ワードプレスのカテゴリとは?作り方・設定方法・SEOに強い使い方を初心者向けに解説

はじめに

ワードプレスでブログやサイトを運営するとき、記事を整理するうえで欠かせないのが「カテゴリ」です。カテゴリを正しく設定しておくと、読者が目的の記事を探しやすくなり、サイト全体の構造もわかりやすくなります。

一方で、カテゴリを適当に作ってしまうと、「似たカテゴリが増える」「未分類のまま公開してしまう」「カテゴリページが低品質になる」といった問題が起こりやすくなります。特にSEOを意識する場合、ワードプレスのカテゴリは単なる整理機能ではなく、検索エンジンにサイトのテーマ性を伝える重要な要素にもなります。

この記事では、ワードプレスのカテゴリとは何か、作り方や設定方法、カテゴリとタグの違い、SEOに強い使い方まで初心者向けにわかりやすく解説します。

1. ワードプレスのカテゴリとは?記事を整理する基本機能

ワードプレスのカテゴリとは、投稿記事をテーマごとに分類するための機能です。ブログの記事数が増えてくると、どの記事がどのテーマに属しているのかを整理する必要があります。そのときに使うのがカテゴリです。

たとえば、ブログ運営に関するサイトであれば、「ワードプレス」「SEO」「アフィリエイト」「ライティング」などのカテゴリを作ることで、記事を内容ごとに分類できます。

1-1. カテゴリは投稿記事をテーマごとに分類するための機能

カテゴリは、記事を大きなテーマごとに分けるために使います。ワードプレスの投稿記事には、基本的にカテゴリを設定できます。

たとえば、以下のような使い方ができます。

「ワードプレスの始め方」に関する記事は「ワードプレス」カテゴリに入れる
「検索順位を上げる方法」に関する記事は「SEO」カテゴリに入れる
「収益化の仕組み」に関する記事は「アフィリエイト」カテゴリに入れる

このように分類しておくことで、ブログ全体の構造が整理され、読者にも検索エンジンにもわかりやすいサイトになります。

1-2. カテゴリを使うと読者が関連記事を探しやすくなる

カテゴリを設定すると、読者は同じテーマの記事をまとめて読むことができます。

たとえば、ある読者が「ワードプレスのカテゴリ設定」に関する記事を読んでいる場合、その読者は「ワードプレスの初期設定」や「ワードプレスのメニュー設定」にも興味があるかもしれません。カテゴリが整理されていれば、同じカテゴリ内の記事を自然に見つけやすくなります。

結果として、サイト内の回遊率が上がり、滞在時間の向上にもつながります。

1-3. カテゴリページは同じテーマの記事一覧ページとして機能する

ワードプレスでカテゴリを作成すると、カテゴリごとの記事一覧ページが自動で生成されます。

たとえば、「ワードプレス」というカテゴリを作ると、そのカテゴリに属する記事だけを一覧で表示するカテゴリページができます。カテゴリページは、読者にとっては同じテーマの記事を探す入口になります。

また、カテゴリページを適切に設計すれば、検索エンジンに対して「このサイトにはワードプレスに関する記事がまとまっている」と伝えやすくなります。

1-4. ワードプレスでは投稿に必ず1つ以上のカテゴリが設定される

ワードプレスでは、投稿記事には必ず1つ以上のカテゴリが設定されます。カテゴリを選ばずに記事を公開した場合、初期設定では「未分類」というカテゴリに自動で振り分けられます。

ただし、「未分類」のまま公開するのはおすすめできません。読者にとって内容がわかりにくく、サイト全体の印象も悪くなります。

記事を公開する前には、必ず適切なカテゴリが設定されているか確認しましょう。

2. ワードプレスのカテゴリとタグの違い

ワードプレスには、記事を分類する機能として「カテゴリ」と「タグ」があります。どちらも記事を整理するための機能ですが、役割は異なります。

カテゴリは記事の大きな分類、タグは記事に関連する細かなキーワードとして使うのが基本です。

2-1. カテゴリは記事の大きな分類、タグは細かなキーワード

カテゴリは、記事を大きなテーマごとに分類するためのものです。一方、タグは記事の中で扱っている細かい話題やキーワードを補足するために使います。

たとえば、「ワードプレスのカテゴリ設定方法」という記事であれば、カテゴリは「ワードプレス」、タグは「カテゴリ設定」「スラッグ」「投稿編集画面」などが考えられます。

