WordPressでWebサイトを作る方法|費用・手順・失敗しない制作会社選びまで徹底解説

はじめに

WordPressでWebサイトを作りたいと考えているものの、「自分で作れるのか」「費用はいくらかかるのか」「制作会社に依頼すべきか」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

WordPressは、企業サイト、店舗サイト、採用サイト、ブログ、オウンドメディアなど、さまざまなWebサイト制作に使われている代表的なCMSです。専門知識がない人でも更新しやすく、デザインや機能の自由度が高いため、個人から中小企業、大規模サイトまで幅広く活用されています。

一方で、WordPressでWebサイトを作るには、サーバーやドメインの準備、テーマ選び、セキュリティ対策、SEO設計、公開後の保守運用など、事前に知っておくべきポイントもあります。何となく作り始めてしまうと、デザインは整っていても問い合わせにつながらない、更新しづらい、表示速度が遅い、セキュリティ面が不安といった失敗につながることがあります。

この記事では、WordPressでWebサイトを作る方法について、基礎知識から費用相場、自作の手順、必要なページ、制作会社の選び方、公開後の運用までわかりやすく解説します。これからWordPressでWebサイトを作りたい方は、自作するか外注するかを判断する材料として参考にしてください。

1. WordPressでWebサイトを作る前に知っておきたい基礎知識

WordPressでWebサイトを作る前に、まずはWordPressの特徴や仕組みを理解しておくことが大切です。WordPressは便利なツールですが、すべてのWebサイトに最適というわけではありません。目的や運用体制によって、向き不向きがあります。

ここでは、WordPressとは何か、どのようなWebサイトが作れるのか、無料ブログやホームページ作成ツールとの違いについて解説します。

1-1. WordPressとは?Webサイト制作に使われる理由

WordPressとは、Webサイトやブログを作成・管理できるCMSです。CMSとは「Contents Management System」の略で、専門的なコードを書かなくても、管理画面からページの作成や記事の更新、画像の追加などができる仕組みを指します。

WordPressがWebサイト制作でよく使われる理由は、主に以下のような点にあります。

まず、更新のしやすさです。WordPressでは、管理画面にログインして文章や画像を入力するだけで、ページやブログ記事を追加できます。制作会社に毎回修正を依頼しなくても、自社で情報発信を続けやすい点が大きな魅力です。

次に、デザインや機能の自由度です。WordPressには多くのテーマやプラグインがあり、会社案内サイト、サービスサイト、店舗サイト、採用サイト、ブログメディアなど、目的に合わせたWebサイトを構築できます。

さらに、SEO対策を行いやすい点もWordPressが選ばれる理由です。ページごとのタイトルやメタディスクリプション、見出し構成、内部リンク、ブログ記事の追加など、検索エンジンに評価されやすいサイト運用をしやすい仕組みが整っています。

1-2. WordPressで作れるWebサイトの種類

WordPressでは、さまざまな種類のWebサイトを作ることができます。代表的なものとしては、以下のようなサイトがあります。

企業の公式Webサイトでは、トップページ、会社概要、サービス紹介、実績紹介、お知らせ、お問い合わせフォームなどを整備できます。中小企業やスタートアップのコーポレートサイトにもよく使われます。

店舗サイトでは、営業時間、アクセス、メニュー、料金表、予約フォーム、写真ギャラリーなどを掲載できます。美容室、整体院、飲食店、クリニック、士業事務所など、地域集客を目的としたWebサイトにも適しています。

採用サイトでは、会社の魅力、社員インタビュー、募集要項、応募フォームなどを掲載できます。WordPressで採用情報を更新できるようにしておけば、求人内容の変更にも柔軟に対応できます。

また、ブログやオウンドメディアにもWordPressは向いています。記事を継続的に投稿し、検索流入を増やすことで、見込み客との接点を増やせます。

そのほか、ECサイト、会員サイト、予約サイト、オンライン講座サイトなども、プラグインやカスタマイズによって構築可能です。ただし、高度な決済機能や複雑な会員管理が必要な場合は、専門的な設計が必要になります。

1-3. WordPress.comとWordPress.orgの違い

WordPressには、大きく分けて「WordPress.com」と「WordPress.org」があります。名前が似ているため混同されがちですが、Webサイト制作で一般的に使われるのはWordPress.orgのほうです。

WordPress.comは、サーバーの準備をせずに利用できるブログ・サイト作成サービスです。手軽に始められる一方で、プランによってはデザインやプラグインの利用に制限があります。自由度を求める企業サイトや本格的なWebサイト制作には、やや不向きな場合があります。

一方、WordPress.orgは、WordPressのソフトウェアを自分でサーバーにインストールして使う形式です。レンタルサーバーと独自ドメインを契約する必要がありますが、テーマやプラグインの自由度が高く、デザインや機能も柔軟にカスタマイズできます。

企業のWebサイト、店舗サイト、採用サイト、オウンドメディアを本格的に運用する場合は、基本的にWordPress.orgを使ったサイト制作が選ばれます。

1-4. WordPressサイト制作が向いている人・向いていない人

WordPressでのWebサイト制作が向いているのは、公開後も自分たちで情報を更新したい人や、ブログ・お知らせ・実績などを継続的に発信したい企業です。特に、SEO対策を通じて検索から集客したい場合、WordPressは相性が良い選択肢です。

また、将来的にページを増やしたい、機能を追加したい、デザインを改善したいと考えている場合にもWordPressは向いています。拡張性が高いため、事業の成長に合わせてWebサイトを育てていくことができます。

一方で、WordPressが向いていないケースもあります。たとえば、1ページだけの簡単な案内ページを短期間だけ公開したい場合や、更新する予定がほとんどない場合は、よりシンプルなホームページ作成ツールのほうが適していることもあります。

また、サーバーやセキュリティ、プラグイン更新などの管理をまったく行いたくない場合は、WordPressの保守が負担に感じられる可能性があります。その場合は、制作会社に保守運用まで依頼するか、管理が簡単な別のサービスを検討するのも一つの方法です。

1-5. 無料ブログやホームページ作成ツールとの違い

WordPressと無料ブログ、ホームページ作成ツールの大きな違いは、自由度と資産性です。

無料ブログは、アカウントを作ればすぐに記事を書ける手軽さがあります。しかし、デザインや広告表示、独自ドメイン、SEO設定などに制限がある場合が多く、企業の公式Webサイトとして使うには信頼性や自由度の面で物足りないことがあります。

ホームページ作成ツールは、テンプレートを選んで簡単にWebサイトを作れる点が魅力です。専門知識がなくても見た目の整ったサイトを作りやすく、保守の手間も比較的少ない傾向があります。ただし、細かいカスタマイズやSEO設計、機能拡張には制限がある場合があります。

WordPressは、サーバーやドメインの管理が必要になる一方で、デザイン、ページ構成、機能、SEO、コンテンツ運用の自由度が高い点が特徴です。長期的に自社のWebサイトを育てていきたい場合は、WordPressを選ぶメリットが大きくなります。

2. WordPressでWebサイトを作るメリット・デメリット

WordPressでWebサイトを作ると、更新性や拡張性、SEO対策のしやすさなど多くのメリットがあります。しかし、セキュリティ対策や保守管理が必要になるなど、注意すべきデメリットもあります。

ここでは、WordPressでWebサイトを作るメリットとデメリットを整理し、導入前に理解しておきたいポイントを解説します。

2-1. WordPressでWebサイトを作るメリット

WordPressでWebサイトを作る最大のメリットは、自社で更新しやすいことです。管理画面からテキストや画像を変更できるため、お知らせ、ブログ、実績、採用情報などをタイムリーに更新できます。

