ワードプレスの閲覧数を確認する方法3選|記事別アクセス数・人気記事ランキングの見方も解説

はじめに

ワードプレスでブログやメディアを運営していると、「この記事はどれくらい読まれているのか」「どの記事が人気なのか」「アクセス数が伸びない原因は何か」を知りたくなる場面が多くあります。

しかし、WordPress本体には詳細なアクセス解析機能が標準搭載されていないため、閲覧数を確認するにはGoogleアナリティクスやプラグインなどを活用する必要があります。

この記事では、ワードプレスの閲覧数を確認する方法を3つに分けて解説します。サイト全体のPV数、記事別アクセス数、人気記事ランキングの見方、閲覧数を増やすための改善ポイントまで紹介するので、アクセス解析を始めたい初心者の方はぜひ参考にしてください。

1. ワードプレスの閲覧数とは?確認できるアクセス指標を整理

ワードプレスの閲覧数を確認する前に、まずは「閲覧数」「PV数」「アクセス数」「訪問者数」などの違いを整理しておきましょう。

似た言葉が多いため混同しやすいですが、それぞれ意味が異なります。正しく理解しておくことで、アクセス解析の数値を見誤らずに済みます。

1-1. 閲覧数・PV数・アクセス数・訪問者数の違い

ワードプレスの閲覧数を確認するときによく使われる指標には、主に以下のようなものがあります。

指標意味
閲覧数ページが見られた回数のこと。PV数と近い意味で使われることが多い
PV数Page Viewの略。ページが表示された回数
アクセス数サイトへの訪問やページ閲覧を広く指す言葉
訪問者数サイトに訪れたユーザーの人数
セッション数ユーザーがサイトを訪問してから離脱するまでの一連の行動数
ユーザー数指定期間内にサイトを訪れたユーザー数

たとえば、1人のユーザーが同じサイト内で3ページを読んだ場合、PV数は3、ユーザー数は1としてカウントされます。

「どの記事が多く読まれているか」を知りたい場合は、記事別のPV数や表示回数を見るのが基本です。一方で、「どれくらいの人がサイトに来ているか」を知りたい場合は、ユーザー数やセッション数を確認します。

1-2. WordPress本体だけでは詳細な閲覧数を確認しにくい理由

WordPressの管理画面には、投稿一覧やコメント数、公開日、カテゴリーなどは表示されますが、標準状態では記事ごとの閲覧数を詳しく確認する機能はありません。

そのため、ワードプレスで閲覧数を確認したい場合は、次のような外部ツールやプラグインを使うのが一般的です。

Googleアナリティクスを導入すれば、サイト全体のPV数や記事別アクセス数、流入元、ユーザー行動などを詳しく分析できます。プラグインを使えば、WordPressの管理画面内で閲覧数を確認したり、人気記事ランキングを表示したりできます。

つまり、ワードプレスの閲覧数を正確に把握するには、WordPress本体だけで完結させるのではなく、アクセス解析ツールと組み合わせることが重要です。

1-3. 記事別アクセス数や人気記事ランキングを見るメリット

記事別アクセス数や人気記事ランキングを確認すると、ブログ運営の改善点が見つけやすくなります。

たとえば、閲覧数が多い記事を分析すれば、読者に求められているテーマやタイトルの傾向がわかります。反対に、閲覧数が少ない記事を確認すれば、リライトが必要な記事や検索順位が伸びていない記事を見つけられます。

また、人気記事から関連記事へ内部リンクを設置すれば、サイト内の回遊率を高めることも可能です。アクセスが集まっている記事を起点に、収益記事や重要な記事へ読者を誘導できるため、ブログ全体の成果改善にもつながります。

2. ワードプレスの閲覧数を確認する方法3選

ワードプレスの閲覧数を確認する方法は、大きく分けて3つあります。

1つ目はGoogleアナリティクスを使う方法、2つ目はWordPressプラグインを使う方法、3つ目はWordPress.comやJetpackの統計機能を使う方法です。

それぞれ確認できるデータや使いやすさが異なるため、目的に合わせて選ぶことが大切です。

2-1. 方法1:Googleアナリティクスで閲覧数を確認する

もっとも本格的にアクセス解析をしたい場合は、Googleアナリティクスを使う方法がおすすめです。

Googleアナリティクスでは、サイト全体の閲覧数だけでなく、記事別アクセス数、ユーザー数、流入元、デバイス別の閲覧状況、滞在時間、コンバージョンなどを確認できます。

