WordPressのキャッチフレーズとは?設定・変更方法とSEOに強い書き方を解説
はじめに
WordPressサイトを作成するとき、最初に設定しておきたい項目のひとつが「キャッチフレーズ」です。キャッチフレーズは、サイトがどのような情報を発信しているのかを短く伝える説明文のような役割を持ちます。
しかし、WordPressを始めたばかりの方の中には、「キャッチフレーズはどこに表示されるの?」「SEOに影響するの?」「空欄でも問題ない?」と疑問に感じる方も多いでしょう。
キャッチフレーズは、テーマやSEOプラグインの設定によって、サイト上の表示や検索結果に関わることがあります。適当に設定してしまうと、サイト内容が伝わりにくくなったり、初期設定のまま公開されてしまったりするため注意が必要です。
この記事では、WordPressのキャッチフレーズの意味、設定・変更方法、非表示や削除の方法、SEOを意識した書き方、具体的な例文までわかりやすく解説します。
1. WordPressのキャッチフレーズとは?
1-1. キャッチフレーズはサイトの説明文として使われる項目
WordPressのキャッチフレーズとは、サイトタイトルの補足として設定できる短い説明文のことです。
たとえば、サイトタイトルが「Web集客ラボ」だとすると、キャッチフレーズには「中小企業のためのSEO・Webマーケティング情報サイト」のような文章を設定できます。
サイトタイトルだけでは伝えきれない「誰に向けたサイトなのか」「どのような情報を扱っているのか」「どんな価値を提供するのか」を補足する役割があります。
WordPressの管理画面では「設定」内の「一般設定」から変更でき、テーマによってはヘッダー部分やトップページ、ブラウザのタイトル表示などに反映される場合があります。
1-2. サイトタイトル・メタディスクリプションとの違い
WordPressのキャッチフレーズと混同されやすいものに、「サイトタイトル」と「メタディスクリプション」があります。
サイトタイトルは、サイト名そのものです。会社名、ブログ名、サービス名など、訪問者に覚えてもらうための名前にあたります。
一方、キャッチフレーズはサイトタイトルを補足する説明文です。サイト名だけでは内容が伝わりにくい場合に、何のサイトなのかをわかりやすく伝えるために使います。
メタディスクリプションは、検索結果に表示されることを想定したページごとの説明文です。トップページや記事ページごとに設定でき、検索ユーザーにクリックしてもらうための要約文として使われます。
つまり、サイトタイトルは「名前」、キャッチフレーズは「サイト全体の説明」、メタディスクリプションは「検索結果向けのページ説明」と考えるとわかりやすいでしょう。
1-3. 初期設定の「Just another WordPress site」は変更すべき理由
WordPressをインストールした直後は、キャッチフレーズに「Just another WordPress site」と設定されていることがあります。
これは初期設定の文章で、日本語にすると「ただの別のWordPressサイト」といった意味になります。このまま公開してしまうと、サイトの内容がまったく伝わらないだけでなく、未完成のサイトという印象を与えてしまいます。
また、テーマによってはこのキャッチフレーズがヘッダーやtitleタグに表示される場合があります。検索結果やブラウザのタブに「Just another WordPress site」と表示されると、ユーザーからの信頼性が下がる可能性があります。
そのため、WordPressサイトを公開する前に、キャッチフレーズは必ず自分のサイト内容に合ったものへ変更しておきましょう。
1-4. キャッチフレーズが表示される場所
WordPressのキャッチフレーズが表示される場所は、使用しているテーマやプラグインの設定によって異なります。
一般的には、以下のような場所に表示されることがあります。
ヘッダーのサイトタイトル付近、トップページのタイトル部分、ブラウザのタブ、検索結果のタイトルや説明文、テーマ内のフッターやウィジェットなどです。
ただし、すべてのテーマで必ず表示されるわけではありません。最近のテーマでは、デザイン上の理由からキャッチフレーズを画面上に表示しない設定になっていることもあります。
