ワードプレスをクラシックエディタに戻す方法|設定・使い方・ブロックエディタとの切り替えまで徹底解説
はじめに
ワードプレスで記事を書こうとしたとき、「以前の投稿画面と違って使いにくい」「ブロックエディタでは思うように装飾できない」と感じたことはありませんか。現在のWordPressではブロックエディタが標準ですが、Classic Editorプラグインを使えば、以前からあるクラシックエディタの投稿画面に戻すことができます。
クラシックエディタは、文章を入力して装飾し、画像を挿入して公開するという流れがシンプルで、昔からWordPressを使っている人にとっては非常になじみやすい編集画面です。この記事では、ワードプレスをクラシックエディタに戻す方法から、基本設定、使い方、ブロックエディタとの切り替え、よくあるトラブルまで詳しく解説します。
1. ワードプレスのクラシックエディタとは
ワードプレスのクラシックエディタとは、WordPress 5.0以前で標準的に使われていた旧投稿エディタのことです。現在のWordPressでは、見出し・画像・文章・ボタンなどを「ブロック」として配置するブロックエディタが標準になっていますが、Classic Editorプラグインを導入することで、以前の編集画面を引き続き利用できます。
Classic EditorはWordPressチームがメンテナンスしている公式プラグインで、旧エディタと旧投稿編集画面を復元する目的で提供されています。公式ページでも、以前のエディタに依存したプラグインや旧式のメタボックスを使えるようにするプラグインとして説明されています。WordPress.org 日本語
1-1. クラシックエディタの特徴
クラシックエディタの大きな特徴は、Wordやメール作成画面に近い感覚で記事を書けることです。画面中央に大きな本文入力欄があり、上部のツールバーから太字、リンク、引用、箇条書き、配置変更などの装飾を行います。
また、「ビジュアル」タブと「テキスト」タブを切り替えられる点も特徴です。ビジュアルタブでは見た目に近い状態で編集でき、テキストタブではHTMLを直接編集できます。HTMLやショートコードを扱うことが多いサイト運営者にとっては、クラシックエディタのほうが操作しやすい場合があります。
1-2. ブロックエディタとの違い
ブロックエディタは、文章・画像・見出し・リスト・表・カラムなどをブロック単位で組み立てる編集方式です。デザイン性の高いページを作りやすい一方で、単純に文章中心の記事を書きたい人には操作が複雑に感じられることがあります。
一方、クラシックエディタは1つの入力欄に本文をまとめて書く方式です。文章を書いて、必要に応じて画像を入れ、見出しやリンクを設定して公開するという流れが直感的です。そのため、ブログ記事やお知らせ記事のように、文章中心のコンテンツを効率よく作成したい場合に向いています。
1-3. クラシックエディタが今でも選ばれる理由
クラシックエディタが今でも選ばれる理由は、操作に慣れているユーザーが多いこと、既存テーマやプラグインとの相性を維持しやすいこと、そして記事作成に集中しやすいことです。
特に、長年WordPressを運営しているサイトでは、旧投稿画面を前提にしたカスタムフィールド、メタボックス、ショートコード、装飾ボタンなどを使っているケースがあります。ブロックエディタに切り替えると、これらの操作方法が変わったり、表示が崩れたりすることがあるため、クラシックエディタを使い続ける選択肢は今でも有効です。
2. ワードプレスをクラシックエディタに戻したい人の主な悩み
ワードプレスをクラシックエディタに戻したい人の多くは、ブロックエディタそのものが悪いと考えているわけではありません。むしろ、これまでの運用方法や編集フローに合わないことが悩みになっています。
2-1. ブロックエディタが使いにくい
ブロックエディタは高機能ですが、すべてのユーザーにとって使いやすいとは限りません。文章を入力するたびにブロックが分かれたり、画像や見出しの挿入方法が以前と違ったりするため、慣れるまで時間がかかります。
特に、短時間で記事を更新したいブログ運営者や、複数人で投稿を管理しているサイトでは、編集画面の変化が作業効率に影響することがあります。そのような場合、クラシックエディタに戻すことで、以前と同じ感覚で記事作成を進められます。
2-2. 以前の投稿画面に戻したい
WordPressを長く使っている人ほど、クラシックエディタの投稿画面に慣れています。タイトルを入力し、本文を書き、画像を追加し、カテゴリーやタグを設定して公開するという流れが身についているため、画面が変わるだけで作業しづらく感じることがあります。
Classic Editorプラグインを導入すれば、旧投稿画面に近い形で編集できます。完全にすべての環境が昔と同じになるわけではありませんが、記事作成の基本的な流れはほぼ従来どおりになります。