特に、ブログや企業サイトを長期的に運営するなら、Googleアナリティクスは導入しておきたいアクセス解析ツールです。

ただし、初めて使う場合は画面の見方がやや複雑に感じることがあります。GA4の設定やレポートの確認方法に慣れるまでは、必要な項目に絞って見るのがおすすめです。

2-2. 方法2:プラグインを使ってWordPress管理画面で確認する

WordPressの管理画面から手軽に閲覧数を見たい場合は、プラグインを使う方法が便利です。

代表的なプラグインには、WordPress Popular Posts、WP Statistics、Site Kit by Googleなどがあります。

プラグインを使うと、投稿一覧に閲覧数を表示したり、記事ごとのアクセス数を確認したり、サイドバーに人気記事ランキングを表示したりできます。

専門的なアクセス解析よりも、「どの記事がよく読まれているかを簡単に見たい」「人気記事をブログ内に表示したい」という場合に向いています。

2-3. 方法3:WordPress.com・Jetpackの統計機能で確認する

WordPress.comを利用している場合や、Jetpackプラグインを導入している場合は、統計機能から閲覧数を確認できます。

Jetpackの統計機能では、日別の表示回数、人気投稿、流入元、検索キーワードの一部などを確認できます。Googleアナリティクスほど細かい分析には向きませんが、初心者でも見やすい画面でアクセス状況を把握できる点がメリットです。

特に、難しい設定をせずに閲覧数を確認したい場合や、簡易的にブログのアクセス傾向を見たい場合に適しています。

2-4. 目的別におすすめの確認方法を比較

ワードプレスの閲覧数を確認する方法は、目的によって選び方が変わります。

目的おすすめの方法
サイト全体のアクセスを詳しく分析したいGoogleアナリティクス
記事別アクセス数を正確に見たいGoogleアナリティクス、Site Kit by Google
管理画面で手軽に閲覧数を確認したいWP Statistics、Site Kit by Google
人気記事ランキングを表示したいWordPress Popular Posts
初心者でも簡単に見たいJetpack、Site Kit by Google
SEO改善に活かしたいGoogleアナリティクス、Googleサーチコンソール

本格的にブログを伸ばしたいなら、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを併用するのがおすすめです。手軽さを重視するなら、プラグインを使ってWordPress管理画面で閲覧数を確認するとよいでしょう。

3. Googleアナリティクスでワードプレスの閲覧数を確認する方法

ここからは、Googleアナリティクスを使ってワードプレスの閲覧数を確認する方法を解説します。

Googleアナリティクスは無料で利用でき、記事別アクセス数や流入元の分析にも役立ちます。ブログ運営でSEO改善を行うなら、まず導入しておきたいツールです。

3-1. GA4をWordPressに導入する手順

Googleアナリティクスを使うには、まずGA4のプロパティを作成し、WordPressに計測タグを設置する必要があります。

基本的な流れは以下のとおりです。

  1. Googleアナリティクスにログインする

  2. GA4プロパティを作成する

  3. データストリームでWebサイトを登録する

  4. 測定IDまたは計測タグを取得する

  5. WordPressにタグを設置する

  6. データが計測されているか確認する

WordPressにGA4を導入する方法はいくつかあります。

テーマのヘッダー部分に直接タグを設置する方法、Googleタグマネージャーを使う方法、Site Kit by Googleなどのプラグインを使う方法です。

初心者には、Site Kit by Googleを使う方法がわかりやすいです。Googleアカウントと連携すれば、GA4やサーチコンソールのデータをWordPress管理画面から確認できるようになります。

3-2. サイト全体の閲覧数を確認する見方

GA4でサイト全体の閲覧数を確認するには、レポート画面から表示回数やユーザー数を確認します。

主に見るべき項目は以下です。

項目内容
表示回数ページが表示された回数
ユーザーサイトを訪問したユーザー数
セッション訪問のまとまり
エンゲージメント時間ユーザーが実際にページを見ていた時間の目安
イベント数ページ表示やクリックなどの行動数

サイト全体のアクセス状況を把握したい場合は、まず表示回数とユーザー数を確認しましょう。

表示回数が増えているのにユーザー数が増えていない場合は、既存ユーザーが複数ページを見ている可能性があります。反対に、ユーザー数は増えているのに表示回数が少ない場合は、1人あたりの回遊ページ数が少ない可能性があります。