また、SEOプラグインを使っている場合は、WordPress本体のキャッチフレーズではなく、プラグイン側で設定したタイトルや説明文が優先されることがあります。
2. WordPressのキャッチフレーズはSEOに影響する?
2-1. キャッチフレーズ自体が直接順位を上げるわけではない
WordPressのキャッチフレーズを設定しただけで、検索順位が大きく上がるわけではありません。
SEOで重要なのは、検索意図に合ったコンテンツ、サイト全体の専門性、ページの品質、内部リンク、表示速度、スマートフォン対応など、さまざまな要素です。キャッチフレーズは、その中でもサイト内容を補足する小さな要素のひとつです。
そのため、「キャッチフレーズにキーワードを入れれば順位が上がる」と考えるのは避けましょう。
ただし、キャッチフレーズがtitleタグやトップページの説明文に反映される設定になっている場合は、検索結果での見え方に影響することがあります。間接的にはSEOに関わる可能性があるため、適切に設定しておくことが大切です。
2-2. titleタグやトップページの説明文に反映される場合がある
WordPressテーマによっては、トップページのtitleタグに「サイトタイトル|キャッチフレーズ」のような形でキャッチフレーズが反映されることがあります。
たとえば、サイトタイトルが「転職ナビ」、キャッチフレーズが「20代向けの転職ノウハウをわかりやすく解説」なら、検索結果やブラウザ上では「転職ナビ|20代向けの転職ノウハウをわかりやすく解説」のように表示される可能性があります。
この場合、キャッチフレーズがユーザーにとってわかりやすい内容であれば、検索結果でサイトの魅力が伝わりやすくなります。
反対に、キャッチフレーズが未設定だったり、初期設定のままだったり、キーワードを詰め込んだ不自然な文章だったりすると、検索結果での印象が悪くなる可能性があります。
2-3. ユーザーにサイト内容を伝えることでクリック率に影響する
SEOでは検索順位だけでなく、検索結果でクリックされるかどうかも重要です。
キャッチフレーズが検索結果のタイトルや説明文に表示される場合、ユーザーはその文章を見て「このサイトは自分に役立ちそうか」を判断します。
たとえば、「ブログ運営の情報サイト」よりも「初心者向けにWordPressブログの始め方と収益化を解説」のほうが、誰に向けたサイトなのかが明確です。
サイト内容が一瞬で伝わるキャッチフレーズにすることで、ユーザーの関心を引きやすくなり、クリック率の改善につながる可能性があります。
2-4. SEOで注意すべきNGなキャッチフレーズ
SEOを意識する場合、キャッチフレーズにはいくつか避けるべき書き方があります。
まず、キーワードの詰め込みすぎは避けましょう。「WordPress SEO ブログ 集客 アフィリエイト 稼ぐ 初心者」のように単語を並べただけの文章は、不自然で読みにくくなります。
次に、抽象的すぎる表現も避けるべきです。「未来を変える情報をあなたへ」「最高の価値を提供します」といった表現だけでは、何のサイトなのかが伝わりません。
また、サイト内容と関係のないキーワードを入れるのもNGです。検索流入を狙って無関係な言葉を入れると、訪問後の離脱率が高まり、ユーザー満足度を下げる原因になります。
SEOに強いキャッチフレーズにするには、自然な文章で、サイト内容と検索ユーザーのニーズが一致していることが大切です。
3. WordPressのキャッチフレーズを設定・変更する方法
3-1. 管理画面の「設定」から変更する手順
WordPressのキャッチフレーズは、管理画面から簡単に変更できます。
まず、WordPressの管理画面にログインします。左側のメニューから「設定」を選び、「一般」をクリックします。
一般設定の画面に移動すると、「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」という入力欄があります。この「キャッチフレーズ」の欄に、サイトの説明文を入力します。
入力が完了したら、画面下部にある「変更を保存」をクリックします。これでキャッチフレーズの変更は完了です。
変更後は、実際のサイトを開いて、ヘッダーやトップページに反映されているか確認しましょう。
3-2. 「外観」やカスタマイザーから変更する手順
使用しているテーマによっては、「外観」メニューやカスタマイザーからキャッチフレーズを変更できます。
管理画面の左メニューから「外観」をクリックし、「カスタマイズ」を選択します。その中に「サイト基本情報」や「サイトアイデンティティ」といった項目がある場合、そこからサイトタイトルやキャッチフレーズを編集できます。