次に、デザインや機能を柔軟にカスタマイズできる点も大きなメリットです。既存テーマを使えば比較的低コストで見た目を整えられますし、オリジナルデザインで制作すれば、自社らしさを表現したWebサイトにできます。

また、プラグインを使うことで、お問い合わせフォーム、SEO設定、セキュリティ対策、バックアップ、予約機能、会員機能などを追加できます。必要に応じて機能を拡張できるため、事業の成長に合わせた運用がしやすくなります。

さらに、WordPressはブログやコンテンツマーケティングとの相性が良い点も魅力です。記事を継続的に追加することで検索流入を増やし、見込み客に役立つ情報を届けることができます。

2-2. WordPressでWebサイトを作るデメリット

WordPressには多くのメリットがありますが、デメリットもあります。まず、サーバーやドメイン、WordPress本体、テーマ、プラグインの管理が必要です。更新を放置すると、不具合やセキュリティリスクにつながることがあります。

また、プラグインを入れすぎると、サイトの表示速度が遅くなったり、プラグイン同士が干渉して不具合が起きたりする場合があります。便利だからといって安易に追加するのではなく、本当に必要な機能に絞ることが重要です。

さらに、自由度が高い反面、設計を誤ると使いにくいWebサイトになってしまう可能性があります。デザインだけを重視して導線が不十分だったり、SEOを考えずにページを作ったりすると、公開後に成果が出にくくなります。

自作する場合は、ある程度の学習時間も必要です。WordPressの操作、テーマ設定、プラグイン管理、SEOの基本、セキュリティ対策などを理解しながら進める必要があります。

2-3. SEO・集客面でWordPressが選ばれる理由

WordPressがSEOや集客面で選ばれる理由は、検索エンジンに評価されやすいコンテンツ運用をしやすいからです。

WordPressでは、ページごとにタイトル、見出し、本文、画像、内部リンクを設定できます。SEO対策用のプラグインを活用すれば、メタディスクリプションやXMLサイトマップ、noindex設定なども管理しやすくなります。

また、ブログ記事やコラム記事を継続的に追加できるため、検索キーワードに合わせたコンテンツを増やせます。たとえば、サービスに関連する悩みや疑問に答える記事を作成することで、見込み客が検索したタイミングで自社サイトに訪れてもらえる可能性が高まります。

ただし、WordPressを使えば自動的に検索順位が上がるわけではありません。SEOで成果を出すためには、キーワード選定、検索意図の理解、良質なコンテンツ作成、内部リンク設計、表示速度改善、スマホ対応などを総合的に行う必要があります。

2-4. セキュリティや保守で注意すべきポイント

WordPressは世界中で使われているため、攻撃対象になりやすいCMSでもあります。そのため、セキュリティ対策と保守管理は必須です。

まず、WordPress本体、テーマ、プラグインは定期的に更新する必要があります。古いバージョンのまま放置すると、脆弱性を狙われるリスクが高まります。

次に、管理画面へのログイン対策も重要です。推測されやすいユーザー名や簡単なパスワードを避け、必要に応じて二段階認証やログイン試行制限を導入しましょう。

また、万が一に備えて定期的なバックアップを取ることも欠かせません。サイトに不具合が起きた場合や、誤ってページを削除してしまった場合でも、バックアップがあれば復旧しやすくなります。

制作会社に依頼する場合は、公開後の保守サービスに何が含まれているかを確認しておきましょう。更新作業、バックアップ、セキュリティチェック、不具合対応、軽微な修正など、対応範囲を明確にしておくことが大切です。

2-5. 自社サイト・店舗サイト・採用サイトで活用しやすい理由

WordPressは、自社サイト、店舗サイト、採用サイトと相性が良いCMSです。その理由は、更新頻度の高い情報を自社で管理しやすいからです。

自社サイトでは、サービス内容、実績、ニュース、セミナー情報などを随時更新できます。営業資料としてWebサイトを活用したい企業にとって、情報をすぐに追加・修正できる点は大きなメリットです。

店舗サイトでは、営業時間、メニュー、キャンペーン、臨時休業のお知らせ、スタッフ紹介などを簡単に更新できます。地域名を含めたブログ記事やお知らせを発信すれば、地域検索からの集客にもつなげやすくなります。

採用サイトでは、募集要項、社員インタビュー、職場紹介、採用ブログなどを更新できます。求職者に向けて継続的に情報発信することで、企業理解を深めてもらいやすくなります。

このように、WordPressは単なる会社案内だけでなく、集客、採用、ブランディングを支えるWebサイトとして活用しやすいのが特徴です。

3. WordPressでWebサイトを作る費用相場

WordPressでWebサイトを作る費用は、自作するか、フリーランスに依頼するか、制作会社に依頼するかによって大きく変わります。また、ページ数、デザインのこだわり、必要な機能、SEO設計、原稿作成、写真撮影、保守運用の有無によっても費用は変動します。

ここでは、WordPressサイト制作にかかる費用の全体像と、費用を考える際のポイントを解説します。

3-1. WordPressサイト制作にかかる費用の全体像

WordPressサイト制作にかかる費用は、大きく分けると初期費用と月額費用があります。

初期費用には、サイト設計、デザイン制作、WordPress構築、コーディング、ページ作成、フォーム設置、SEO初期設定、原稿作成、画像選定などが含まれます。自作する場合はこれらの作業を自分で行うため制作費を抑えられますが、その分、学習時間と作業時間が必要です。

月額費用には、サーバー代、ドメイン代、SSL、保守管理費、バックアップ、セキュリティ対策、運用代行費などがあります。自作の場合でも、サーバー代とドメイン代は基本的に必要です。

費用を考える際は、「制作時にいくらかかるか」だけでなく、「公開後に運用し続けるためにいくら必要か」まで確認することが大切です。

3-2. 自作する場合の初期費用・月額費用

WordPressでWebサイトを自作する場合、初期費用は比較的安く抑えられます。必要になる主な費用は、レンタルサーバー代、独自ドメイン代、有料テーマ代、有料プラグイン代などです。

レンタルサーバーは月額数百円から数千円程度で利用できるものが多く、個人サイトや小規模な企業サイトであれば、一般的なレンタルサーバーで十分な場合もあります。独自ドメインは種類によって費用が異なりますが、年間で数千円程度が目安です。

有料テーマを使う場合は、買い切りで1万円から2万円程度のものがよく使われます。無料テーマでも制作は可能ですが、デザイン性や機能、サポート面を考えると、有料テーマのほうが効率的な場合があります。

自作のメリットは費用を抑えられることですが、デザイン、SEO、セキュリティ、表示速度、導線設計などを自分で学ぶ必要があります。時間をかけられる人には向いていますが、早く成果を出したい場合は外注も検討しましょう。

3-3. 制作会社に依頼する場合の費用相場

WordPressサイト制作を制作会社に依頼する場合、費用はサイトの規模や内容によって大きく変わります。

小規模なコーポレートサイトや店舗サイトで、テンプレートを活用した制作であれば、数十万円程度から依頼できるケースがあります。オリジナルデザインでしっかり設計する場合は、50万円から150万円程度が一つの目安になります。

ページ数が多いサイト、採用サイト、サービスサイト、オウンドメディア、予約機能や会員機能を含むサイトなどは、さらに費用が高くなることがあります。要件によっては200万円以上かかるケースもあります。

制作会社に依頼するメリットは、デザインだけでなく、サイト構成、導線設計、SEO、セキュリティ、運用しやすさまで考慮したWebサイトを作りやすいことです。単純に安さだけで比較するのではなく、提案内容や公開後のサポートも含めて判断しましょう。

3-4. フリーランスに依頼する場合の費用相場

フリーランスにWordPressサイト制作を依頼する場合、制作会社よりも費用を抑えられることがあります。小規模なWebサイトであれば、10万円から50万円程度で依頼できるケースもあります。