3-3. 記事別アクセス数を確認する見方

記事別アクセス数を確認したい場合は、GA4の「ページとスクリーン」レポートを見るのが基本です。

確認の流れは以下です。

  1. GA4にログインする

  2. 対象のプロパティを選択する

  3. レポートを開く

  4. エンゲージメントを開く

  5. ページとスクリーンを確認する

  6. ページタイトルまたはページパスごとの表示回数を見る

この画面では、どの記事が何回表示されたかを確認できます。ブログ記事の成果を見たい場合は、ページタイトルごとの表示回数をチェックしましょう。

記事別アクセス数を見るときは、単に閲覧数が多いか少ないかだけでなく、平均エンゲージメント時間やスクロール、クリックなどの行動もあわせて確認すると効果的です。

たとえば、閲覧数は多いのに滞在時間が短い記事は、タイトルと内容にズレがある可能性があります。閲覧数は少ないものの滞在時間が長い記事は、読者満足度は高いが検索流入が足りていない可能性があります。

3-4. 流入元や検索キーワードもあわせて確認する方法

ワードプレスの閲覧数を増やしたい場合は、どこから読者が来ているのかも確認しましょう。

GA4では、主に以下の流入元を確認できます。

流入元内容
Organic SearchGoogleやYahoo!などの自然検索からの流入
DirectURL直接入力やブックマークなどからの流入
Referral他サイトのリンクからの流入
Organic SocialSNSからの自然流入
Paid Searchリスティング広告などからの流入

検索キーワードを詳しく確認したい場合は、Googleサーチコンソールを使います。GA4だけでは、ユーザーがどの検索キーワードで流入したかを詳細に把握しにくいためです。

Googleサーチコンソールでは、検索クエリ、表示回数、クリック数、クリック率、平均掲載順位を確認できます。記事別の閲覧数と検索クエリをあわせて見ることで、どのキーワードで集客できているか、どのキーワードを強化すべきかがわかります。

3-5. Googleアナリティクスで閲覧数が表示されないときの確認点

GA4を導入したのに閲覧数が表示されない場合は、以下を確認しましょう。

まず、測定IDやタグが正しく設置されているか確認します。WordPressテーマを変更した場合や、ヘッダーに直接タグを設置している場合は、タグが消えていることがあります。

次に、GA4のデータ反映には時間がかかる場合があります。設置直後に通常レポートへ表示されないこともあるため、リアルタイムレポートで計測されているか確認するとよいでしょう。

また、キャッシュ系プラグインや広告ブロッカーの影響で、計測が正常に行われない場合もあります。タグを複数設置していると二重計測になることもあるため、Site Kit、タグマネージャー、テーマ設定の重複にも注意が必要です。

4. プラグインでワードプレスの閲覧数を確認する方法

Googleアナリティクスは便利ですが、毎回GA4の画面を開くのが面倒に感じる方もいるでしょう。

そのような場合は、WordPressプラグインを使って閲覧数を確認する方法がおすすめです。プラグインを使えば、WordPress管理画面の中で記事別アクセス数を見たり、人気記事ランキングを表示したりできます。

4-1. 閲覧数確認に使える代表的なプラグイン

ワードプレスの閲覧数確認に使える代表的なプラグインには、以下があります。

プラグイン主な特徴
WordPress Popular Posts人気記事ランキングの表示に強い
WP StatisticsWordPress管理画面内でアクセス解析できる
Site Kit by GoogleGA4やサーチコンソールのデータを管理画面で確認できる
Jetpackシンプルな統計機能を使える

人気記事をサイト上に表示したいならWordPress Popular Posts、WordPress内でアクセス解析を完結したいならWP Statistics、Googleのデータを管理画面で見たいならSite Kit by Googleが向いています。

4-2. WordPress Popular Postsで記事別閲覧数を見る方法

WordPress Popular Postsは、人気記事ランキングを表示したいときによく使われるプラグインです。

導入後、記事ごとの閲覧数を集計し、ランキング形式で表示できます。サイドバーや記事下に人気記事一覧を設置できるため、読者の回遊率アップにも役立ちます。

基本的な使い方は以下です。

  1. WordPress管理画面からプラグインを新規追加する

  2. WordPress Popular Postsを検索してインストールする

  3. プラグインを有効化する

  4. ウィジェットやブロックで人気記事を配置する

  5. 集計期間や表示件数を設定する

WordPress Popular Postsでは、24時間、7日間、30日間、全期間など、集計期間を設定できます。直近で読まれている記事を表示したい場合は短期間、定番記事を表示したい場合は全期間を選ぶとよいでしょう。