キャッチフレーズを入力したら、画面上部の「公開」または「保存」をクリックします。
カスタマイザーでは、変更内容をプレビューしながら確認できるため、実際の表示を見ながら調整したい場合に便利です。
ただし、テーマによって項目名や表示場所が異なる場合があります。見つからない場合は、まず「設定」内の「一般設定」から変更する方法を試してみましょう。
3-3. ブロックテーマでキャッチフレーズを編集する方法
ブロックテーマを使っている場合は、サイトエディターからキャッチフレーズの表示を編集できることがあります。
管理画面の「外観」から「エディター」を開きます。次に、ヘッダーやテンプレートパーツを選択し、サイトタイトルやサイトキャッチフレーズのブロックを確認します。
サイトキャッチフレーズのブロックが配置されている場合、表示位置やデザインを変更できます。不要な場合はブロックを削除したり、非表示にしたりすることも可能です。
ただし、サイトエディターで編集するのは、主に「表示のされ方」です。キャッチフレーズの文章そのものは、「設定」や「サイト基本情報」から変更するケースが多いです。
ブロックテーマでは、設定内容と表示ブロックが分かれている場合があるため、文章の変更と表示位置の変更を分けて考えるとわかりやすいでしょう。
3-4. 変更後にサイト表示を確認する方法
キャッチフレーズを変更したら、必ず実際のサイト表示を確認しましょう。
まず、トップページを開いて、ヘッダーやファーストビューにキャッチフレーズが表示されているか確認します。次に、ブラウザのタブやページタイトルに反映されているか確認します。
さらに、ページのソースコードを確認できる場合は、titleタグやmeta descriptionにキャッチフレーズが含まれているかを見るとよいでしょう。
ただし、SEOプラグインを使用している場合は、WordPress本体のキャッチフレーズが検索向けのタイトルや説明文に反映されないこともあります。
また、キャッシュプラグインやブラウザキャッシュの影響で、変更がすぐに表示されない場合があります。その場合は、キャッシュを削除したうえで再度確認しましょう。
4. キャッチフレーズを非表示・削除する方法
4-1. キャッチフレーズを空欄にして保存する方法
キャッチフレーズを使わない場合は、入力欄を空欄にして保存できます。
管理画面の「設定」から「一般」を開き、「キャッチフレーズ」の欄に入力されている文章を削除します。その後、「変更を保存」をクリックすれば、キャッチフレーズは空欄になります。
初期設定の「Just another WordPress site」が入っている場合も、不要であれば削除しておきましょう。
ただし、テーマやSEOプラグインによっては、キャッチフレーズを空欄にしても別の説明文が表示される場合があります。その場合は、テーマ設定やプラグイン設定も確認する必要があります。
4-2. テーマ設定で非表示にする方法
キャッチフレーズの文章は残したまま、サイト上の表示だけを消したい場合は、テーマ設定で非表示にできることがあります。
「外観」から「カスタマイズ」を開き、「サイト基本情報」や「ヘッダー設定」などを確認します。テーマによっては、「キャッチフレーズを表示する」「サイト説明を表示する」といったチェック項目があります。
このチェックを外すと、キャッチフレーズの設定内容は残したまま、サイト上では表示されなくなります。
ブロックテーマの場合は、サイトエディターでヘッダー内の「サイトキャッチフレーズ」ブロックを削除することで表示を消せます。
表示だけを消す方法は、SEOプラグインや内部設定ではキャッチフレーズを使いたいが、デザイン上は表示したくない場合に向いています。
4-3. 表示だけ消してSEO設定は残す場合の考え方
キャッチフレーズを完全に削除するか、表示だけ消すかは、サイトの運用方針によって変わります。
たとえば、デザイン上はヘッダーをすっきり見せたいものの、サイト全体の説明文としてキャッチフレーズを残しておきたい場合は、表示だけ非表示にする方法が適しています。
一方、SEOプラグインでトップページのタイトルやメタディスクリプションを個別に設定している場合は、WordPress本体のキャッチフレーズを空欄にしても問題ないケースがあります。
重要なのは、「ユーザーに見せる文章」と「検索エンジン向けに設定する文章」を分けて考えることです。
デザイン上不要だからといって、検索結果での説明文まで空欄にしてしまうと、サイト内容が伝わりにくくなる可能性があります。
4-4. 削除しても表示が残るときの原因
キャッチフレーズを削除したのに表示が残る場合、いくつかの原因が考えられます。