ただし、フリーランスの場合は対応範囲に差があります。デザインが得意な人、コーディングが得意な人、SEOに強い人、保守運用まで対応できる人など、スキルや専門領域はさまざまです。

また、個人で対応しているため、納期や連絡体制、トラブル時の対応、公開後のサポートについて事前に確認しておく必要があります。特に、企業サイトや採用サイトなどビジネス上重要なWebサイトを依頼する場合は、実績や契約内容を慎重に確認しましょう。

フリーランスへの依頼は、費用を抑えつつ柔軟に相談したい場合に向いています。一方で、戦略設計や複数人での制作体制、長期的な運用支援を重視する場合は、制作会社のほうが安心できることもあります。

3-5. サーバー・ドメイン・テーマ・プラグインの費用内訳

WordPressでWebサイトを運用するには、制作費以外にもいくつかの費用がかかります。

サーバー代は、Webサイトのデータを置くために必要です。一般的なレンタルサーバーであれば、月額数百円から数千円程度が目安です。アクセス数が多いサイトや高速表示を重視するサイトでは、より高性能なサーバーが必要になることもあります。

ドメイン代は、Webサイトの住所にあたるURLを維持するための費用です。「.com」「.jp」「.co.jp」など、ドメインの種類によって価格が異なります。企業の場合は、信頼性を考えて独自ドメインを取得するのが一般的です。

テーマ代は、Webサイトのデザインやレイアウトの土台となるテンプレートの費用です。無料テーマもありますが、有料テーマを使うとデザイン性や機能性、サポート面でメリットがあります。

プラグイン代は、追加機能を使うための費用です。無料プラグインだけでも多くの機能を実装できますが、予約、決済、会員機能、フォーム強化、SEO分析などでは有料プラグインが必要になる場合があります。

3-6. 費用が高くなるケースと安く抑えるコツ

WordPressサイト制作の費用が高くなる主なケースは、オリジナルデザインにこだわる場合、ページ数が多い場合、独自機能を開発する場合、原稿作成や写真撮影まで依頼する場合です。

また、SEO戦略、キーワード調査、競合分析、コンテンツ設計、アクセス解析設定などを含めると、単なる制作より費用は高くなります。ただし、集客を目的としたWebサイトでは、これらの設計が成果に大きく影響するため、必要な投資と考えることも大切です。

費用を安く抑えるには、まず目的と必要な機能を明確にしましょう。最初からすべての機能を入れるのではなく、公開時に必要なものと、後から追加できるものを分けることで、初期費用を抑えやすくなります。

また、原稿や写真を自社で用意する、テンプレートを活用する、ページ数を絞る、保守範囲を必要最小限にするなどの方法もあります。ただし、安さを優先しすぎると、公開後に使いにくいサイトになったり、追加修正費がかかったりすることがあるため注意が必要です。

3-7. 見積もりで確認すべき費用項目

制作会社やフリーランスに依頼する場合は、見積もりの内訳を必ず確認しましょう。総額だけで判断すると、後から追加費用が発生することがあります。

確認すべき主な項目は、企画・設計費、デザイン費、コーディング費、WordPress構築費、ページ作成費、フォーム設置費、SEO初期設定費、スマホ対応費、テスト費、公開作業費などです。

また、原稿作成、写真撮影、イラスト制作、ロゴ制作、サーバー設定、ドメイン取得代行、保守運用、アクセス解析設定が含まれているかも確認しましょう。

特に注意したいのは、修正回数と追加費用です。デザイン修正やページ追加、機能変更がどこまで見積もりに含まれているのかを事前に把握しておくことで、トラブルを防ぎやすくなります。

4. WordPressでWebサイトを自作する手順

WordPressでWebサイトを自作する場合は、いきなりデザインを作り始めるのではなく、目的や構成を整理してから進めることが重要です。順番を間違えると、後からページ構成を作り直したり、必要な機能が足りなかったりすることがあります。

ここでは、WordPressでWebサイトを自作する基本的な手順を解説します。

4-1. Webサイトの目的・ターゲットを決める

最初に決めるべきことは、Webサイトの目的です。問い合わせを増やしたいのか、商品やサービスを紹介したいのか、採用応募を増やしたいのか、店舗への来店を促したいのかによって、必要なページや導線は変わります。

目的が曖昧なまま作り始めると、見た目は整っていても成果につながらないWebサイトになりやすくなります。たとえば、問い合わせ獲得が目的であれば、お問い合わせボタンの配置、サービスページの内容、実績紹介、よくある質問などが重要です。

あわせて、ターゲットも明確にしましょう。誰に向けたWebサイトなのか、どのような悩みを持っている人に見てもらいたいのかを整理することで、文章やデザイン、ページ構成が決めやすくなります。

4-2. サイト構成と必要なページを整理する

目的とターゲットが決まったら、Webサイトに必要なページを整理します。一般的な企業サイトであれば、トップページ、サービス紹介、会社概要、実績紹介、お知らせ、ブログ、お問い合わせ、プライバシーポリシーなどが必要です。

店舗サイトであれば、メニュー、料金、アクセス、営業時間、スタッフ紹介、予約ページなどが必要になることもあります。採用サイトであれば、募集要項、社員インタビュー、福利厚生、応募フォームなどが必要です。

この段階では、ページ同士の関係も考えましょう。トップページからどのページに誘導するのか、サービスページから問い合わせへどうつなげるのか、ブログ記事から関連サービスへどう誘導するのかを設計しておくと、成果につながるWebサイトになりやすくなります。

4-3. サーバーとドメインを契約する

WordPressでWebサイトを公開するには、サーバーとドメインが必要です。サーバーはWebサイトのデータを保存する場所、ドメインはWebサイトの住所にあたります。

レンタルサーバーを選ぶ際は、WordPressの簡単インストール機能、表示速度、安定性、サポート体制、バックアップ機能、SSL対応などを確認しましょう。初心者の場合は、管理画面が使いやすく、WordPressの導入が簡単なサーバーを選ぶと安心です。

ドメインは、会社名やサービス名に近いものを選ぶのが基本です。短く覚えやすく、入力しやすいドメインが理想です。企業サイトであれば、信頼性を考えて独自ドメインを使いましょう。

4-4. WordPressをインストールする

サーバーとドメインを契約したら、WordPressをインストールします。多くのレンタルサーバーには、WordPressの簡単インストール機能が用意されています。管理画面から必要事項を入力するだけで、比較的簡単にインストールできます。

インストール時には、サイト名、ユーザー名、パスワード、メールアドレスなどを設定します。ユーザー名やパスワードはセキュリティに関わるため、推測されにくいものを設定しましょう。

インストール後は、管理画面にログインして基本設定を行います。サイトタイトル、キャッチフレーズ、パーマリンク設定、表示設定などを確認し、公開前の準備を進めます。

4-5. テーマを選んでデザインを設定する

WordPressのテーマは、Webサイトのデザインやレイアウトを決めるテンプレートです。無料テーマと有料テーマがあり、目的や予算に合わせて選べます。

企業サイトや店舗サイトを作る場合は、ビジネス向けのテーマを選ぶと効率的です。デザインの美しさだけでなく、スマホ対応、表示速度、SEO内部設計、カスタマイズのしやすさ、更新頻度、サポート体制も確認しましょう。

テーマを選んだら、ロゴ、カラー、フォント、トップページのレイアウト、メニュー、フッターなどを設定します。デザインは見た目だけでなく、ユーザーが必要な情報にたどり着きやすいかを意識することが大切です。

