグインのキャッシュ削除、サーバー管理画面でのキャッシュクリア、ブラウザのスーパーリロードを試します。

スマートフォンで確認している場合は、別のブラウザやシークレットモードでも確認してみましょう。

6-2. テーマ側で表示順が固定されている

テーマによっては、カテゴリー一覧の表示順がテーマファイル内で固定されていることがあります。

たとえば、orderbyがnameやcountに指定されていると、プラグインで順番を変えてもテーマ側の指定が優先される場合があります。

この場合は、テーマファイルの該当箇所を確認し、並び順の指定を変更する必要があります。

自分で判断が難しい場合は、テーマのマニュアルを確認するか、テーマ開発元に問い合わせましょう。

6-3. プラグイン同士が干渉している

カテゴリー並び替え系プラグイン、SEO系プラグイン、カスタム投稿タイプ管理プラグインなどが同じ表示部分に影響していると、並び順がうまく反映されないことがあります。

対処法としては、一時的に関連しそうなプラグインを停止して、並び順が反映されるか確認します。

特に、同じような並び替え機能を持つプラグインを複数入れている場合は注意が必要です。カテゴリー順を管理するプラグインは、基本的にひとつに絞るのがおすすめです。

6-4. 親カテゴリーと子カテゴリーの設定が影響している

親カテゴリーと子カテゴリーがある場合、親カテゴリーの並び順と子カテゴリーの並び順は別々に管理されることがあります。

たとえば、親カテゴリーの順番は変わっているのに、子カテゴリーの順番が思ったように変わらない場合、子カテゴリー側の並び替え設定が必要です。

また、階層表示がオフになっていると、親子関係が表示に反映されないこともあります。

カテゴリーリストの設定で「階層を表示」が有効になっているか確認しましょう。

6-5. 並び替え対象の表示場所を間違えている

最も多い原因のひとつが、並び替え対象の表示場所を間違えているケースです。

たとえば、メニューのカテゴリー順を変更しても、サイドバーのカテゴリーリストブロックには反映されません。逆に、プラグインでカテゴリー順を変更しても、手動で作成したメニューの順番には反映されない場合があります。

カテゴリーが表示されている場所を確認し、その表示がメニューなのか、ブロックなのか、ウィジェットなのか、テーマファイルなのかを見極めることが大切です。

7. WordPressカテゴリー並び替えにおすすめの方法

WordPressのカテゴリー並び替えは、目的やスキルによっておすすめの方法が変わります。無理にコード編集をする必要はありません。

7-1. 初心者はプラグインを使うのがおすすめ

初心者には、プラグインを使った並び替えがおすすめです。

理由は、コードを書かずにドラッグ&ドロップで操作できるからです。Category Order and Taxonomy Terms OrderやIntuitive Custom Post Orderのようなプラグインを使えば、管理画面から視覚的にカテゴリー順を変更できます。WordPress.org+1

特に、サイドバーやカテゴリー一覧など複数の場所でカテゴリー順を統一したい場合は、プラグインを使うと管理しやすくなります。

7-2. メニューだけならプラグインなしで十分

グローバルナビやフッターメニューに表示するカテゴリーの順番を変えたいだけなら、プラグインは不要です。

WordPressのメニュー機能を使えば、カテゴリーリンクを追加して自由に並び替えられます。

サイト上のナビゲーションだけを整理したい場合は、まずメニュー機能で対応しましょう。余計なプラグインを増やさずに済むため、管理もシンプルです。

7-3. 細かく制御したい場合はコード編集がおすすめ

特定の条件でカテゴリーを並び替えたい場合や、テーマ独自の表示に合わせて細かく制御したい場合は、コード編集が向いています。

たとえば、特定のページだけカテゴリー順を変える、投稿数が多いカテゴリーだけを表示する、任意のカテゴリーID順に出力するといったカスタマイズが可能です。

ただし、コード編集は中級者以上向けです。初心者が作業する場合は、子テーマを使い、必ずバックアップを取ってから編集しましょう。

7-4. 運用しやすいカテゴリー構成に整理するコツ

カテゴリーの並び替えをする前に、カテゴリー構成そのものを見直すことも大切です。

カテゴリーが多すぎると、どれだけ並び替えても読者にとってわかりにくくなります。

基本的には、主要カテゴリーを5〜8個程度に絞り、必要に応じて子カテゴリーを作ると整理しやすくなります。

また、似た意味のカテゴリーが複数ある場合は統合しましょう。「WordPress設定」と「WordPress使い方」のように内容が重複していると、記事の分類があいまいになります。

読者が目的の記事にたどり着きやすいカテゴリー構成を意識することが、並び替え以上に重要です。

8. WordPressのカテゴリー並び替えに関するよくある質問

ここでは、WordPressのカテゴリー並び替えに関するよくある質問をまとめます。

8-1. カテゴリーの順番はSEOに影響する?