カテゴリは本棚のジャンル、タグは本につける付箋のようなイメージです。

2-2. カテゴリは階層化できるがタグは階層化できない

ワードプレスのカテゴリは、親カテゴリと子カテゴリを作って階層化できます。

たとえば、親カテゴリを「ワードプレス」とし、その下に「初期設定」「テーマ」「プラグイン」「カテゴリ設定」などの子カテゴリを作ることができます。

一方、タグは階層化できません。タグはすべて同じ階層で管理されます。そのため、サイト構造を整理する目的ではカテゴリ、記事ごとの補足情報を付ける目的ではタグを使うとわかりやすくなります。

2-3. カテゴリとタグを使い分ける具体例

たとえば、ブログ運営サイトで「ワードプレスでカテゴリを作る方法」という記事を書く場合、以下のように使い分けられます。

カテゴリ:ワードプレス
タグ:カテゴリ、カテゴリー設定、管理画面、スラッグ、SEO

旅行ブログの場合は、以下のような分け方もできます。

カテゴリ:国内旅行
タグ:京都、観光スポット、ホテル、モデルコース

カテゴリは記事の所属先、タグは記事に関連するキーワードとして考えると迷いにくくなります。

2-4. 初心者が迷いやすいカテゴリとタグの使い分け方

初心者が迷ったときは、「その分類で記事一覧ページを作りたいか」を基準にすると判断しやすくなります。

そのテーマの記事を今後も継続的に増やしていくならカテゴリにします。一方、記事内で一時的に触れる程度のキーワードであればタグにします。

カテゴリを細かくしすぎると管理が大変になり、タグを増やしすぎると似たようなタグが乱立しやすくなります。最初はカテゴリを中心に整理し、タグは必要な場合だけ使うのがおすすめです。

3. ワードプレスでカテゴリを作る前に決めておくこと

カテゴリは後から変更できますが、何度も変更するとサイト構造やURLに影響する場合があります。そのため、カテゴリを作る前にある程度の設計をしておくことが大切です。

3-1. ブログ全体のテーマから必要なカテゴリを洗い出す

まずは、ブログ全体でどのようなテーマの記事を書くのかを整理しましょう。

たとえば、ワードプレスに関するブログであれば、以下のようなカテゴリが考えられます。

ワードプレスの始め方
ワードプレスの設定
ワードプレステーマ
ワードプレスプラグイン
SEO対策
ブログ運営

最初から完璧に決める必要はありませんが、サイトの方向性に合ったカテゴリを用意することが重要です。

3-2. カテゴリ数は増やしすぎず読者が選びやすい数にする

カテゴリは多ければよいわけではありません。カテゴリ数が多すぎると、読者がどこを見ればよいのかわかりにくくなります。

初心者のうちは、まず5〜8個程度を目安にすると管理しやすいです。記事数が増えてきたら、必要に応じてカテゴリを追加したり、子カテゴリを作ったりしましょう。

1つのカテゴリに1〜2記事しかない状態が続く場合は、そのカテゴリが本当に必要か見直すことも大切です。

3-3. 親カテゴリと子カテゴリの階層を考える

カテゴリを階層化すると、より細かく記事を整理できます。

たとえば、親カテゴリを「ワードプレス」とし、その下に「初期設定」「テーマ」「プラグイン」「セキュリティ」などの子カテゴリを作る形です。

ただし、階層を深くしすぎると管理が複雑になります。初心者のうちは、親カテゴリと子カテゴリの2階層までにしておくとわかりやすいです。

3-4. SEOを意識してカテゴリ名に検索キーワードを含める

カテゴリ名には、読者が検索しそうなキーワードを自然に含めるのがおすすめです。

たとえば、「設定」だけでは何の設定かわかりにくいため、「ワードプレス設定」のように具体的にすると、読者にも検索エンジンにも内容が伝わりやすくなります。

ただし、SEOを意識しすぎて不自然なカテゴリ名にする必要はありません。読者が見て直感的に理解できる名前にすることが大切です。

3-5. 後から変更しにくいスラッグは最初に整えておく

カテゴリには「スラッグ」というURLに使われる文字列を設定できます。

たとえば、「ワードプレス」というカテゴリのスラッグを「wordpress」にすると、カテゴリページのURLに「wordpress」が含まれます。

スラッグは後から変更できますが、変更するとカテゴリページのURLが変わる場合があります。URLが変わると、SEO評価や外部リンクに影響する可能性があるため、最初に英数字でわかりやすく設定しておきましょう。