2-3. 既存記事の編集画面が変わって困っている
既存記事を編集しようとしたとき、ブロックエディタで開かれて戸惑うこともあります。過去にクラシックエディタで作成した記事は、ブロックエディタ上で「クラシック」ブロックとして表示される場合がありますが、編集方法が変わるため、誤ってレイアウトを崩してしまう可能性もあります。
クラシックエディタに戻せば、既存記事を以前の編集画面で開きやすくなります。特に、過去記事を大量にリライトする場合や、HTMLを直接調整する作業が多い場合は、クラシックエディタのほうが扱いやすいでしょう。
2-4. テーマやプラグインとの相性が不安
テーマやプラグインの中には、旧投稿画面のメタボックスやカスタムフィールドを前提にしているものがあります。ブロックエディタでも多くの機能は利用できますが、管理画面の表示位置や操作方法が変わることがあります。
たとえば、SEOプラグイン、広告管理プラグイン、カスタムフィールド系プラグイン、独自ショートコードを使うテーマなどでは、クラシックエディタのほうが運用しやすい場合があります。サイトの管理方法を大きく変えたくない場合は、クラシックエディタに戻すことを検討してもよいでしょう。
3. ワードプレスをクラシックエディタに戻す方法
ワードプレスをクラシックエディタに戻すもっとも一般的な方法は、Classic Editorプラグインをインストールして有効化することです。難しいコード編集は不要で、管理画面から数分で設定できます。
3-1. Classic Editorプラグインをインストールする
まず、WordPress管理画面にログインします。左メニューから「プラグイン」へ進み、「新規追加」をクリックします。検索窓に「Classic Editor」と入力すると、Classic Editorプラグインが表示されます。
プラグイン名と提供元を確認し、「今すぐインストール」をクリックします。似た名前のプラグインもあるため、WordPressチームによる公式のClassic Editorを選ぶことが大切です。公式プラグインページでは、管理者がデフォルトエディタを選べることや、ユーザーが投稿ごとにエディタを選択できることなどが説明されています。WordPress.org 日本語
3-2. Classic Editorプラグインを有効化する
インストールが完了したら、「有効化」をクリックします。これでクラシックエディタを使う準備は完了です。
有効化後は、WordPressの設定によって自動的にクラシックエディタが標準の投稿画面になる場合があります。必要に応じて、「設定」から「投稿設定」を開き、エディタの設定を確認しましょう。
3-3. 投稿画面がクラシックエディタに戻ったか確認する
プラグインを有効化したら、左メニューの「投稿」から「新規追加」をクリックします。本文入力欄の上部に「ビジュアル」「テキスト」タブがあり、ツールバーが横並びで表示されていれば、クラシックエディタに戻っています。
既存記事でも確認しておきましょう。「投稿一覧」から過去の記事を開き、以前と同じ編集画面で表示されるか確認します。もしブロックエディタで開かれる場合は、Classic Editorの設定でデフォルトエディタが正しく選択されているか見直してください。
3-4. プラグインを使わずに戻す方法はあるのか
クラシックエディタに戻す方法として、テーマのfunctions.phpにコードを追加する方法が紹介されることもあります。しかし、初心者にはおすすめできません。記述ミスによってサイトが表示されなくなる可能性があるためです。
また、テーマを変更すると追加したコードが消えたり、子テーマを使っていない場合はアップデートで上書きされたりすることもあります。安全性と管理のしやすさを考えると、基本的にはClassic Editorプラグインを使う方法がもっとも簡単で確実です。
4. クラシックエディタの基本設定
Classic Editorプラグインを有効化したら、運用に合わせて基本設定を確認しましょう。特に、複数人でサイトを管理している場合は、全員が同じエディタを使うのか、ユーザーごとに選べるようにするのかを決めておくことが重要です。
4-1. すべてのユーザーでクラシックエディタを使う設定
すべてのユーザーでクラシックエディタを使いたい場合は、管理画面の「設定」から「投稿設定」を開きます。Classic Editorの設定項目で、デフォルトのエディタを「クラシックエディタ」にします。
この設定にしておくと、新規投稿や既存記事の編集時にクラシックエディタが基本的に使われます。ブログ担当者が複数いる場合でも、編集画面を統一できるため、操作説明やマニュアル作成がしやすくなります。
4-2. ユーザーごとにエディタを選べる設定
サイトによっては、クラシックエディタを使いたい人とブロックエディタを使いたい人が混在する場合があります。その場合は、ユーザーにエディタの切り替えを許可する設定にしておくと便利です。