カテゴリーの順番そのものが、直接大きなSEO効果を生むわけではありません。

ただし、重要なカテゴリーを見つけやすい位置に配置すると、読者が関連ページへ移動しやすくなります。サイト内回遊が改善されれば、結果的にユーザー体験の向上につながります。

また、カテゴリー構成が整理されていると、検索エンジンにもサイト構造が伝わりやすくなります。

SEOを意識するなら、単に順番を変えるだけでなく、カテゴリー名、階層、内部リンク、カテゴリーページの内容もあわせて見直しましょう。

8-2. プラグインを削除すると並び順は戻る?

プラグインによって挙動は異なります。

プラグインが独自の順番データを保存している場合、プラグインを停止または削除すると、サイト上の表示順がWordPress標準の順番に戻ることがあります。

そのため、プラグインを削除する前に、現在のカテゴリー順をメモしておくと安心です。

また、削除後も同じ順番を維持したい場合は、メニュー機能で手動配置するか、テーマ側で並び順を指定する方法を検討しましょう。

8-3. 投稿一覧の表示順も変更できる?

はい、投稿一覧の表示順も変更できます。

ただし、カテゴリーの並び替えとは別の設定です。投稿一覧の表示順を変えたい場合は、投稿日順、更新日順、タイトル順、menu_order順などを指定します。

Intuitive Custom Post OrderやSimple Custom Post Orderのようなプラグインでは、投稿や固定ページ、カスタム投稿タイプの並び替えにも対応しています。WordPress.org+1

カテゴリー順と投稿順は別物なので、どちらを変更したいのかを分けて考えましょう。

8-4. 親カテゴリーと子カテゴリーの順番は別々に変更できる?

はい、親カテゴリーと子カテゴリーの順番は別々に変更できます。

プラグインを使う場合、親カテゴリーを並び替えたうえで、その中にある子カテゴリーもドラッグ&ドロップで整理できるものがあります。

ただし、表示側で階層表示が有効になっていないと、親子関係が見た目に反映されないことがあります。

サイドバーやカテゴリーリストで親子関係を見せたい場合は、階層表示の設定を確認しましょう。

8-5. WooCommerceの商品カテゴリーも並び替えできる?

WooCommerceの商品カテゴリーも並び替えできます。

WooCommerceでは、商品カテゴリー、タグ、属性などの商品分類を管理できます。商品カテゴリーは「商品」→「カテゴリー」から追加・編集できます。WooCommerce

商品カテゴリーの並び替えをしたい場合は、WooCommerce側の商品カテゴリー設定や、タクソノミーの並び替えに対応したプラグインを確認しましょう。

ただし、テーマやショップページの表示設定によって反映方法が異なるため、変更後は必ずショップページ、カテゴリーページ、メニュー表示を確認してください。

まとめ

WordPressのカテゴリーを並び替える方法は、表示場所によって異なります。

グローバルナビやフッターメニューのカテゴリー順を変えたいだけなら、WordPressのメニュー機能を使えばプラグインなしで対応できます。サイドバーのカテゴリー一覧を自由に並び替えたい場合も、カテゴリーをメニュー化して表示する方法が便利です。

一方で、管理画面上でカテゴリーそのものをドラッグ&ドロップで並び替えたい場合や、複数のタクソノミーをまとめて管理したい場合は、プラグインを使うのがおすすめです。

初心者は、Category Order and Taxonomy Terms Order、Intuitive Custom Post Order、Simple Custom Post Orderなどのプラグインを使うと、コードを書かずにカテゴリー順を変更できます。

細かく制御したい場合は、テーマファイルやfunctions.phpを編集する方法もありますが、バックアップと子テーマの利用を忘れないようにしましょう。

カテゴリーの並び替えは、単なる見た目の調整ではありません。読者が目的の記事にたどり着きやすくなり、サイト内回遊の改善にもつながります。まずは、どの場所のカテゴリーを並び替えたいのかを確認し、自分のサイトに合った方法で設定してみましょう。