4. ワードプレスのカテゴリの作り方

ワードプレスのカテゴリは、管理画面から簡単に作成できます。ここでは基本的な作り方を順番に解説します。

4-1. 管理画面から「投稿」→「カテゴリー」を開く

まず、ワードプレスの管理画面にログインします。

左側のメニューから「投稿」にカーソルを合わせ、「カテゴリー」をクリックします。すると、カテゴリを新規追加したり、既存カテゴリを編集したりできる画面が表示されます。

4-2. カテゴリ名を入力する

「名前」の欄に、表示したいカテゴリ名を入力します。

たとえば、「ワードプレス」「SEO」「ブログ運営」など、読者が見て内容を理解しやすい名前にしましょう。

カテゴリ名はサイト上にも表示されるため、短くわかりやすい名称にすることが大切です。

4-3. スラッグを英数字で設定する

次に、スラッグを入力します。スラッグはカテゴリページのURLに使われる文字列です。

たとえば、カテゴリ名が「ワードプレス」の場合、スラッグは「wordpress」と設定します。「SEO対策」であれば「seo」や「seo-tips」などが考えられます。

日本語スラッグも設定できますが、URLが長くなったり文字化けしたように見えたりすることがあるため、基本的には英数字で設定するのがおすすめです。

4-4. 親カテゴリーを設定する

カテゴリを階層化したい場合は、親カテゴリーを選択します。

たとえば、「プラグイン」というカテゴリを「ワードプレス」の子カテゴリにしたい場合は、親カテゴリーに「ワードプレス」を選びます。

親子関係を設定しない場合は、「なし」のままで問題ありません。

4-5. 説明文を入力する

カテゴリには説明文を入力できます。

説明文には、そのカテゴリでどのような記事を扱うのかを簡潔に書きましょう。使用しているテーマによっては、カテゴリページに説明文が表示される場合があります。

SEOを意識するなら、カテゴリに関連するキーワードを自然に含めながら、読者にとってわかりやすい説明文にするのがおすすめです。

4-6. 新規カテゴリーを追加する

必要な項目を入力したら、「新規カテゴリーを追加」をクリックします。

これでカテゴリの作成は完了です。作成したカテゴリは、投稿編集画面から選択できるようになります。

5. 投稿記事にカテゴリを設定する方法

カテゴリを作成したら、投稿記事にカテゴリを設定します。カテゴリ設定は、記事を公開する前に必ず確認したい項目です。

5-1. 投稿編集画面からカテゴリを選択する

投稿編集画面を開くと、右側の設定パネルに「カテゴリー」という項目があります。

そこに作成済みのカテゴリ一覧が表示されるので、記事内容に合ったカテゴリにチェックを入れます。

たとえば、ワードプレスのカテゴリ設定に関する記事であれば、「ワードプレス」カテゴリを選択します。

5-2. 投稿画面で新しいカテゴリを追加する

投稿編集画面から新しいカテゴリを追加することもできます。

カテゴリー欄にある「新規カテゴリーを追加」をクリックし、カテゴリ名を入力すれば、その場でカテゴリを作成できます。

ただし、思いつきでカテゴリを増やすと管理しにくくなります。新しいカテゴリを追加する前に、既存カテゴリで対応できないか確認しましょう。

5-3. 複数カテゴリを設定するときの注意点

ワードプレスでは、1つの記事に複数のカテゴリを設定できます。

ただし、関連性の低いカテゴリをいくつも設定するのはおすすめできません。カテゴリは記事の主要な分類を示すものなので、基本的には1記事1カテゴリ、必要な場合でも2カテゴリ程度に抑えるとよいでしょう。

複数カテゴリを設定しすぎると、カテゴリページの内容が重複しやすくなります。

5-4. 未分類カテゴリをそのまま使わない

記事にカテゴリを設定しないまま公開すると、「未分類」に入ってしまいます。

未分類カテゴリは読者にとって意味がわかりにくく、サイトの専門性も伝わりにくくなります。初期設定のまま使わず、適切なカテゴリ名に変更するか、デフォルトカテゴリーを別のカテゴリに変更しておきましょう。