4-3. WP Statisticsでアクセス解析する方法

WP Statisticsは、WordPress管理画面内でアクセス解析を行えるプラグインです。

サイトの訪問者数、ページ別アクセス数、参照元、検索エンジンからの流入などを確認できます。Googleアナリティクスの画面を開かずに、WordPress内で閲覧数を確認したい方に向いています。

基本的な使い方は以下です。

  1. WP Statisticsをインストールする

  2. プラグインを有効化する

  3. 管理画面の統計メニューを開く

  4. 概要、ページ別、参照元などを確認する

  5. 必要に応じて除外設定や保存期間を調整する

WP Statisticsは便利ですが、アクセスデータをWordPress側に保存するため、サイト規模によってはデータベースが重くなる可能性があります。アクセス数が多いサイトでは、保存期間や集計設定を見直すことが大切です。

4-4. Site Kit by Googleで管理画面からGA4データを見る方法

Site Kit by Googleは、Google公式のWordPressプラグインです。GA4、Googleサーチコンソール、PageSpeed InsightsなどのデータをWordPress管理画面から確認できます。

Site Kitを使うと、WordPressのダッシュボード内でサイト全体の閲覧数や流入状況を確認できるため、GA4に慣れていない初心者にも使いやすいです。

基本的な設定手順は以下です。

  1. Site Kit by Googleをインストールする

  2. プラグインを有効化する

  3. Googleアカウントでログインする

  4. サイトの所有権を確認する

  5. GA4やサーチコンソールと連携する

  6. WordPress管理画面でデータを確認する

Googleアナリティクスの詳細な分析画面ほど細かくは見られませんが、日常的にアクセス状況を確認するには十分便利です。

4-5. プラグインを使うメリット・デメリット

プラグインでワードプレスの閲覧数を確認するメリットは、管理画面から手軽に確認できることです。記事別の閲覧数や人気記事ランキングをすぐに見られるため、初心者でも扱いやすいでしょう。

一方で、デメリットもあります。

プラグインを増やしすぎると、サイト表示速度や管理画面の動作に影響する場合があります。また、プラグインごとに集計方法が異なるため、Googleアナリティクスの数値と完全に一致しないこともあります。

そのため、正確な分析はGoogleアナリティクス、日常的な確認や人気記事表示はプラグイン、というように使い分けるのがおすすめです。

5. 人気記事ランキングを表示・確認する方法

ワードプレスでは、閲覧数を確認するだけでなく、人気記事ランキングとしてサイト上に表示することもできます。

人気記事ランキングを設置すると、読者が興味を持ちやすい記事へ誘導でき、サイト内の回遊率アップが期待できます。

5-1. 人気記事ランキングを表示するメリット

人気記事ランキングを表示するメリットは、読者に読まれている記事をわかりやすく提示できることです。

初めてサイトを訪れた読者は、どの記事を読めばよいか迷うことがあります。そこで人気記事を表示しておくと、他の読者がよく読んでいる記事に自然と誘導できます。

また、人気記事から収益記事や関連記事へ内部リンクを設置すれば、アフィリエイト成果や問い合わせ増加につなげることも可能です。

人気記事ランキングは、単なるアクセス数の表示ではなく、サイト全体の導線改善にも役立つ要素です。

5-2. プラグインで人気記事ランキングを作る方法

人気記事ランキングを作るなら、WordPress Popular Postsなどのプラグインを使う方法が簡単です。

プラグインを導入すると、閲覧数をもとに人気記事を自動で集計し、ランキングとして表示できます。表示件数、集計期間、サムネイルの有無、タイトルの文字数なども設定できます。