Classic Editorでは、管理者がユーザーにデフォルトエディタの変更を許可でき、許可されている場合は投稿ごとに使用するエディタを選べます。WordPress.org 日本語 これにより、文章中心の記事はクラシックエディタ、デザイン性の高い固定ページはブロックエディタといった使い分けがしやすくなります。
4-3. 投稿タイプごとにエディタを切り替える設定
標準のClassic Editorプラグインでは、基本的にサイト全体またはユーザー単位での切り替えが中心です。ただし、カスタム投稿タイプを使っているサイトでは、テーマや追加プラグインの設定によって投稿タイプごとに編集画面の挙動が変わる場合があります。
たとえば、「投稿」はクラシックエディタで運用し、「固定ページ」はブロックエディタでデザインするという運用も考えられます。サイトの構成によって最適な設定は異なるため、投稿、固定ページ、カスタム投稿タイプをそれぞれ開いて確認しておきましょう。
4-4. 設定変更後に確認すべきポイント
設定を変更したあとは、新規投稿と既存記事の両方を確認します。新しい記事がクラシックエディタで開くか、過去の記事が意図した画面で編集できるか、カテゴリーやタグ、アイキャッチ画像、カスタムフィールドが正常に表示されているかを見ておきましょう。
また、キャッシュ系プラグインや管理画面カスタマイズ系プラグインを使っている場合は、設定変更がすぐに反映されないことがあります。反映されない場合は、ブラウザの再読み込み、キャッシュ削除、ログアウト・ログインを試してください。
5. クラシックエディタの使い方
クラシックエディタの基本操作はシンプルです。ここでは、新規投稿の作成から文章装飾、画像挿入、公開までの流れを解説します。
5-1. 新規投稿を作成する方法
管理画面にログインし、左メニューの「投稿」から「新規追加」をクリックします。画面上部にタイトル入力欄が表示され、その下に本文入力欄があります。
タイトルには記事の内容がわかる見出しを入力します。本文入力欄には、記事本文をそのまま入力します。クラシックエディタでは、1つの大きな入力欄に文章をまとめて書けるため、ブログ記事やコラムの執筆に向いています。
5-2. 文章を入力・装飾する方法
本文を入力したら、必要に応じて装飾を行います。太字にしたい文字を選択して「B」ボタンを押すと太字になります。箇条書きにしたい場合は、リストボタンを使います。リンクを挿入する場合は、文字列を選択してリンクボタンをクリックし、URLを入力します。
見出しを設定する場合は、段落メニューから「見出し2」「見出し3」などを選びます。SEOを意識するなら、本文中の大きな区切りには見出し2、補足的な項目には見出し3を使うと構造がわかりやすくなります。
5-3. 画像やメディアを挿入する方法
画像を挿入するには、本文中の画像を入れたい位置にカーソルを置き、「メディアを追加」をクリックします。すでにアップロード済みの画像を選ぶか、新しく画像をアップロードします。
画像を選択したら、代替テキスト、配置、リンク先、サイズを設定して「投稿に挿入」をクリックします。代替テキストには、画像の内容がわかる説明を入れておくと、SEOやアクセシビリティの面でも有効です。
5-4. パーマリンクやカテゴリーを設定する方法
記事本文を作成したら、パーマリンク、カテゴリー、タグ、アイキャッチ画像を設定します。パーマリンクは記事URLの一部になるため、英数字で短くわかりやすい文字列にするのがおすすめです。
カテゴリーは記事の分類に使います。読者が関連記事を探しやすくなるだけでなく、サイト全体の構造を整理する役割もあります。タグは補助的な分類として使い、増やしすぎないようにしましょう。
5-5. 下書き保存・プレビュー・公開の手順
記事を書いている途中で作業を中断する場合は、「下書き保存」をクリックします。公開前に見た目を確認したい場合は、「プレビュー」をクリックします。
誤字脱字、見出し構成、画像の表示、リンク先、スマートフォン表示などを確認したら、「公開」をクリックします。すでに公開済みの記事を修正した場合は、「更新」ボタンをクリックすると変更内容が反映されます。
6. クラシックエディタとブロックエディタを切り替える方法
Classic Editorプラグインを使うと、設定によってクラシックエディタとブロックエディタを切り替えられます。サイト全体をクラシックエディタに固定するだけでなく、記事ごとに使い分けることも可能です。
6-1. 投稿ごとにエディタを切り替える方法
投稿ごとにエディタを切り替えたい場合は、Classic Editorの設定で「ユーザーにエディターの切り替えを許可」を有効にします。この設定により、投稿一覧や編集画面から使用するエディタを選べるようになります。
たとえば、通常のブログ記事はクラシックエディタで作成し、デザイン性の高いランディングページや固定ページはブロックエディタで作成する、といった運用ができます。