5-5. 既存記事のカテゴリを一括変更する方法

複数の記事のカテゴリをまとめて変更したい場合は、投稿一覧画面から一括編集できます。

管理画面の「投稿」→「投稿一覧」を開き、変更したい記事にチェックを入れます。次に「一括操作」から「編集」を選び、「適用」をクリックします。

カテゴリ欄で追加したいカテゴリを選び、更新すれば複数記事にまとめてカテゴリを設定できます。

6. ワードプレスのカテゴリ設定で確認すべき項目

カテゴリは作成後も編集できます。カテゴリ名やスラッグ、親子関係などは、必要に応じて見直しましょう。

6-1. カテゴリ名の変更方法

カテゴリ名を変更するには、管理画面の「投稿」→「カテゴリー」を開きます。

一覧から変更したいカテゴリにカーソルを合わせ、「編集」または「クイック編集」をクリックします。名前を変更して保存すれば、カテゴリ名が更新されます。

カテゴリ名を変更しても、スラッグを変更しなければURLは変わらない場合があります。

6-2. カテゴリスラッグの変更方法

カテゴリスラッグも、カテゴリ編集画面から変更できます。

スラッグを変更すると、カテゴリページのURLが変わる場合があります。すでに検索エンジンに評価されているページや外部からリンクされているページの場合、URL変更によってアクセスやSEO評価に影響が出る可能性があります。

変更する場合は、必要に応じてリダイレクト設定を行いましょう。

6-3. 親カテゴリ・子カテゴリの変更方法

カテゴリの親子関係も後から変更できます。

カテゴリ編集画面で「親カテゴリー」を選び直すことで、親カテゴリを変更できます。子カテゴリを親カテゴリに戻したい場合は、親カテゴリーを「なし」にします。

カテゴリ構造を変えると、テーマやパーマリンク設定によっては表示やURLに影響することがあるため、変更後は必ずサイト上で確認しましょう。

6-4. カテゴリの削除方法

不要なカテゴリは、カテゴリ一覧画面から削除できます。

削除したいカテゴリにカーソルを合わせ、「削除」をクリックします。カテゴリを削除しても、記事自体は削除されません。削除されたカテゴリに属していた記事は、別のカテゴリやデフォルトカテゴリーに振り分けられます。

削除前に、そのカテゴリに属する記事があるか確認しておきましょう。

6-5. デフォルトカテゴリーを変更する方法

ワードプレスでは、カテゴリを選ばずに投稿した場合に自動で設定されるデフォルトカテゴリーがあります。

デフォルトカテゴリーを変更するには、管理画面の「設定」→「投稿設定」を開きます。「投稿用カテゴリーの初期設定」で、デフォルトにしたいカテゴリを選択して保存します。

「未分類」のまま公開されるのを防ぐためにも、よく使うカテゴリをデフォルトに設定しておくと便利です。

6-6. カテゴリページのURL構造を確認する

カテゴリページのURLは、通常「/category/スラッグ/」のような形になります。

たとえば、スラッグが「wordpress」の場合、カテゴリページのURLは「/category/wordpress/」のようになります。

パーマリンク設定やカテゴリーベースの設定によってURL構造は変わることがあります。カテゴリページをSEOに活用するなら、URLがわかりやすい形になっているか確認しましょう。

7. カテゴリをサイト内に表示する方法

カテゴリは作るだけでなく、読者が見つけやすい場所に表示することも大切です。カテゴリへの導線を整えることで、読者が関連記事を探しやすくなります。

7-1. グローバルメニューにカテゴリを追加する

主要なカテゴリは、グローバルメニューに追加すると目立ちやすくなります。

管理画面の「外観」→「メニュー」から、カテゴリをメニューに追加できます。よく読まれるテーマやサイトの中心となるカテゴリを配置すると、読者が目的の記事にたどり着きやすくなります。

7-2. サイドバーにカテゴリ一覧を表示する

ブログ型のサイトでは、サイドバーにカテゴリ一覧を表示するのも効果的です。

「外観」→「ウィジェット」またはサイトエディターから、カテゴリ一覧ブロックやウィジェットを追加できます。

サイドバーにカテゴリを表示しておくと、記事を読んでいる途中でも別のカテゴリへ移動しやすくなります。

7-3. フッターに主要カテゴリを設置する

フッターに主要カテゴリへのリンクを設置する方法もあります。

フッターはサイト全体で共通して表示されるため、重要なカテゴリへの導線として活用できます。特に、グローバルメニューに入れきれないカテゴリや、読者に見てほしいカテゴリを配置するとよいでしょう。