基本的な作成手順は以下です。

  1. WordPress Popular Postsをインストールする

  2. プラグインを有効化する

  3. ウィジェットまたはブロックを追加する

  4. 表示する記事数を設定する

  5. 集計期間を設定する

  6. サイドバーや記事下に配置する

テーマによっては、ウィジェットエリアやブロックエディターから簡単に設置できます。デザインを調整したい場合は、CSSで見た目を変更することも可能です。

5-3. サイドバーや記事下に人気記事を表示する方法

人気記事ランキングを表示する場所として代表的なのは、サイドバー、記事下、トップページです。

サイドバーに表示すると、どのページを読んでいる読者にも人気記事を見せやすくなります。記事下に表示すると、本文を読み終えた読者に次の記事を提案しやすくなります。

特にブログでは、記事下に「よく読まれている記事」や「人気記事ランキング」を設置すると、離脱を防ぎやすくなります。

ただし、スマートフォンではサイドバーが下部に回り込むテーマも多いため、スマホ表示で見やすい位置にあるかも確認しましょう。

5-4. ランキングの集計期間を設定する方法

人気記事ランキングは、集計期間によって表示される記事が変わります。

たとえば、全期間で集計すると、長く読まれている定番記事が上位に表示されやすくなります。過去7日間や30日間で集計すると、最近注目されている記事が表示されやすくなります。

目的に応じて、以下のように使い分けるとよいでしょう。

集計期間向いている用途
24時間ニュース性の高い記事を見せたい
7日間最近読まれている記事を見せたい
30日間月間の人気記事を見せたい
全期間定番記事や主力記事を見せたい

ブログ全体の回遊率を高めたい場合は、30日間や全期間のランキングが使いやすいです。トレンド性の高いジャンルでは、短期間のランキングを使うと読者の関心に合いやすくなります。

5-5. 人気記事データをリライトや内部リンク改善に活かす方法

人気記事ランキングは、表示して終わりではありません。データを分析して、リライトや内部リンク改善に活用することが大切です。

閲覧数が多い記事は、読者のニーズが高い記事です。その記事に関連する別記事への内部リンクを追加すれば、他の記事の閲覧数アップにもつながります。

また、人気記事の中で情報が古くなっているものがあれば、優先的にリライトしましょう。アクセスが集まっている記事ほど、内容を更新することで成果改善につながりやすくなります。

閲覧数が多い記事には、収益記事、問い合わせページ、資料請求ページなどへの導線を設置するのも効果的です。

6. ワードプレスの閲覧数を見るときの注意点

ワードプレスの閲覧数を見るときは、数値をそのまま信じるのではなく、集計条件や計測方法を理解しておくことが重要です。

特に、自分のアクセス、プラグインごとの集計方法、キャッシュの影響には注意しましょう。

6-1. 自分のアクセスを除外しないと数値がズレる

ブログを運営していると、自分で記事を確認したり、デザインをチェックしたりする機会が多くあります。

そのアクセスも計測対象になると、実際の読者よりも閲覧数が多く見えてしまいます。特にアクセス数が少ない初期ブログでは、自分のアクセスが数値に大きく影響します。

Googleアナリティクスでは、内部トラフィックの除外設定を行うことで、自分や社内からのアクセスを除外できます。プラグインによっては、管理者のアクセスをカウントしない設定が用意されている場合もあります。

正確な閲覧数を確認するためには、できるだけ自分のアクセスを除外しておきましょう。

6-2. プラグインによって集計方法が異なる

WordPressの閲覧数は、使うツールやプラグインによって数値が異なることがあります。

Googleアナリティクス、Jetpack、WP Statistics、WordPress Popular Postsでは、それぞれ計測方法や除外条件が違います。そのため、同じ記事でも表示される閲覧数が一致しない場合があります。

大切なのは、複数のツールの数値を完全に一致させることではありません。同じツールで継続的に数値を見て、増減の傾向を把握することです。

日々の改善には、絶対的な数値よりも「前月より増えているか」「リライト後に改善したか」といった変化を見ることが重要です。

6-3. キャッシュ系プラグインの影響に注意する

WordPressでは、表示速度を改善するためにキャッシュ系プラグインを使うことがあります。

しかし、キャッシュの設定によっては、閲覧数カウント系のプラグインが正常に動作しない場合があります。特に、ページを静的HTMLとして配信している場合や、JavaScriptの遅延読み込みを設定している場合は注意が必要です。

閲覧数が明らかに少ない、急に計測されなくなった、人気記事ランキングが更新されないといった場合は、キャッシュ系プラグインとの相性を確認しましょう。

設定を変更した後は、キャッシュを削除してから動作確認することも大切です。

6-4. 閲覧数だけで記事の成果を判断しない

閲覧数は重要な指標ですが、閲覧数だけで記事の成果を判断するのは危険です。

たとえば、閲覧数が多くても、すぐに離脱されている記事は読者満足度が低い可能性があります。反対に、閲覧数が少なくても、問い合わせや購入につながっている記事は成果の高い記事といえます。