4-6. 必要なプラグインを導入する

WordPressのプラグインを使うと、さまざまな機能を追加できます。代表的なものには、お問い合わせフォーム、SEO設定、セキュリティ対策、バックアップ、キャッシュ、画像圧縮、スパム対策などがあります。

ただし、プラグインを入れすぎると、表示速度の低下や不具合の原因になることがあります。必要な機能を整理し、本当に必要なプラグインだけを導入しましょう。

また、長期間更新されていないプラグインや、利用者が少ないプラグインは避けるのが無難です。導入後も定期的にアップデートし、不要になったプラグインは削除することが重要です。

4-7. 固定ページ・投稿ページを作成する

WordPressには「固定ページ」と「投稿ページ」があります。固定ページは、会社概要、サービス紹介、お問い合わせ、プライバシーポリシーなど、あまり頻繁に更新しないページに使います。

一方、投稿ページはブログ記事やお知らせ、コラムなど、時系列で更新していくコンテンツに使います。SEO対策として記事を継続的に追加していく場合は、投稿機能を活用します。

ページを作成するときは、見出し構成を意識しましょう。読みやすい見出しを設定し、文章を適度に区切ることで、ユーザーにも検索エンジンにも内容が伝わりやすくなります。

また、画像には代替テキストを設定し、関連ページへの内部リンクも設置しましょう。これにより、ユーザーが他のページに移動しやすくなり、サイト全体の回遊性も高まります。

4-8. お問い合わせフォームを設置する

企業サイトやサービスサイトでは、お問い合わせフォームの設置が重要です。問い合わせを増やしたい場合は、フォームへの導線をわかりやすく設計しましょう。

お問い合わせフォームには、氏名、メールアドレス、電話番号、問い合わせ内容などの項目を設定します。ただし、項目が多すぎると入力の負担が増え、離脱につながることがあります。必要最低限の項目に絞ることが大切です。

また、送信完了画面や自動返信メールの設定も忘れずに行いましょう。問い合わせが正しく届くかどうか、公開前に必ずテストする必要があります。

4-9. スマホ表示・表示速度・動作確認を行う

Webサイト公開前には、スマホ表示、表示速度、各種動作を確認しましょう。現在はスマホからWebサイトを見るユーザーが多いため、スマホで見やすいことは非常に重要です。

スマホ表示では、文字の大きさ、ボタンの押しやすさ、画像の見え方、メニューの使いやすさを確認します。パソコンでは問題なく見えても、スマホでは文字が小さい、余白が狭い、ボタンが押しにくいといった問題が起きることがあります。

表示速度も重要です。画像が重すぎる、プラグインが多すぎる、不要なスクリプトが読み込まれていると、ページの表示が遅くなります。表示が遅いサイトはユーザーが離脱しやすく、SEOにも悪影響を与える可能性があります。

4-10. 公開前にSEO設定とセキュリティ設定を行う

公開前には、SEO設定とセキュリティ設定を必ず行いましょう。SEO設定では、サイトタイトル、メタディスクリプション、パーマリンク、見出し構成、内部リンク、画像の代替テキスト、XMLサイトマップなどを確認します。

検索エンジンにサイトを正しく認識してもらうために、Google Search Consoleやアクセス解析ツールの設定も行っておくとよいでしょう。

セキュリティ設定では、管理画面のログイン対策、強固なパスワード、不要なプラグインの削除、バックアップ設定、SSL化などを確認します。

公開後に慌てて対応するのではなく、公開前に基本的な設定を整えておくことで、安心してWordPressサイトを運用できます。

5. WordPressサイト制作で必要なページと機能

WordPressでWebサイトを作る際は、目的に応じて必要なページと機能を整理することが重要です。ページが不足していると、ユーザーが必要な情報を得られず、問い合わせや購入につながりにくくなります。

ここでは、企業サイトや店舗サイト、サービスサイトでよく必要になるページと機能を紹介します。

5-1. トップページ

トップページは、Webサイトの入り口となる重要なページです。訪問者が最初に見ることが多いため、何の会社・サービスなのか、誰に向けたWebサイトなのか、どのような価値を提供しているのかを一目で伝える必要があります。

トップページには、メインビジュアル、サービス概要、強み、実績、お客様の声、お知らせ、ブログ、問い合わせ導線などを配置するのが一般的です。

大切なのは、情報を詰め込みすぎないことです。トップページだけですべてを説明するのではなく、詳細ページへ自然に誘導する構成にしましょう。ユーザーが迷わず次の行動を取れるよう、ボタンやリンクの配置も工夫する必要があります。

5-2. サービス・商品紹介ページ

サービス・商品紹介ページは、問い合わせや購入に直結しやすい重要なページです。単にサービス名や料金を掲載するだけでなく、どのような課題を解決できるのか、他社との違いは何か、利用するメリットは何かを具体的に伝えましょう。

サービスページでは、対象となるユーザー、サービス内容、特徴、料金、導入の流れ、よくある質問、実績、お問い合わせへの導線を整理すると効果的です。

SEOを意識する場合は、サービス名だけでなく、地域名や悩みに関連するキーワードも意識して構成を作ると、検索流入を狙いやすくなります。

5-3. 会社概要・店舗情報ページ

会社概要や店舗情報ページは、信頼性を高めるために欠かせないページです。企業名、所在地、代表者名、設立年、事業内容、電話番号、アクセス情報などを掲載します。

店舗サイトの場合は、営業時間、定休日、地図、駐車場情報、最寄り駅からのアクセス、店内写真なども重要です。ユーザーが実際に訪問する前に不安を解消できる情報を載せましょう。

会社概要ページは、直接問い合わせにつながるページではないと思われがちですが、ユーザーが信頼できる会社かどうかを判断する材料になります。特にBtoBサイトや高額サービスを扱うWebサイトでは、会社情報の充実が安心感につながります。

5-4. 実績・事例紹介ページ

実績や事例紹介ページは、サービスの信頼性を高める効果があります。過去の制作実績、導入事例、お客様の声、ビフォーアフター、成果データなどを掲載することで、ユーザーが具体的なイメージを持ちやすくなります。

事例ページでは、単に「実績があります」と書くのではなく、どのような課題があり、どのような提案を行い、どのような結果につながったのかをストーリーとして紹介すると効果的です。

WordPressでは、事例紹介を投稿形式で追加できるようにしておくと、公開後も実績を増やしやすくなります。実績が増えるほど、Webサイトの信頼性や説得力も高まります。

5-5. ブログ・お知らせページ

ブログやお知らせページは、WordPressの強みを活かしやすい機能です。お知らせでは、営業日、キャンペーン、新サービス、イベント情報などを発信できます。

ブログでは、見込み客が検索しそうな悩みや疑問に答える記事を作成することで、SEO集客につなげられます。たとえば、サービスに関する選び方、費用、手順、注意点、事例などの記事は、検索流入を増やすうえで有効です。

ただし、ブログは継続して更新することが重要です。数記事だけ投稿して放置すると、効果が出にくくなります。無理のない更新頻度を決め、社内で運用ルールを作っておきましょう。

5-6. お問い合わせページ

お問い合わせページは、Webサイトの成果に直結する重要なページです。ユーザーが問い合わせをしようと思ったときに、迷わず送信できる状態にしておく必要があります。

フォームの項目は、必要最小限に絞ることが大切です。入力項目が多すぎると、ユーザーが面倒に感じて離脱する可能性があります。相談内容に応じて選択式の項目を用意すると、ユーザーも入力しやすく、運営側も内容を把握しやすくなります。

また、電話番号、受付時間、返信までの目安、よくある質問へのリンクなども掲載すると安心感が高まります。問い合わせ完了後の自動返信メールも設定しておきましょう。

5-7. プライバシーポリシー・利用規約

Webサイトでお問い合わせフォームやアクセス解析ツールを利用する場合、プライバシーポリシーの掲載は重要です。個人情報の取り扱い方、利用目的、第三者提供の有無、Cookieの利用、アクセス解析について明記します。