7-4. パンくずリストにカテゴリを表示する

パンくずリストとは、読者が現在どの位置のページを見ているのかを示すナビゲーションです。

たとえば、「ホーム > ワードプレス > カテゴリ設定」のように表示されます。

パンくずリストにカテゴリを表示すると、読者がサイト内の位置を把握しやすくなります。また、検索エンジンにサイト構造を伝えるうえでも役立ちます。

7-5. カテゴリページへの導線を整える

カテゴリページへの導線は、グローバルメニュー、サイドバー、フッター、記事内リンクなど複数の場所に設置できます。

重要なのは、読者が自然にカテゴリページへ移動できることです。記事下に「同じカテゴリの記事」や「関連記事」を表示するのも効果的です。

カテゴリをただ作るだけでなく、読者が使いやすい形で表示しましょう。

8. SEOに強いカテゴリの使い方

ワードプレスのカテゴリは、SEOにも関係します。カテゴリを適切に設計すると、サイト全体の専門性や内部リンク構造を強化できます。

8-1. 1カテゴリに関連性の高い記事を集める

SEOに強いカテゴリを作るには、1つのカテゴリに関連性の高い記事を集めることが大切です。

たとえば、「ワードプレス」カテゴリには、ワードプレスの始め方、設定方法、テーマ、プラグイン、トラブル対処などの記事をまとめます。

関連性の低い記事が混ざると、カテゴリページのテーマがぼやけてしまいます。カテゴリごとに明確なテーマを持たせましょう。

8-2. カテゴリごとの検索意図を明確にする

カテゴリを作るときは、そのカテゴリを見る読者が何を知りたいのかを考えましょう。

たとえば、「ワードプレス初心者」というカテゴリなら、読者は初期設定や基本操作を知りたいはずです。「ワードプレスSEO」というカテゴリなら、検索順位を上げる設定や内部対策を知りたい可能性が高いです。

カテゴリごとの検索意図を明確にすると、どのような記事を追加すべきかも判断しやすくなります。

8-3. カテゴリページのタイトルと説明文を最適化する

カテゴリページのタイトルや説明文は、SEOを意識して設定しましょう。

カテゴリ名だけでなく、そのカテゴリで扱う内容がわかる説明文を入れることで、読者にも検索エンジンにもページの内容が伝わりやすくなります。

たとえば、「ワードプレス」カテゴリであれば、「ワードプレスの始め方、初期設定、テーマ、プラグイン、SEO対策を初心者向けに解説するカテゴリです」のような説明文が考えられます。

8-4. カテゴリページに独自の説明文を入れる

カテゴリページが記事一覧だけのページになっていると、独自性が弱くなりやすいです。

カテゴリページの上部に説明文を入れることで、そのページがどのようなテーマを扱っているのかを明確にできます。

説明文には、カテゴリの概要、対象読者、読める記事の内容などを入れるとよいでしょう。テーマやSEOプラグインによっては、カテゴリ説明文を表示できるものもあります。

8-5. 内部リンクでカテゴリ内の記事同士をつなぐ

カテゴリ内の記事同士を内部リンクでつなぐと、読者が関連情報を見つけやすくなります。

たとえば、「ワードプレスのカテゴリ設定方法」の記事から、「ワードプレスのメニュー設定」や「ワードプレスのパーマリンク設定」の記事へリンクすると、読者の理解が深まります。

内部リンクは、検索エンジンがサイト内の記事関係を理解するうえでも役立ちます。

8-6. 記事数が少ないカテゴリを乱立させない

カテゴリをたくさん作っても、それぞれの記事数が少ないと、カテゴリページの価値が低くなりやすいです。

1記事しかないカテゴリが大量にあると、読者にとっても使いにくくなります。カテゴリを作るときは、今後そのテーマで複数の記事を追加できるかを考えましょう。

記事数が少ないカテゴリは、似たカテゴリと統合するのも一つの方法です。

8-7. 重複コンテンツや低品質な一覧ページに注意する

カテゴリページ、タグページ、アーカイブページが似た内容になると、重複コンテンツのように見える場合があります。

特に、カテゴリとタグを同じような名前で作っていると、ほぼ同じ記事一覧ページが複数できてしまいます。

不要なタグページや内容の薄い一覧ページは、noindexを検討することもあります。ただし、重要なカテゴリページはSEOに活用できるため、安易にnoindexにせず、ページの役割を考えて判断しましょう。