記事の成果を見るときは、以下の指標もあわせて確認しましょう。

指標見るべきポイント
滞在時間記事がしっかり読まれているか
クリック率検索結果で選ばれているか
検索順位SEOで上位表示できているか
CV数問い合わせや購入につながっているか
直帰・離脱次の行動につながっているか

閲覧数はあくまで入口の指標です。最終的な成果につながっているかまで確認しましょう。

6-5. 個人情報やプライバシーへの配慮も必要

アクセス解析を行う際は、個人情報やプライバシーへの配慮も必要です。

Googleアナリティクスやアクセス解析プラグインを利用する場合は、プライバシーポリシーにアクセス解析ツールの利用について記載しておくと安心です。

また、CookieやIPアドレス、ユーザー行動データの扱いには注意が必要です。サイトの対象地域や運営方針によって必要な対応は異なるため、プライバシーポリシーやCookie同意の表示なども確認しておきましょう。

読者に安心してサイトを利用してもらうためにも、アクセス解析の透明性を高めることが大切です。

7. 閲覧数を増やすために確認すべきポイント

ワードプレスの閲覧数を確認したら、次はアクセスを増やすための改善に活かしましょう。

閲覧数を見る目的は、数字を眺めることではありません。読まれている記事、読まれていない記事の違いを分析し、サイト全体の改善につなげることが重要です。

7-1. 閲覧数が多い記事の共通点を分析する

まずは、閲覧数が多い記事の共通点を探しましょう。

たとえば、以下のような点を確認します。

確認項目見るポイント
テーマどのジャンルの記事が読まれているか
タイトルクリックされやすい言葉が使われているか
文字数詳細な記事が読まれているか
検索意図読者の悩みに合っているか
内部リンク他の記事から誘導されているか
公開時期季節性やトレンドがあるか

閲覧数が多い記事には、読者のニーズが表れています。その傾向をもとに新しい記事を作成すれば、アクセスを伸ばしやすくなります。

7-2. 閲覧数が少ない記事をリライトする

閲覧数が少ない記事は、リライトの候補になります。

ただし、単にアクセスが少ないからといって削除するのではなく、原因を確認することが大切です。

検索順位が低いのか、タイトルのクリック率が低いのか、検索需要が少ないキーワードを狙っているのかによって、改善方法は変わります。

リライトでは、以下の点を見直しましょう。

見直し項目改善内容
タイトル検索キーワードと読者メリットを入れる
見出し検索意図に合う構成にする
本文不足情報を追加する
導入文読者の悩みと解決策を明確にする
内部リンク関連記事から誘導する
情報の鮮度古い内容を更新する

リライト後は、閲覧数や検索順位の変化を定期的に確認しましょう。

7-3. 人気記事から関連記事へ内部リンクを設置する

閲覧数が多い人気記事は、サイト内の他の記事へ読者を誘導する重要な入口になります。

人気記事の本文中に関連記事への内部リンクを設置すれば、他の記事の閲覧数アップが期待できます。

たとえば、初心者向けの記事がよく読まれている場合は、応用記事や比較記事、収益記事へのリンクを設置します。読者の次の疑問に合った記事を案内することで、自然な流れで回遊してもらえます。

内部リンクを設置するときは、「こちら」だけでリンクするのではなく、リンク先の内容がわかるテキストにしましょう。

たとえば、「WordPressの初期設定について詳しく知りたい方は、WordPressブログ開設後にやるべき設定の記事をご覧ください」のように書くと、読者にも検索エンジンにも内容が伝わりやすくなります。

7-4. 検索順位・クリック率・滞在時間もあわせて見る

閲覧数を増やすには、PV数だけでなく、検索順位、クリック率、滞在時間も確認しましょう。

Googleサーチコンソールでは、検索結果での表示回数、クリック数、クリック率、平均掲載順位を確認できます。

たとえば、検索順位は高いのにクリック率が低い場合は、タイトルやメタディスクリプションに改善余地があります。検索順位が低い場合は、記事内容の充実や内部リンク強化が必要です。

GA4では、ユーザーが記事をどれくらい見ているか、どのページへ移動しているかを確認できます。閲覧数が多くても滞在時間が短い記事は、読者の期待に応えられていない可能性があります。