ECサイト、会員サイト、予約サイト、オンラインサービスなどでは、利用規約や特定商取引法に基づく表記が必要になる場合もあります。取り扱うサービスや機能によって必要なページが変わるため、事前に確認しておきましょう。

信頼性のあるWebサイトにするためにも、法的に必要な情報やユーザーが安心して利用するための情報を整備することが大切です。

5-8. 予約・決済・会員機能が必要なケース

WordPressでは、予約機能、決済機能、会員機能を追加することも可能です。たとえば、美容室、整体院、クリニック、スクール、セミナー、オンライン講座などでは、予約機能があると利便性が高まります。

商品販売や有料コンテンツを扱う場合は、決済機能が必要になります。会員限定コンテンツやオンライン講座を提供する場合は、会員登録やログイン機能も必要です。

ただし、これらの機能は設計を誤るとトラブルにつながりやすい部分です。予約の重複、決済エラー、会員情報の管理、セキュリティ対策などを慎重に考える必要があります。高度な機能が必要な場合は、制作会社に相談するのがおすすめです。

6. WordPressサイト制作で失敗しないためのポイント

WordPressでWebサイトを作る際は、見た目だけでなく、目的、導線、SEO、セキュリティ、運用体制まで考えることが重要です。制作時点では問題がないように見えても、公開後に更新できない、問い合わせが増えない、管理が大変といった課題が出ることがあります。

ここでは、WordPressサイト制作で失敗しないためのポイントを解説します。

6-1. 目的が曖昧なまま作り始めない

WordPressサイト制作でよくある失敗が、目的を決めずに作り始めることです。「とりあえずWebサイトが必要」「他社も作っているから作りたい」という理由だけでは、成果につながるサイトにはなりにくくなります。

問い合わせを増やしたいのか、採用応募を増やしたいのか、資料請求を増やしたいのか、店舗への来店を促したいのかによって、必要なページや導線は変わります。

制作前に目的を明確にし、その目的を達成するために必要なコンテンツや機能を整理しましょう。目的が明確であれば、デザインや文章、SEO対策の方向性も決めやすくなります。

6-2. デザインだけでなく集客導線を設計する

見た目の美しいWebサイトは重要ですが、デザインだけでは成果につながりません。ユーザーが必要な情報を見つけやすく、問い合わせや購入に進みやすい導線設計が必要です。

たとえば、サービスページを読んだユーザーに対して、関連する実績やお客様の声を見せ、その後にお問い合わせフォームへ誘導する流れを作ると、問い合わせにつながりやすくなります。

トップページ、サービスページ、ブログ記事、事例ページ、問い合わせページがバラバラに存在しているだけでは、ユーザーは次に何をすればよいかわかりません。ページごとの役割を整理し、自然に行動を促す構成にしましょう。

6-3. 無料テーマ・プラグインを入れすぎない

WordPressには無料テーマや無料プラグインが多数ありますが、入れすぎには注意が必要です。便利そうだからといって多くのプラグインを導入すると、表示速度が遅くなったり、不具合が起きたり、セキュリティリスクが高まったりすることがあります。

無料テーマを使う場合も、更新頻度やサポート状況を確認しましょう。長期間更新されていないテーマは、最新のWordPressに対応していない可能性があります。

プラグインは、本当に必要な機能に絞って導入することが大切です。似たような機能のプラグインを複数入れない、使っていないプラグインは削除する、定期的にアップデートするなど、管理ルールを決めておきましょう。

6-4. SEOを意識したサイト構造にする

WordPressでWebサイトを作るなら、最初からSEOを意識したサイト構造にすることが重要です。後からSEO対策をしようとすると、ページ構成やURL、見出し、内部リンクを大きく修正しなければならない場合があります。

SEOを意識するには、まず狙うキーワードと検索意図を整理します。ユーザーがどのような悩みを持ち、どのような情報を求めて検索しているのかを考え、それに合ったページを作成します。

また、トップページ、カテゴリーページ、サービスページ、ブログ記事の関係を整理し、内部リンクを適切に設置しましょう。重要なページにリンクが集まる構造にすることで、検索エンジンにもサイトの内容が伝わりやすくなります。

6-5. セキュリティ対策とバックアップを必ず行う

WordPressサイトを安全に運用するためには、セキュリティ対策とバックアップが欠かせません。公開後に放置してしまうと、不正ログインや改ざん、マルウェア感染などのリスクが高まります。

基本的な対策として、WordPress本体、テーマ、プラグインを最新の状態に保つことが重要です。また、強固なパスワードを設定し、不要なユーザーアカウントを削除し、ログイン画面への攻撃対策も行いましょう。

バックアップは、サーバー側の自動バックアップだけに頼らず、必要に応じてWordPress側でも設定しておくと安心です。万が一トラブルが起きても、バックアップがあれば復旧できる可能性が高まります。

6-6. 公開後の更新・改善体制を決めておく

Webサイトは公開して終わりではありません。公開後に更新し、改善し続けることで成果につながります。WordPressは更新しやすいCMSですが、誰が何を更新するのかを決めておかなければ、結局放置されてしまうことがあります。

お知らせは誰が更新するのか、ブログ記事はどの頻度で投稿するのか、実績紹介はいつ追加するのか、アクセス解析は誰が確認するのかを事前に決めておきましょう。

また、問い合わせ数やアクセス数、検索順位などを定期的に確認し、必要に応じてページ内容や導線を改善することが大切です。

6-7. 制作後に放置しないための運用ルールを作る

WordPressサイトを継続的に活用するには、運用ルールを作ることが重要です。ルールがないと、更新担当者が変わったときに作業が止まったり、投稿内容にばらつきが出たりします。

運用ルールには、更新担当者、投稿頻度、記事のテーマ、画像の使い方、公開前の確認フロー、バックアップの確認頻度、プラグイン更新のタイミングなどを含めるとよいでしょう。

特に企業サイトでは、情報の正確性やブランドイメージも重要です。誰でも自由に更新できる状態ではなく、チェック体制を整えておくことで、品質を保ちながらWebサイトを運用できます。

7. WordPressサイト制作を制作会社に依頼するメリット

WordPressでWebサイトを自作することも可能ですが、ビジネスで成果を出したい場合や、デザイン・SEO・導線設計までしっかり作り込みたい場合は、制作会社への依頼が有効です。

ここでは、WordPressサイト制作を制作会社に依頼するメリットを解説します。

7-1. デザイン・構成・導線をプロに任せられる

制作会社に依頼する大きなメリットは、デザインだけでなく、サイト構成や導線設計までプロに任せられることです。

Webサイトは、見た目がきれいなだけでは成果につながりません。ユーザーが何を知りたいのか、どの順番で情報を見せるべきか、どこで問い合わせに誘導するべきかを考える必要があります。

制作会社であれば、目的やターゲットをヒアリングしたうえで、必要なページ構成やコンテンツ、導線を提案してくれます。自社だけでは気づきにくい課題や改善点も、第三者の視点から整理してもらえます。

7-2. SEOや集客を前提に設計できる

WordPressサイトを集客に活用したい場合は、SEOを前提にした設計が重要です。制作会社に依頼すれば、キーワード設計、ページ構成、見出し設計、内部リンク、表示速度、スマホ対応などを考慮して制作できます。

特に、サービスサイトやオウンドメディアでは、公開前の設計が成果に大きく影響します。後からSEO対策を追加するよりも、最初から検索意図を踏まえた構成にしておくほうが効率的です。