9. 初心者がやりがちなカテゴリ設定の失敗例

ワードプレスのカテゴリは簡単に作れる反面、初心者ほど増やしすぎたり、使い方が曖昧になったりしがちです。よくある失敗例を確認しておきましょう。

9-1. カテゴリを細かく分けすぎる

初心者によくあるのが、カテゴリを細かく分けすぎる失敗です。

たとえば、「ワードプレス設定」「ワードプレス初期設定」「WordPress基本設定」のように、似たカテゴリを細かく作ると管理が大変になります。

カテゴリは大きな分類として使うものです。細かいキーワードはタグや記事内リンクで補いましょう。

9-2. 似た意味のカテゴリを複数作ってしまう

「SEO」「SEO対策」「検索エンジン対策」のように、似た意味のカテゴリを複数作ると、記事が分散してしまいます。

記事が分散すると、カテゴリページのテーマ性も弱くなります。似たカテゴリはできるだけ統一し、読者が迷わない名前にしましょう。

9-3. 1記事に多すぎるカテゴリを設定する

1つの記事に多くのカテゴリを設定すると、どのカテゴリに属する記事なのかがわかりにくくなります。

また、複数のカテゴリページに同じ記事が表示されるため、一覧ページ同士の内容が重複しやすくなります。

基本的には、記事のメインテーマに最も近いカテゴリを1つ選ぶのがおすすめです。

9-4. 「未分類」のまま記事を公開する

カテゴリを選ばずに記事を公開すると、「未分類」に入ります。

「未分類」は読者にとって意味がなく、サイトの印象もよくありません。記事公開前のチェック項目として、カテゴリが正しく設定されているか必ず確認しましょう。

また、デフォルトカテゴリーを変更しておくと、未分類のまま公開されるリスクを減らせます。

9-5. スラッグを日本語のままにする

カテゴリ名を日本語で作成すると、スラッグも日本語になる場合があります。

日本語スラッグはそのまま表示される場合もありますが、環境によっては長い文字列に変換されることがあります。URLが見づらくなるため、カテゴリスラッグは英数字で設定するのがおすすめです。

たとえば、「ワードプレス」なら「wordpress」、「ブログ運営」なら「blog-management」のように設定します。

9-6. カテゴリ変更後にリダイレクトを設定しない

カテゴリのスラッグやURL構造を変更した場合、古いURLから新しいURLへリダイレクトを設定することが大切です。

リダイレクトを設定しないと、古いURLにアクセスした読者が404エラーページにたどり着く可能性があります。また、検索エンジンからの評価を引き継ぎにくくなる場合もあります。

URLが変わるカテゴリ変更を行ったときは、必ずリダイレクトを確認しましょう。

10. カテゴリを整理・見直しする方法

ブログを長く運営していると、不要なカテゴリや似たカテゴリが増えてくることがあります。定期的にカテゴリを見直すことで、サイト構造をわかりやすく保てます。

10-1. 使っていないカテゴリを確認する

まずは、記事が入っていないカテゴリや、ほとんど使っていないカテゴリを確認しましょう。

管理画面の「投稿」→「カテゴリー」を開くと、各カテゴリに属している投稿数を確認できます。投稿数が0の記事は削除候補になります。

ただし、今後使う予定があるカテゴリであれば残しても問題ありません。

10-2. 似ているカテゴリを統合する

似た意味のカテゴリがある場合は、統合を検討しましょう。

たとえば、「ワードプレス設定」と「WordPress設定」が別々に存在している場合、どちらかに統一したほうがわかりやすくなります。

統合するときは、記事を新しいカテゴリに移動し、不要になったカテゴリを削除します。URLが変わる場合は、リダイレクトも忘れずに設定しましょう。

10-3. カテゴリ変更時はURL変更の影響に注意する

カテゴリのスラッグや親子関係を変更すると、カテゴリページのURLが変わる場合があります。

また、パーマリンク設定でカテゴリ名を記事URLに含めている場合、記事ページのURLにも影響する可能性があります。

カテゴリ変更を行う前に、現在のURL構造を確認し、変更後にどのページのURLが変わるのか把握しておきましょう。

10-4. リダイレクト設定でSEO評価の損失を防ぐ

URLが変わる場合は、古いURLから新しいURLへ301リダイレクトを設定します。

301リダイレクトを行うことで、読者を正しいページに案内でき、検索エンジンにもページの移転を伝えられます。

リダイレクト設定は、サーバー側で行う方法や、ワードプレスのプラグインを使う方法があります。初心者の場合は、リダイレクト用プラグインを使うと設定しやすいです。

10-5. 定期的にカテゴリ構成を見直す

カテゴリ構成は、一度作ったら終わりではありません。

記事数が増えたり、ブログの方向性が変わったりすると、最適なカテゴリ構成も変わります。3か月〜半年に一度くらいは、カテゴリごとの記事数や内容を見直すとよいでしょう。