まず、キャッシュが残っている可能性があります。キャッシュプラグインを使っている場合は、キャッシュを削除してから再確認しましょう。ブラウザのキャッシュが原因の場合は、シークレットウィンドウで確認するのも有効です。
次に、テーマ側に別の説明文が設定されている場合があります。テーマ独自のヘッダー設定やトップページ設定に、別のキャッチコピーが入力されていないか確認しましょう。
また、SEOプラグインでトップページのタイトルや説明文を個別に設定している場合、そちらの内容が表示されている可能性もあります。
WordPress本体、テーマ、SEOプラグインのどこで表示内容が管理されているのかを確認することが大切です。
5. SEOに強いWordPressキャッチフレーズの書き方
5-1. 誰に向けたサイトなのかを明確にする
SEOに強いキャッチフレーズを書くには、まずターゲットを明確にすることが重要です。
「誰に向けたサイトなのか」が伝わらないと、ユーザーは自分に関係のあるサイトかどうか判断できません。
たとえば、「ブログ運営の情報サイト」よりも、「WordPress初心者向けにブログ開設と収益化を解説」のほうが対象者が明確です。
企業サイトであれば、「中小企業向け」「個人事業主向け」「採用担当者向け」など、読み手を具体的にすると伝わりやすくなります。
キャッチフレーズは短い文章ですが、ターゲットを入れるだけで一気に内容がわかりやすくなります。
5-2. サイトで得られる価値やベネフィットを入れる
キャッチフレーズには、ユーザーがそのサイトを見ることで得られる価値を入れましょう。
単に「SEOについて発信しています」と書くよりも、「初心者でも実践できるSEO対策をわかりやすく解説」と書いたほうが、ユーザーにとってのメリットが伝わります。
価値やベネフィットとは、たとえば「問題を解決できる」「知識が身につく」「比較できる」「失敗を防げる」「効率化できる」といった要素です。
ユーザーは、自分にとって役立つ情報があるかどうかを短時間で判断します。そのため、キャッチフレーズではサイト側が伝えたいことだけでなく、ユーザーが得られるメリットを意識することが大切です。
5-3. 狙いたいキーワードを自然に含める
SEOを意識するなら、キャッチフレーズに狙いたいキーワードを自然に含めるのも有効です。
たとえば、WordPressに関する情報サイトであれば、「WordPress」「ブログ」「SEO」「ホームページ制作」など、サイトのテーマに合ったキーワードを入れると内容が伝わりやすくなります。
ただし、キーワードを無理に詰め込む必要はありません。
「WordPress SEO ブログ 作り方 初心者 集客」のように単語を並べるよりも、「WordPress初心者向けにブログ作成とSEO対策を解説」のように自然な文章にすることが大切です。
検索エンジンだけでなく、実際に読むユーザーにとってわかりやすい文章を優先しましょう。
5-4. 短くわかりやすい文章にする
キャッチフレーズは、長すぎると読みづらくなります。できるだけ短く、ひと目で意味が伝わる文章にしましょう。
目安としては、20〜40文字程度に収めると使いやすいです。もちろん、サイト内容によって多少長くなっても問題ありませんが、冗長な表現は避けるべきです。
たとえば、「このサイトでは、WordPressを使ってブログを始めたい初心者の方に向けて、開設方法やSEO対策について詳しく解説しています」だと長すぎます。
「WordPress初心者向けのブログ開設・SEO対策ガイド」のように短くまとめると、内容が伝わりやすくなります。
5-5. サイトタイトルと内容が重複しすぎないようにする
キャッチフレーズは、サイトタイトルの補足として使うものです。そのため、サイトタイトルと同じ内容を繰り返すだけでは効果が薄くなります。
たとえば、サイトタイトルが「WordPressブログナビ」なのに、キャッチフレーズも「WordPressブログのサイトです」だと、情報が重複してしまいます。
この場合は、「初心者向けに開設・運営・SEO対策をわかりやすく解説」のように、サイトタイトルでは伝えきれない要素を補足するとよいでしょう。
サイトタイトルではブランド名やテーマを伝え、キャッチフレーズでは対象者や提供価値を伝えるのが理想です。
6. WordPressキャッチフレーズの例文
6-1. 個人ブログ向けのキャッチフレーズ例
個人ブログでは、発信テーマや書き手の視点が伝わるキャッチフレーズにすると効果的です。
例としては、以下のようなものがあります。
「30代会社員の暮らしと副業を記録するブログ」
「WordPress初心者がブログ運営を学ぶ実践メディア」
「毎日を少しラクにする生活アイデアブログ」