複数の指標を組み合わせて見ることで、より正確な改善ポイントが見えてきます。

7-5. 定期的にアクセス解析する習慣を作る

閲覧数を増やすためには、定期的にアクセス解析を行う習慣が大切です。

毎日細かく確認する必要はありませんが、週1回または月1回のペースで、サイト全体のアクセス状況や記事別アクセス数を確認しましょう。

チェックする内容は以下のようなものです。

頻度確認内容
週1回急にアクセスが増減した記事、人気記事
月1回記事別PV、流入元、検索クエリ、リライト候補
3か月ごとサイト全体の傾向、カテゴリ別成果、内部リンク改善

アクセス解析を継続すると、どの記事が伸びやすいか、どのテーマが読者に求められているかが見えてきます。

数字をもとに改善を続けることで、ワードプレスの閲覧数を安定して増やしやすくなります。

8. ワードプレスの閲覧数に関するよくある質問

最後に、ワードプレスの閲覧数に関するよくある質問をまとめます。

初心者がつまずきやすいポイントを中心に解説します。

8-1. WordPressだけで閲覧数は確認できる?

WordPress本体だけでは、詳細な閲覧数や記事別アクセス数を確認する機能は基本的にありません。

閲覧数を確認したい場合は、Googleアナリティクス、Jetpack、WP Statistics、WordPress Popular Postsなどのツールやプラグインを使う必要があります。

テーマによっては独自に閲覧数表示機能が付いている場合もありますが、一般的には外部ツールやプラグインを導入するのが基本です。

8-2. 無料で記事別アクセス数を確認できる?

無料でも記事別アクセス数は確認できます。

Googleアナリティクスを導入すれば、無料で記事別の表示回数を確認できます。また、Site Kit by Googleを使えば、WordPress管理画面からGA4やサーチコンソールのデータを確認できます。

WP StatisticsやJetpackなどのプラグインでも、無料範囲で基本的なアクセス状況を確認できる場合があります。

本格的にSEO改善まで行いたい場合は、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを併用するのがおすすめです。

8-3. 閲覧数カウンターを記事に表示できる?

プラグインを使えば、記事ページに閲覧数カウンターを表示できます。

WordPress Popular Postsや閲覧数表示に対応したプラグインを使うと、「この記事は〇回読まれました」のような表示が可能です。

ただし、閲覧数が少ない初期段階では、カウンターを表示すると逆に人気がない印象を与える場合もあります。表示するかどうかは、サイトの目的やアクセス規模に合わせて判断しましょう。

8-4. 管理画面に閲覧数が表示されない原因は?

管理画面に閲覧数が表示されない場合、主な原因として以下が考えられます。

プラグインが有効化されていない、設定が完了していない、集計期間にデータがない、キャッシュの影響でカウントされていない、管理者アクセスが除外されている、などです。

Googleアナリティクスの場合は、タグの設置ミスや測定IDの間違い、データ反映の遅れも考えられます。

まずは、プラグインやGA4の設定が正しく完了しているか確認しましょう。

8-5. 初心者にはどの確認方法がおすすめ?

初心者には、Site Kit by GoogleまたはJetpackの統計機能がおすすめです。

Site Kit by Googleは、Googleアナリティクスやサーチコンソールと連携できるため、将来的にSEO改善を行いたい方に向いています。WordPress管理画面からデータを確認できる点も便利です。

Jetpackは、シンプルな統計画面で閲覧数を確認しやすいため、難しい設定を避けたい方に向いています。

本格的にブログを伸ばしたい場合は、最終的にGoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを使えるようにしておくとよいでしょう。

まとめ

ワードプレスの閲覧数を確認する方法は、主にGoogleアナリティクス、プラグイン、WordPress.com・Jetpackの統計機能の3つです。

正確にアクセス解析をしたいならGoogleアナリティクス、WordPress管理画面で手軽に見たいならプラグイン、簡単にアクセス状況を把握したいならJetpackが向いています。

記事別アクセス数や人気記事ランキングを確認すれば、読者に求められている記事や改善すべき記事が見えてきます。閲覧数が多い記事は内部リンクや収益導線を強化し、閲覧数が少ない記事は検索意図やタイトル、本文を見直しましょう。

ただし、閲覧数だけで記事の成果を判断するのではなく、検索順位、クリック率、滞在時間、コンバージョンなどもあわせて見ることが大切です。

ワードプレスの閲覧数を定期的に確認し、データをもとに改善を続けることで、ブログ全体のアクセスアップにつながります。