不要なカテゴリを削除し、似たカテゴリを統合し、重要なカテゴリには記事を追加していくことで、サイト全体の専門性を高められます。

11. ワードプレスのカテゴリに関するよくある質問

ここでは、ワードプレスのカテゴリについて初心者が疑問に感じやすいポイントをまとめます。

11-1. カテゴリはいくつ作るのが適切?

カテゴリ数に明確な正解はありませんが、初心者のうちは5〜8個程度を目安にすると管理しやすいです。

重要なのは、読者が選びやすく、記事を継続的に追加できるカテゴリにすることです。1カテゴリに数記事以上入る見込みがあるかを基準に考えましょう。

11-2. 1記事に複数カテゴリを設定してもよい?

ワードプレスでは、1記事に複数カテゴリを設定できます。

ただし、SEOやサイト構造を考えると、基本的には1記事1カテゴリがおすすめです。複数カテゴリを設定する場合は、記事内容と本当に関連性が高いカテゴリだけに絞りましょう。

11-3. カテゴリ名を後から変更してもSEOに影響はある?

カテゴリ名だけを変更し、URLが変わらない場合は、大きな影響が出にくいです。

ただし、スラッグを変更してURLが変わる場合は注意が必要です。検索エンジンに評価されているカテゴリページのURLが変わると、アクセスや評価に影響する可能性があります。

URLを変更する場合は、リダイレクト設定を行いましょう。

11-4. カテゴリページはnoindexにしたほうがよい?

すべてのカテゴリページをnoindexにする必要はありません。

関連性の高い記事が集まっていて、独自の説明文があり、読者にとって役立つカテゴリページであれば、SEOに活用できます。

一方、記事数が少ないカテゴリページや、タグページと内容が重複している一覧ページは、noindexを検討してもよいでしょう。重要なのは、そのページが検索結果に表示される価値があるかどうかです。

11-5. 親カテゴリと子カテゴリはどう使い分ける?

親カテゴリは大きなテーマ、子カテゴリはその中の細かいテーマとして使います。

たとえば、親カテゴリを「ワードプレス」とし、子カテゴリに「テーマ」「プラグイン」「初期設定」を作るような使い方です。

ただし、階層を深くしすぎると管理が難しくなります。初心者は2階層までに抑えるのがおすすめです。

11-6. カテゴリとタグは両方使うべき?

カテゴリは基本的に使うべき機能です。ワードプレスの投稿には必ずカテゴリが必要で、記事を整理する中心になります。

タグは必須ではありません。記事同士を細かなキーワードでつなげたい場合に使うと便利です。ただし、タグを増やしすぎると管理が大変になり、内容の薄いタグページが増える原因にもなります。

初心者は、まずカテゴリをしっかり設計し、タグは必要に応じて使う程度で十分です。

まとめ

ワードプレスのカテゴリは、投稿記事をテーマごとに分類し、読者が関連記事を探しやすくするための重要な機能です。カテゴリを適切に設定すると、サイト全体の構造が整理され、SEOにも良い影響が期待できます。

カテゴリは記事の大きな分類、タグは細かなキーワードとして使い分けるのが基本です。カテゴリを作る前には、ブログ全体のテーマ、カテゴリ数、親子関係、カテゴリ名、スラッグをしっかり考えておきましょう。

また、SEOを意識するなら、関連性の高い記事を1つのカテゴリに集め、カテゴリページに説明文を入れ、内部リンクで記事同士をつなぐことが大切です。

初心者は、カテゴリを増やしすぎたり、「未分類」のまま公開したり、日本語スラッグのまま使ったりしないよう注意しましょう。記事数が増えてきたら、定期的にカテゴリを整理し、読者にも検索エンジンにもわかりやすいサイト構造を保つことが重要です。