「子育てと在宅ワークを両立したい人のためのブログ」
「ガジェット好きが選ぶ便利アイテムレビュー」
個人ブログの場合、専門性だけでなく、親しみやすさも大切です。誰がどのような視点で発信しているのかが伝わると、読者に興味を持ってもらいやすくなります。
6-2. 企業サイト向けのキャッチフレーズ例
企業サイトでは、事業内容や強み、対象顧客が伝わるキャッチフレーズにしましょう。
例としては、以下のようなものがあります。
「中小企業のWeb集客を支援するマーケティング会社」
「採用サイト制作から運用改善まで伴走する制作会社」
「地域密着で店舗のホームページ制作をサポート」
「業務効率化を実現するクラウドシステム開発会社」
「ブランド価値を高めるデザイン制作パートナー」
企業サイトのキャッチフレーズでは、抽象的な理念よりも、何を提供している会社なのかが伝わる表現を優先しましょう。
6-3. オウンドメディア向けのキャッチフレーズ例
オウンドメディアでは、扱うテーマと読者にとってのメリットを明確にすることが大切です。
例としては、以下のようなものがあります。
「SEOとコンテンツマーケティングを学べる実践メディア」
「人事担当者のための採用ノウハウ情報サイト」
「BtoBマーケティングの課題解決を支援する専門メディア」
「店舗集客に役立つWeb活用術をわかりやすく解説」
「初心者向けにWordPress運用とSEO対策を発信」
オウンドメディアの場合、読者が検索するキーワードとサイトの専門性を自然に含めると、内容が伝わりやすくなります。
6-4. 店舗・サービスサイト向けのキャッチフレーズ例
店舗やサービスサイトでは、地域名、サービス内容、強みを入れるとわかりやすくなります。
例としては、以下のようなものがあります。
「渋谷駅近くの完全個室プライベートサロン」
「大阪で中小企業向けホームページ制作をサポート」
「初心者にやさしいオンライン英会話レッスン」
「横浜の家族写真・七五三撮影スタジオ」
「飲食店の予約管理を効率化するクラウドサービス」
店舗型ビジネスでは、地域名や利用シーンを入れることで、検索ユーザーにとって自分に関係のあるサービスだと伝わりやすくなります。
6-5. 悪い例と改善例
キャッチフレーズは、少し表現を変えるだけで伝わりやすさが大きく変わります。
悪い例として、「最高の情報をお届けします」というキャッチフレーズがあります。一見よさそうに見えますが、何の情報を扱うサイトなのかがわかりません。
改善するなら、「WordPress初心者向けにブログ開設とSEO対策を解説」のように、テーマと対象者を具体的にします。
また、「SEO WordPress ブログ 集客 稼ぐ」のようにキーワードだけを並べた文章も避けるべきです。
改善するなら、「WordPressブログの集客とSEO対策を初心者向けに解説」とすると、自然でわかりやすくなります。
キャッチフレーズは、かっこよさよりも伝わりやすさを重視しましょう。
7. キャッチフレーズ設定時によくある失敗と対策
7-1. キーワードを詰め込みすぎて不自然になる
SEOを意識しすぎると、キャッチフレーズにキーワードを詰め込みすぎてしまうことがあります。
しかし、不自然な文章はユーザーに違和感を与えます。検索エンジンに対しても、内容の薄いキーワード羅列と判断される可能性があります。
対策としては、狙うキーワードを1〜2個に絞り、自然な文章にすることです。
「WordPress初心者向けにブログ開設とSEO対策を解説」のように、読み手が違和感なく理解できる表現を意識しましょう。
7-2. 抽象的すぎてサイト内容が伝わらない
「未来をつくるメディア」「あなたの可能性を広げるサイト」のような抽象的な表現は、印象的ではあるものの、具体的な内容が伝わりにくいです。
特に検索結果で初めてサイトを知るユーザーは、短い時間で必要な情報があるかどうかを判断します。
対策としては、ジャンル、対象者、提供価値のいずれかを入れることです。
たとえば、「Web担当者向けにSEOとアクセス解析を解説」とすれば、誰に何を提供するサイトなのかが明確になります。
7-3. ターゲットが曖昧で誰にも刺さらない
幅広いユーザーに届けようとしすぎると、結果的に誰にも響かないキャッチフレーズになることがあります。
「すべての人に役立つ情報サイト」よりも、「WordPress初心者のためのブログ運営ガイド」のほうが、対象者が明確で伝わりやすくなります。
対策としては、最も読んでほしい読者をひとりに絞って考えることです。
初心者向けなのか、企業担当者向けなのか、個人事業主向けなのかを明確にすると、キャッチフレーズの方向性も決めやすくなります。
7-4. テーマやSEOプラグインの設定と重複する