ただし、すべての制作会社がSEOに強いわけではありません。依頼する際は、SEO対策やコンテンツマーケティングの実績があるかを確認しましょう。

7-3. セキュリティや保守まで相談できる

WordPressサイトは、公開後のセキュリティ対策や保守管理が必要です。制作会社に依頼すれば、WordPress本体、テーマ、プラグインの更新、バックアップ、セキュリティチェック、不具合対応などを相談できます。

自社で保守を行う場合、更新作業のタイミングや不具合発生時の対応に不安を感じることがあります。制作会社の保守サービスを利用すれば、専門知識がなくても安心して運用しやすくなります。

特に、問い合わせ獲得や採用、予約、決済などビジネスに直結するWebサイトでは、トラブル時にすぐ対応できる体制が重要です。

7-4. 自社の作業負担を減らせる

WordPressサイトを自作する場合、サーバー契約、テーマ設定、デザイン調整、ページ作成、プラグイン導入、SEO設定、動作確認など、多くの作業が必要です。通常業務と並行して進めると、想像以上に時間がかかることがあります。

制作会社に依頼すれば、専門的な作業を任せられるため、自社は原稿や写真の準備、内容確認、意思決定に集中できます。結果として、制作期間を短縮できる場合もあります。

特に、社内にWeb担当者がいない場合や、担当者が他の業務を兼任している場合は、制作会社に依頼したほうがスムーズに進めやすくなります。

7-5. ブランディングや採用強化にもつなげやすい

Webサイトは、単なる情報掲載の場ではなく、企業や店舗のブランドイメージを伝える重要な媒体です。制作会社に依頼すれば、ロゴ、カラー、写真、コピー、レイアウトなどを統一し、ブランドの印象を整えやすくなります。

採用サイトの場合は、会社の雰囲気や働く魅力を伝える設計が重要です。社員インタビュー、写真、メッセージ、キャリアパスなどを適切に見せることで、求職者の理解を深められます。

自作では表現しきれない世界観や信頼感を出したい場合は、制作会社に依頼するメリットが大きくなります。

7-6. 自作より制作会社への依頼が向いているケース

制作会社への依頼が向いているのは、Webサイトで明確な成果を出したい場合です。問い合わせを増やしたい、採用応募を増やしたい、検索流入を増やしたい、ブランドイメージを高めたいといった目的がある場合は、プロに依頼したほうが効果的です。

また、ページ数が多い場合、複雑な機能が必要な場合、オリジナルデザインにしたい場合、社内にWeb制作の知識がない場合も、制作会社への依頼が向いています。

一方で、費用をできるだけ抑えたい場合や、個人ブログのように小さく始めたい場合は、自作から始めるのもよいでしょう。目的、予算、社内体制に合わせて判断することが大切です。

8. 失敗しないWordPress制作会社の選び方

WordPressサイト制作を成功させるには、制作会社選びが非常に重要です。費用の安さだけで選ぶと、デザインが合わない、SEOが考慮されていない、更新しづらい、公開後のサポートがないといった失敗につながることがあります。

ここでは、失敗しないWordPress制作会社の選び方を解説します。

8-1. WordPressサイトの制作実績を確認する

まず確認すべきなのは、WordPressサイトの制作実績です。制作会社のWebサイトに掲載されている実績を見て、どのような業種や規模のサイトを制作しているかを確認しましょう。

実績を見る際は、デザインの雰囲気だけでなく、ページ構成、導線、スマホ表示、表示速度、更新しやすさもチェックすることが大切です。

WordPressに慣れている制作会社であれば、管理画面の使いやすさや公開後の運用まで考慮した設計をしてくれる可能性が高くなります。

8-2. 自社と近い業種・目的の実績があるか確認する

制作会社を選ぶ際は、自社と近い業種や目的の制作実績があるかも確認しましょう。企業サイト、店舗サイト、採用サイト、サービスサイト、ECサイト、オウンドメディアでは、必要な設計やコンテンツが異なります。

たとえば、採用サイトを作りたい場合は、採用導線や求職者向けコンテンツの設計経験がある会社が適しています。店舗サイトで地域集客を狙う場合は、地域SEOやGoogleマップとの連携に詳しい会社が心強いでしょう。

自社と近い事例があれば、制作後のイメージもしやすく、提案内容の精度も高まりやすくなります。

8-3. SEO・マーケティングの知見があるか確認する

WordPressサイトを集客に活用したい場合は、SEOやマーケティングの知見がある制作会社を選びましょう。デザイン制作だけに強い会社と、集客設計まで対応できる会社では、提案内容が大きく異なります。

確認すべきポイントは、キーワード調査、競合分析、サイト構成設計、コンテンツ設計、内部SEO、アクセス解析、改善提案に対応しているかです。

SEOに強い制作会社であれば、公開後にどのような記事を追加すべきか、どのページを改善すべきかまで提案してくれる場合があります。検索からの集客を重視するなら、制作だけでなく運用まで見据えた会社を選びましょう。

8-4. 見積もり内容が明確か確認する

見積もり内容が明確かどうかも重要な判断基準です。費用の総額だけでなく、何にいくらかかっているのか、どこまでが制作範囲に含まれるのかを確認しましょう。

見積もりに含まれるべき項目としては、企画・設計、デザイン、コーディング、WordPress構築、ページ作成、フォーム設置、スマホ対応、SEO初期設定、テスト、公開作業などがあります。

また、原稿作成、写真撮影、サーバー設定、ドメイン取得、保守費用が含まれているかも確認が必要です。修正回数や追加費用の条件も事前に確認しておくことで、後からのトラブルを防げます。

8-5. 公開後の保守・運用サポートがあるか確認する

WordPressサイトは、公開後の保守と運用が重要です。制作会社を選ぶ際は、公開後のサポート体制があるかを確認しましょう。

保守サポートには、WordPress本体やプラグインの更新、バックアップ、セキュリティチェック、不具合対応、軽微な修正、アクセス解析レポートなどが含まれることがあります。

ただし、保守内容は会社によって異なります。月額費用に何が含まれているのか、緊急時の対応は可能か、更新代行はどこまで依頼できるのかを確認しておきましょう。

公開後の運用まで支援してくれる制作会社であれば、Webサイトを継続的に改善しやすくなります。

8-6. 担当者との相性や提案力を確認する

Webサイト制作は、制作会社と相談しながら進めるプロジェクトです。そのため、担当者との相性や提案力も重要です。

こちらの要望を丁寧に聞いてくれるか、専門用語をわかりやすく説明してくれるか、目的に対して適切な提案をしてくれるかを確認しましょう。

単に言われた通りに作るだけでなく、「この構成のほうが問い合わせにつながりやすい」「この機能は今は不要」「このページはSEO上必要」といった提案をしてくれる会社は信頼しやすいです。

やり取りの段階で返信が遅い、説明が曖昧、見積もりが不明確と感じる場合は、契約前に慎重に判断しましょう。

8-7. 安すぎる制作会社に依頼するリスク

費用を抑えることは大切ですが、安すぎる制作会社には注意が必要です。相場より極端に安い場合、テンプレートをほとんどそのまま使っている、SEO設計が含まれていない、スマホ対応が不十分、保守サポートがないなどの可能性があります。

また、安価なプランでは修正回数が限られていたり、ページ追加や機能追加に高額な追加費用がかかったりすることもあります。

もちろん、低価格でも良心的な制作会社やフリーランスは存在します。しかし、価格だけで判断するのではなく、実績、提案内容、見積もり範囲、公開後のサポートを総合的に確認することが大切です。