6-2. 既存記事をクラシックエディタで開く方法
既存記事をクラシックエディタで開くには、「投稿一覧」から対象の記事を探し、「クラシックエディタで編集」またはそれに近い編集リンクを選択します。表示される文言はWordPressの環境や設定によって異なる場合があります。
過去にクラシックエディタで作成した記事は、クラシックエディタで開いたほうが編集しやすいことがあります。特に、HTMLタグ、ショートコード、独自装飾を多く使っている記事は、無理にブロックへ変換せず、クラシックエディタのまま編集したほうが安全です。
6-3. ブロックエディタに戻す方法
ブロックエディタに戻したい場合は、「設定」から「投稿設定」を開き、デフォルトエディタをブロックエディタに変更します。あるいは、Classic Editorプラグインを無効化すれば、WordPress標準のブロックエディタに戻ります。
ただし、プラグインを無効化する前に、既存記事の編集画面やカスタムフィールド、ショートコード、テーマ独自機能が問題なく使えるか確認しましょう。いきなり本番サイトで変更するのではなく、可能であればテスト環境で確認してから切り替えると安心です。
6-4. 切り替え時にレイアウト崩れを防ぐ注意点
クラシックエディタとブロックエディタを切り替えるときは、記事のレイアウト崩れに注意が必要です。特に、クラシックエディタで作成した記事をブロックエディタで開き、ブロックへ変換すると、装飾や余白、ショートコードの表示が変わることがあります。
切り替え前には必ず記事をバックアップし、プレビューで表示を確認しましょう。重要な記事やアクセス数の多い記事は、編集前に本文をコピーしてテキストファイルなどに保存しておくと安心です。
7. クラシックエディタを使うメリット・デメリット
クラシックエディタには多くのメリットがありますが、すべてのサイトに最適というわけではありません。メリットとデメリットを理解したうえで、自分のサイト運営に合うか判断しましょう。
7-1. クラシックエディタのメリット
クラシックエディタのメリットは、操作がシンプルで記事作成に集中しやすいことです。文章中心のブログでは、ブロックを追加する手間が少なく、スムーズに執筆できます。
また、旧エディタに慣れている人にとっては学習コストが低く、既存のマニュアルや運用フローをそのまま使いやすい点も魅力です。ショートコードやHTML編集を多用するサイトでも、クラシックエディタのほうが扱いやすい場合があります。
7-2. クラシックエディタのデメリット
一方で、クラシックエディタはブロックエディタに比べると、レイアウトの自由度が低い傾向があります。カラム、ボタン、カバー画像、再利用ブロック、パターンなどを直感的に組み合わせる作業は、ブロックエディタのほうが得意です。
また、WordPress本体はブロックエディタを中心に進化しています。今後のテーマやプラグインは、ブロックエディタへの対応を前提に開発されることが増えるため、長期的にはブロックエディタに慣れておくメリットもあります。
7-3. ブログ運営初心者に向いているケース
ブログ運営初心者でも、文章中心の記事を効率よく書きたい場合はクラシックエディタが向いています。特に、見出し、本文、画像、リンク、カテゴリー設定が中心のシンプルなブログであれば、クラシックエディタでも十分に運営できます。
また、Wordやメール作成画面に近い操作感のため、難しいデザイン編集を必要としない人には使いやすいでしょう。まずは記事を書くことに集中したい初心者にとって、クラシックエディタは有力な選択肢です。
7-4. ブロックエディタを使ったほうがよいケース
デザイン性の高いページを作りたい場合や、ボタン、カラム、吹き出し、パターン、再利用ブロックなどを活用したい場合は、ブロックエディタを使ったほうが便利です。
また、今後WordPressを長く運営していくなら、ブロックエディタの基本操作にも慣れておくと安心です。クラシックエディタを使いながら、固定ページや一部の記事でブロックエディタを試すなど、段階的に移行する方法もあります。
8. クラシックエディタでよくあるトラブルと対処法
クラシックエディタは便利ですが、環境によってはうまく表示されなかったり、設定が反映されなかったりすることがあります。ここでは、よくあるトラブルと対処法を紹介します。
8-1. クラシックエディタに戻らない場合
Classic Editorプラグインを有効化してもクラシックエディタに戻らない場合は、まずプラグインが本当に有効化されているか確認します。管理画面の「プラグイン」から、Classic Editorが有効になっているか見てください。
次に、「設定」内の「投稿設定」でデフォルトエディタがクラシックエディタになっているか確認します。ユーザーごとにエディタを選べる設定になっている場合は、自分のユーザー設定や投稿一覧の編集リンクも確認しましょう。