WordPressでは、本体のキャッチフレーズ、テーマ設定、SEOプラグインのタイトル・説明文がそれぞれ存在する場合があります。
そのため、同じような文章を複数箇所に設定してしまい、表示が重複したり、意図しないタイトルになったりすることがあります。
対策としては、どの設定がどこに反映されているのかを確認することです。
SEOプラグインを使用している場合は、トップページのtitleタグやメタディスクリプションはプラグイン側で管理し、WordPress本体のキャッチフレーズはサイト内表示用として扱うなど、役割を分けると管理しやすくなります。
7-5. 変更しても検索結果にすぐ反映されない
キャッチフレーズを変更しても、検索結果にすぐ反映されるとは限りません。
検索エンジンがサイトを再クロールし、情報を更新するまでには時間がかかることがあります。また、検索結果に表示されるタイトルや説明文は、必ずしもサイト側で設定した内容がそのまま使われるわけではありません。
対策としては、まずサイト上やソースコード上で設定が正しく反映されているか確認しましょう。そのうえで、XMLサイトマップの送信やインデックス登録のリクエストを行うと、変更を認識してもらいやすくなります。
ただし、検索結果への反映には時間がかかる場合があるため、すぐに変わらなくても焦らず確認を続けましょう。
8. SEOプラグインを使ってキャッチフレーズを最適化する方法
8-1. All in One SEOでトップページのタイトル・説明文を設定する
All in One SEOを使っている場合、トップページのSEOタイトルやメタディスクリプションを個別に設定できます。
WordPress本体のキャッチフレーズとは別に、検索結果向けのタイトルや説明文を管理できるため、SEOを細かく調整したい場合に便利です。
たとえば、サイト上では短いキャッチフレーズを表示し、検索結果向けにはより具体的な説明文を設定するといった使い分けができます。
トップページのタイトルにはサイト名や主要キーワードを自然に含め、メタディスクリプションにはサイトの内容や読者が得られるメリットをわかりやすく記載しましょう。
8-2. Yoast SEOでサイトタイトルと説明文を調整する
Yoast SEOを利用している場合も、サイト全体やトップページのSEOタイトル、メタディスクリプションを調整できます。
Yoast SEOでは、サイトタイトルや区切り文字、説明文などを設定し、検索結果でどのように表示されるかを確認しながら編集できます。
WordPress本体のキャッチフレーズがそのまま検索結果に使われるとは限らないため、Yoast SEO側でトップページの説明文を明確に設定しておくと安心です。
特にトップページで上位表示を狙いたいキーワードがある場合は、キャッチフレーズだけに頼らず、SEOタイトルとメタディスクリプションを個別に最適化しましょう。
8-3. SEOプラグイン使用時にキャッチフレーズをどう扱うべきか
SEOプラグインを使用している場合、WordPress本体のキャッチフレーズは「サイト内で表示する説明文」として扱うのがおすすめです。
検索結果向けのタイトルや説明文は、SEOプラグイン側で設定するほうが細かく管理しやすいからです。
ただし、テーマによってはキャッチフレーズがtitleタグに反映される場合もあります。SEOプラグインを有効化したあと、実際にページのソースコードを確認し、どの設定が反映されているかチェックしましょう。
キャッチフレーズ、SEOタイトル、メタディスクリプションの役割を分けることで、デザイン面とSEO面の両方を最適化しやすくなります。
8-4. WordPress本体設定とSEOプラグイン設定の優先順位
WordPress本体のキャッチフレーズとSEOプラグインの設定では、一般的にSEOプラグイン側の設定が優先されることが多いです。
たとえば、SEOプラグインでトップページのSEOタイトルを設定している場合、検索エンジン向けのtitleタグにはプラグイン側の内容が出力されることがあります。
ただし、優先順位はテーマやプラグインの仕様、設定内容によって変わります。
そのため、設定後は必ず実際の出力を確認しましょう。ブラウザでページのソースを表示し、titleタグやmeta descriptionがどのようになっているかを見ると判断しやすくなります。
SEOプラグインを使う場合は、WordPress本体のキャッチフレーズだけでSEOを完結させようとせず、プラグイン側の設定もあわせて整えることが大切です。
9. WordPressのキャッチフレーズに関するよくある質問
9-1. キャッチフレーズは空欄でも問題ない?