8-8. 制作会社に相談する前に準備しておくこと

制作会社に相談する前に、ある程度の情報を整理しておくと、打ち合わせがスムーズに進みます。

準備しておきたい内容は、Webサイトを作る目的、ターゲット、希望するページ、参考サイト、予算、希望納期、必要な機能、現在の課題などです。

また、会社案内資料、サービス資料、ロゴデータ、写真素材、掲載したい文章などがあれば、事前に用意しておくと制作が進めやすくなります。

すべてを完璧に準備する必要はありませんが、目的や予算が曖昧なままだと、制作会社も適切な提案をしにくくなります。相談前に最低限の方向性を整理しておきましょう。

9. WordPressサイト制作会社に依頼する流れ

WordPressサイト制作を制作会社に依頼する場合、一般的には問い合わせからヒアリング、見積もり、設計、デザイン、構築、公開、保守運用という流れで進みます。

事前に流れを理解しておくことで、必要な準備や確認事項がわかり、スムーズに制作を進められます。

9-1. 問い合わせ・相談

最初のステップは、制作会社への問い合わせや相談です。Webサイトから問い合わせフォームを送信したり、電話やオンライン相談を申し込んだりします。

この段階では、Webサイトを作りたい目的、現在の課題、希望する内容、予算感、納期などを簡単に伝えるとよいでしょう。まだ詳細が決まっていなくても、相談しながら整理できる場合があります。

複数の制作会社に相談する場合は、同じ条件を伝えて比較すると、提案内容や費用の違いを判断しやすくなります。

9-2. ヒアリング・要件整理

問い合わせ後、制作会社によるヒアリングが行われます。ヒアリングでは、事業内容、ターゲット、競合、Webサイトの目的、必要なページ、必要な機能、デザインの希望、運用体制などを確認します。

この要件整理が不十分だと、後から方向性のズレが生じやすくなります。自社の課題や希望はできるだけ具体的に伝えましょう。

制作会社によっては、競合サイトの分析やキーワード調査を行ったうえで、サイト構成を提案してくれる場合もあります。

9-3. 見積もり・提案内容の確認

ヒアリング内容をもとに、制作会社から見積もりや提案が提示されます。提案内容には、サイト構成、制作範囲、スケジュール、費用、保守内容などが含まれます。

確認すべきポイントは、目的に合った提案になっているか、必要なページや機能が含まれているか、費用の内訳が明確か、納期に無理がないかです。

見積もり金額だけでなく、何をどこまで対応してくれるのかを確認しましょう。不明点があれば、契約前に必ず質問しておくことが大切です。

9-4. サイト設計・ワイヤーフレーム作成

契約後は、サイト設計やワイヤーフレーム作成に進みます。ワイヤーフレームとは、Webページのレイアウトや情報配置を示す設計図のようなものです。

この段階では、トップページや主要ページにどの情報を配置するか、どのような導線にするかを決めます。デザインに入る前に構成を確認することで、後からの大幅な修正を防ぎやすくなります。

特に、問い合わせや資料請求、予約などを目的とするWebサイトでは、導線設計が重要です。ユーザーが自然に行動できる構成になっているかを確認しましょう。

9-5. デザイン制作

ワイヤーフレームが固まったら、デザイン制作に進みます。ロゴ、カラー、フォント、写真、余白、ボタン、見出しなどを組み合わせて、Webサイトの見た目を作っていきます。

デザイン確認時は、好みだけで判断するのではなく、ターゲットに合っているか、情報が読みやすいか、信頼感があるか、問い合わせに誘導しやすいかを確認しましょう。

また、パソコンだけでなくスマホでの見え方も重要です。スマホ表示を前提に、文字サイズやボタンの押しやすさ、メニューの使いやすさも確認する必要があります。

9-6. WordPress構築・コーディング

デザインが確定したら、WordPress構築とコーディングに進みます。デザインを実際のWebサイトとして表示できるようにし、WordPressの管理画面から更新できるように設定します。

オリジナルテーマを作る場合は、HTML、CSS、PHP、JavaScriptなどを使って構築します。既存テーマをカスタマイズする場合は、テーマの機能を活用しながら必要な調整を行います。

この段階で、投稿機能、カスタム投稿、問い合わせフォーム、SEO設定、セキュリティ設定なども実装されます。

9-7. 原稿・画像の反映

構築が進んだら、各ページに原稿や画像を反映します。原稿を自社で用意する場合は、事前に制作会社から指定された形式で提出しましょう。

原稿作成を制作会社に依頼する場合は、ヒアリング内容や資料をもとにライターが文章を作成します。SEOを意識する場合は、キーワードや検索意図を踏まえた文章にすることが重要です。

画像については、自社で撮影した写真、プロによる撮影写真、素材写真などを使います。Webサイトの印象は画像によって大きく変わるため、品質の高い写真を用意することがおすすめです。

9-8. テスト・修正・公開

原稿や画像を反映したら、公開前のテストを行います。パソコン、スマホ、タブレットで表示を確認し、レイアウト崩れや誤字脱字、リンク切れ、フォームの動作不良がないかをチェックします。

お問い合わせフォームは、送信テストを行い、管理者にメールが届くか、自動返信メールが送られるかを確認します。

また、表示速度、SSL設定、SEO設定、アクセス解析、セキュリティ設定も確認します。問題がなければ、ドメインを本番環境に向けて公開作業を行います。

9-9. 公開後の保守・改善

Webサイトは公開して終わりではありません。公開後は、WordPress本体、テーマ、プラグインの更新、バックアップ、セキュリティチェックを行いながら運用します。

また、アクセス解析を確認し、どのページが見られているか、どの検索キーワードで流入しているか、問い合わせにつながっているかを分析します。

必要に応じて、ページ内容の改善、ブログ記事の追加、導線の見直し、表示速度の改善などを行いましょう。制作会社と保守契約を結んでいる場合は、定期的に改善提案を受けることもできます。

10. WordPressサイト公開後に行うべき運用・改善

WordPressでWebサイトを公開した後は、継続的な運用と改善が欠かせません。公開直後はアクセスが少なくても、コンテンツを追加し、SEO対策を行い、導線を改善していくことで、少しずつ成果につながります。

ここでは、公開後に行うべき運用・改善のポイントを解説します。

10-1. WordPress本体・テーマ・プラグインの更新

WordPress本体、テーマ、プラグインは定期的に更新しましょう。更新には、新機能の追加だけでなく、セキュリティ修正や不具合修正が含まれていることがあります。

ただし、更新によって表示崩れや機能不具合が起きることもあります。重要なサイトでは、更新前にバックアップを取り、可能であればテスト環境で確認してから本番サイトに反映すると安心です。

更新作業を自社で行うのが不安な場合は、制作会社の保守サービスを利用するのも一つの方法です。

10-2. 定期バックアップとセキュリティチェック

WordPressサイトを安全に運用するには、定期的なバックアップが必要です。バックアップには、サイトのファイルとデータベースが含まれます。どちらか一方だけでは完全に復旧できない場合があるため注意しましょう。

バックアップの頻度は、更新頻度によって変わります。頻繁に記事を投稿するサイトや問い合わせが多いサイトでは、毎日または週単位でのバックアップが望ましい場合があります。

また、不正ログイン、マルウェア感染、改ざんなどを防ぐために、セキュリティチェックも定期的に行いましょう。ログイン履歴や不要なユーザー、古いプラグインなどを確認することが大切です。

10-3. アクセス解析の確認

公開後は、アクセス解析を確認してWebサイトの状況を把握しましょう。アクセス数、流入経路、よく見られているページ、離脱率、問い合わせ数などを確認することで、改善すべきポイントが見えてきます。

たとえば、アクセスは多いのに問い合わせが少ない場合は、サービスページの内容や問い合わせ導線に課題がある可能性があります。ブログ記事からの流入が多い場合は、関連サービスページへのリンクを追加することで成果につながることがあります。