8-2. 投稿画面が真っ白になる場合
投稿画面が真っ白になる場合は、プラグインやテーマとの競合、PHPエラー、キャッシュの影響などが考えられます。まずはブラウザのキャッシュを削除し、別のブラウザでも確認します。
それでも改善しない場合は、最近追加・更新したプラグインを一時的に停止して確認します。特に、管理画面をカスタマイズするプラグイン、エディタ拡張プラグイン、キャッシュ系プラグインが影響している可能性があります。
8-3. ビジュアルエディタが表示されない場合
クラシックエディタでビジュアルエディタが表示されない場合は、ユーザー設定を確認しましょう。管理画面右上のユーザー名からプロフィールを開き、「ビジュアルリッチエディターを使用しない」にチェックが入っていると、ビジュアルエディタが表示されないことがあります。
チェックを外してプロフィールを更新し、投稿画面を再読み込みしてください。それでも表示されない場合は、ブラウザ拡張機能やセキュリティ系プラグインの影響も考えられます。
8-4. 画像挿入や装飾がうまくできない場合
画像挿入がうまくできない場合は、メディアライブラリの表示、アップロード権限、画像サイズ、ファイル形式を確認します。大きすぎる画像はアップロードに失敗することがあるため、事前に圧縮しておくとよいでしょう。
装飾ボタンが反応しない場合は、JavaScriptのエラーが起きている可能性があります。プラグインを一時停止して確認したり、WordPress本体・テーマ・プラグインを最新版に更新したりして改善するか確認してください。
8-5. プラグイン同士の競合を確認する方法
プラグイン同士の競合を確認するには、まずバックアップを取ったうえで、Classic Editor以外のプラグインを一時的に停止します。その状態で投稿画面が正常に表示されるか確認します。
正常に表示される場合は、停止したプラグインを1つずつ有効化し、どのプラグインを有効にしたときに問題が起きるか確認します。原因が特定できたら、代替プラグインを検討するか、開発元のサポート情報を確認しましょう。
9. クラシックエディタを使うときの注意点
クラシックエディタを使う場合でも、WordPress本体やテーマ、プラグインの更新は必要です。使いやすさだけでなく、セキュリティや将来の運用も意識しておきましょう。
9-1. WordPress本体のアップデートとの関係
Classic Editorは公式プラグインとして提供されており、公式ページでは「少なくとも2024年まで、または必要なくなるまで」サポート・保守されると案内されています。WordPress.org 日本語 ただし、将来的なWordPressの仕様変更によって、運用方針を見直す必要が出る可能性はあります。
そのため、クラシックエディタを使い続ける場合でも、WordPress本体のアップデート情報は定期的に確認しましょう。更新前にはバックアップを取り、投稿画面や主要機能に問題がないか確認することが大切です。
9-2. テーマ変更時に確認すべきこと
テーマを変更すると、投稿画面そのものだけでなく、記事の表示デザインにも影響が出ることがあります。クラシックエディタで作成した記事の見出し、画像、表、引用、ショートコードなどが新しいテーマでも正しく表示されるか確認しましょう。
特に、テーマ独自の装飾ボタンやショートコードを使っていた場合、テーマ変更後にデザインが崩れることがあります。テーマを変更する前に、テスト環境で記事表示を確認するのがおすすめです。
9-3. セキュリティ面で気をつけること
クラシックエディタを使う場合でも、セキュリティ対策は欠かせません。WordPress本体、テーマ、プラグインはできるだけ最新の状態に保ちましょう。不要なプラグインは削除し、使っていないテーマも整理しておくと安全性が高まります。
また、管理者アカウントのパスワードを強固にする、二段階認証を導入する、定期的にバックアップを取るといった基本対策も重要です。エディタの種類に関係なく、WordPressサイトは継続的なメンテナンスが必要です。
9-4. 将来的にブロックエディタへ移行する準備
クラシックエディタを使い続ける場合でも、将来的にブロックエディタへ移行する可能性を考えておくと安心です。いきなり全記事を移行するのではなく、新規の固定ページや一部の記事でブロックエディタを試してみるとよいでしょう。
また、ショートコードや独自装飾に依存しすぎない記事作成を心がけると、将来的な移行がスムーズになります。記事本文、画像、見出し、リンクといった基本要素をシンプルに保つことが、長期的なサイト運営では重要です。
10. ワードプレスのクラシックエディタに関するよくある質問
ここでは、ワードプレスのクラシックエディタに関するよくある質問に答えます。
10-1. Classic Editorプラグインは無料で使える?