キャッチフレーズは空欄でも問題ありません。
特にSEOプラグインでトップページのタイトルやメタディスクリプションを個別に設定している場合、WordPress本体のキャッチフレーズを空欄にしても大きな問題はないケースが多いです。
ただし、テーマによってはキャッチフレーズがサイト上の説明文として表示されることがあります。空欄にすると、ヘッダーやトップページの説明が消える場合があるため、表示を確認してから判断しましょう。
初期設定の「Just another WordPress site」が残っている場合は、空欄にするか、サイト内容に合った文章へ変更することをおすすめします。
9-2. キャッチフレーズは何文字くらいが適切?
キャッチフレーズは、20〜40文字程度を目安にすると使いやすいです。
短すぎると内容が伝わりにくく、長すぎるとヘッダーや検索結果で見切れる可能性があります。
重要なのは文字数よりも、ひと目でサイト内容が伝わることです。
「誰に向けたサイトか」「何を発信しているか」「どんな価値があるか」を短くまとめることを意識しましょう。
9-3. キャッチフレーズを変更するとSEO評価は下がる?
キャッチフレーズを変更しただけで、SEO評価が大きく下がるとは限りません。
ただし、キャッチフレーズがtitleタグやメタディスクリプションに反映されている場合、検索結果での見え方が変わる可能性があります。その結果、クリック率に影響することはあります。
変更する際は、サイト内容と関係のある自然な文章にし、重要なキーワードを不自然に削除しないようにしましょう。
また、サイト全体のテーマと一致したキャッチフレーズにすることが大切です。
9-4. 検索結果にキャッチフレーズが表示されないのはなぜ?
検索結果にキャッチフレーズが表示されない理由はいくつかあります。
まず、SEOプラグインで別のタイトルや説明文を設定している場合、キャッチフレーズではなくプラグイン側の内容が使われることがあります。
また、検索エンジンはページ内容や検索キーワードに応じて、独自にタイトルや説明文を変更して表示することがあります。そのため、設定したキャッチフレーズが必ず検索結果に表示されるわけではありません。
さらに、変更後すぐは検索エンジンに反映されていない可能性もあります。
サイト上の設定が正しいか確認したうえで、反映まで一定期間様子を見ましょう。
9-5. サイト名とキャッチフレーズは同時に変更してもよい?
サイト名とキャッチフレーズは同時に変更しても問題ありません。
ただし、サイト名はブランド認知に関わる重要な要素です。すでに一定のアクセスや指名検索があるサイトでは、頻繁に変更するとユーザーが混乱する可能性があります。
一方、キャッチフレーズはサイト内容や運営方針に合わせて調整しやすい項目です。
同時に変更する場合は、サイトのテーマやターゲットが一貫しているかを確認しましょう。変更後は、サイト上の表示、titleタグ、メタディスクリプション、SNS共有時の表示などもあわせてチェックすることが大切です。
まとめ
WordPressのキャッチフレーズは、サイトタイトルを補足し、サイトの内容を短く伝えるための説明文です。
キャッチフレーズ自体が直接検索順位を上げるわけではありませんが、テーマやSEOプラグインの設定によっては、titleタグやトップページの説明文に反映されることがあります。そのため、検索結果での見え方やクリック率に影響する可能性があります。
初期設定の「Just another WordPress site」は、サイト公開前に必ず変更または削除しておきましょう。キャッチフレーズを設定する際は、誰に向けたサイトなのか、どのような価値を提供するのか、狙いたいキーワードを自然に含められているかを意識することが大切です。
SEOに強いキャッチフレーズにするためには、キーワードを詰め込みすぎず、短くわかりやすい文章にまとめることがポイントです。
また、SEOプラグインを使っている場合は、WordPress本体のキャッチフレーズとプラグイン側のタイトル・説明文の役割を分けて管理しましょう。
キャッチフレーズは小さな設定項目ですが、サイトの第一印象を左右する大切な要素です。サイト内容に合ったわかりやすい文章を設定し、ユーザーにも検索エンジンにも伝わりやすいWordPressサイトを作りましょう。