アクセス解析は、数字を見るだけでなく、改善につなげることが重要です。定期的に確認する日を決め、サイト運用に活かしましょう。

10-4. ブログ記事や事例ページの追加

WordPressサイトの強みは、ブログ記事や事例ページを簡単に追加できることです。検索流入を増やしたい場合は、ユーザーの悩みや疑問に答える記事を継続的に投稿しましょう。

記事テーマとしては、サービスの選び方、費用、手順、注意点、比較、事例、よくある質問などが有効です。単なる日記ではなく、見込み客に役立つ情報を発信することが大切です。

また、実績や事例ページを追加することで、信頼性を高められます。新しい実績ができたら、写真や成果、担当内容を整理して掲載しましょう。

10-5. 検索順位を上げるためのSEO改善

検索順位を上げるには、公開後のSEO改善が必要です。記事を公開しただけで終わらせず、検索順位やクリック率、滞在時間を確認しながら改善しましょう。

具体的には、タイトルの見直し、見出しの追加、本文の追記、内部リンクの強化、古い情報の更新、画像の最適化、表示速度の改善などを行います。

また、検索上位を狙うページは、競合サイトと比較して情報量や独自性、わかりやすさが十分かを確認することも大切です。ユーザーの検索意図により深く答えられる内容に改善することで、SEO効果が高まりやすくなります。

10-6. 問い合わせ率を高める導線改善

アクセス数が増えても、問い合わせや予約につながらなければ成果にはなりません。問い合わせ率を高めるためには、導線改善が必要です。

たとえば、サービスページの上部と下部に問い合わせボタンを設置する、実績ページから関連サービスへリンクする、ブログ記事の最後に相談導線を入れる、フォーム項目を減らすなどの改善が考えられます。

また、ユーザーが問い合わせ前に不安を感じやすい内容を解消することも重要です。料金、対応範囲、納期、実績、よくある質問、お客様の声などを充実させることで、問い合わせのハードルを下げられます。

10-7. 制作会社に運用代行を依頼する場合のポイント

WordPressサイトの運用を自社で行うのが難しい場合は、制作会社に運用代行を依頼する方法があります。運用代行では、更新作業、記事投稿、SEO改善、アクセス解析、保守管理、セキュリティ対策などを依頼できます。

依頼する際は、月額費用に何が含まれているかを確認しましょう。単なる保守管理だけなのか、改善提案まで含まれるのかによって、得られる効果は変わります。

また、レポートの有無や打ち合わせ頻度、記事作成の対応範囲、修正依頼の回数なども確認しておくことが大切です。Webサイトを集客や採用に活用したい場合は、保守だけでなく改善提案まで対応できる会社を選ぶとよいでしょう。

11. WordPressでWebサイトを作る際のよくある質問

ここでは、WordPressでWebサイトを作る際によくある質問に回答します。自作するか制作会社に依頼するか迷っている方は、判断材料として参考にしてください。

11-1. WordPressでWebサイトを作るのに専門知識は必要?

WordPressは、専門知識がなくてもWebサイトを作れるCMSですが、本格的なWebサイトを作るには一定の知識が必要です。テーマを使えば見た目を整えることはできますが、SEO、セキュリティ、表示速度、導線設計、スマホ対応まで考えるには学習が必要です。

個人ブログや小規模なサイトであれば、自作でも始めやすいでしょう。一方で、企業サイトや集客目的のWebサイトでは、成果につながる設計が重要になるため、制作会社に相談するのもおすすめです。

11-2. WordPressサイトは自分で更新できる?

WordPressサイトは、自分で更新しやすいのが特徴です。管理画面から、ブログ記事の投稿、固定ページの編集、画像の差し替え、お知らせの追加などができます。

ただし、デザイン変更や機能追加、レイアウト調整、プラグイン設定などは、専門知識が必要になる場合があります。制作会社に依頼する場合は、どこまで自社で更新できるようにするかを事前に相談しておくとよいでしょう。

11-3. WordPressサイト制作にはどれくらいの期間がかかる?

WordPressサイト制作にかかる期間は、サイトの規模や内容によって変わります。小規模なサイトであれば数週間から1か月程度で制作できる場合もありますが、オリジナルデザインやページ数の多いサイトでは2か月から3か月以上かかることもあります。

制作期間は、原稿や写真の準備状況、確認・修正のスピード、必要な機能の複雑さによっても変わります。希望公開日がある場合は、余裕を持って制作会社に相談しましょう。

11-4. WordPressはSEOに強い?

WordPressはSEO対策を行いやすいCMSです。タイトルや見出し、メタディスクリプション、内部リンク、ブログ投稿、XMLサイトマップなどを管理しやすく、SEO向けのプラグインも利用できます。

ただし、WordPressを使うだけで自動的に検索順位が上がるわけではありません。検索意図に合ったコンテンツ作成、適切なキーワード選定、サイト構造、表示速度、スマホ対応、継続的な改善が必要です。

11-5. WordPressサイトの保守は必要?

WordPressサイトの保守は必要です。WordPress本体、テーマ、プラグインを更新せずに放置すると、セキュリティリスクや不具合の原因になります。

また、定期的なバックアップ、セキュリティチェック、表示確認、問い合わせフォームの動作確認も重要です。自社で対応できない場合は、制作会社の保守サービスを利用すると安心です。

11-6. 既存サイトをWordPressにリニューアルできる?

既存サイトをWordPressにリニューアルすることは可能です。HTMLで作られた静的サイトや、他のCMSで作られたサイトをWordPress化することで、自社で更新しやすくできます。

リニューアル時には、既存ページのURL、SEO評価、アクセス状況、コンテンツ内容を確認することが重要です。URLが変わる場合は、リダイレクト設定を行わないと検索順位やアクセスに影響することがあります。

既存サイトのSEO評価を引き継ぎながらリニューアルしたい場合は、WordPress制作に加えてSEOの知識がある制作会社に相談するとよいでしょう。

11-7. 制作会社に依頼する場合、何を用意すればいい?

制作会社に依頼する場合は、Webサイトの目的、ターゲット、希望するページ、参考サイト、予算、納期、必要な機能を整理しておくとスムーズです。

また、会社案内資料、サービス資料、ロゴデータ、写真、掲載したい文章、既存サイトの情報などがあれば用意しましょう。原稿や写真を制作会社に依頼する場合でも、事業内容や強みがわかる資料があると、より精度の高い提案や文章作成が可能になります。

すべてを完璧に準備する必要はありませんが、目的と優先順位を明確にしておくことで、制作会社との打ち合わせが進めやすくなります。

まとめ

WordPressは、Webサイトを作成・更新しやすく、企業サイト、店舗サイト、採用サイト、ブログ、オウンドメディアなど幅広い用途に対応できるCMSです。デザインや機能の自由度が高く、SEOやコンテンツ運用にも活用しやすいため、多くのWebサイト制作で選ばれています。

一方で、WordPressでWebサイトを作るには、サーバーやドメインの準備、テーマ選び、プラグイン管理、セキュリティ対策、バックアップ、公開後の運用など、注意すべきポイントもあります。自作する場合は費用を抑えられますが、学習時間と作業時間が必要です。

制作会社に依頼する場合は、費用はかかりますが、目的に合わせた設計、デザイン、SEO、導線、保守運用まで相談できるメリットがあります。特に、問い合わせ獲得、採用強化、検索流入の増加など、Webサイトで成果を出したい場合は、プロに依頼する価値があります。

WordPressでWebサイトを作る際は、まず目的とターゲットを明確にし、必要なページや機能を整理することが大切です。そのうえで、自作するのか、フリーランスに依頼するのか、制作会社に依頼するのかを判断しましょう。

公開後も更新と改善を続けることで、WordPressサイトは自社の集客や採用、ブランディングを支える重要な資産になります。