Classic Editorプラグインは無料で利用できます。WordPress管理画面の「プラグイン」から検索してインストールでき、追加料金なしでクラシックエディタを使えます。
ただし、WordPressサイトを運営するには、通常レンタルサーバーや独自ドメインの費用が必要です。Classic Editor自体は無料ですが、サイト運営全体には別途コストがかかる点は理解しておきましょう。
10-2. クラシックエディタはいつまで使える?
Classic Editorの公式ページでは、「少なくとも2024年まで、または必要なくなるまで」サポート・保守されると説明されています。WordPress.org 日本語 以前はサポート期限に関する案内も更新されており、WordPress公式ブログでは当初の期限を延長した経緯が説明されています。
WordPress.org 日本語
ただし、将来的な保証が永久にあるわけではありません。長期的にWordPressを運営するなら、クラシックエディタを使いながらも、ブロックエディタの基本操作に少しずつ慣れておくと安心です。
10-3. 既存記事の内容は消えない?
Classic Editorプラグインを導入しただけで、既存記事の内容が消えることは通常ありません。投稿画面の編集方式が変わるだけで、記事本文や画像、カテゴリー、タグなどのデータが削除されるわけではありません。
ただし、エディタを切り替えたり、ブロックへ変換したりすると、レイアウトや装飾が変わる可能性があります。重要な記事を編集する前には、本文をコピーして保存するか、サイト全体のバックアップを取っておくと安心です。
10-4. ブロックエディタと併用できる?
Classic Editorの設定によっては、クラシックエディタとブロックエディタを併用できます。管理者がユーザーにエディタの選択を許可すれば、投稿ごとに使用するエディタを選べます。WordPress.org 日本語
併用する場合は、どの記事をどちらのエディタで編集するかルールを決めておくことが大切です。複数人で運営しているサイトでは、編集方式が混在するとレイアウト崩れや操作ミスにつながることがあります。
10-5. 初心者はクラシックエディタとブロックエディタのどちらを使うべき?
文章中心のブログをシンプルに始めたい初心者には、クラシックエディタが向いています。操作がわかりやすく、記事作成に集中しやすいためです。
一方で、デザイン性の高いページを作りたい人、将来的にWordPressを本格的に活用したい人、ブロックテーマやパターンを使いたい人は、ブロックエディタに慣れておくとよいでしょう。迷う場合は、まずクラシックエディタで記事作成に慣れ、余裕が出てきたらブロックエディタを試す方法がおすすめです。
まとめ
ワードプレスをクラシックエディタに戻すには、Classic Editorプラグインをインストールして有効化する方法がもっとも簡単です。管理画面から設定できるため、初心者でも難しいコード編集なしで以前の投稿画面に近い環境を取り戻せます。
クラシックエディタは、文章中心の記事を書きやすく、旧投稿画面に慣れている人や、既存テーマ・プラグインとの相性を重視したい人に向いています。一方で、WordPress本体はブロックエディタを中心に進化しているため、将来的な移行も視野に入れておくことが大切です。
まずはClassic Editorプラグインを導入し、新規投稿や既存記事の編集画面を確認してみましょう。そのうえで、サイトの運営方針に合わせて、クラシックエディタを使い続けるのか、ブロックエディタと併用するのかを決めると、無理なく快適にWordPressを運営できます。

