WordPressにサーチコンソールを設定する方法|初心者向けに登録・連携・使い方を解説
はじめに
WordPressでブログやホームページを運営するなら、Googleサーチコンソールの設定は早めに済ませておきたい重要な作業です。サーチコンソールを使うと、自分のWordPressサイトがGoogle検索でどのように表示されているのか、どのキーワードで検索されているのか、記事がインデックス登録されているのかを確認できます。
WordPressにサーチコンソールを設定しても、それだけで検索順位がすぐに上がるわけではありません。しかし、検索結果で成果を出すために必要なデータを確認できるようになります。つまり、サーチコンソールはSEO対策の出発点となるツールです。
この記事では、WordPressにサーチコンソールを設定する方法を初心者向けにわかりやすく解説します。登録方法、所有権の確認、SEOプラグインとの連携、サイトマップ送信、インデックス登録、基本的な使い方、よくあるエラーの対処法まで順番に説明します。
1. WordPressにサーチコンソールを設定する前に知っておくべき基礎知識
1-1. Googleサーチコンソールとは何か
Googleサーチコンソールとは、Google検索におけるサイトの状態を確認できる無料ツールです。Google検索での表示回数、クリック数、検索キーワード、平均掲載順位、インデックス登録状況、クロールエラーなどを確認できます。
Google公式でも、Search Consoleはサイトの検索トラフィックやパフォーマンスを測定し、問題を修正し、Google検索でのサイト改善に役立つツールと説明されています。Google
WordPressで記事を書いているだけでは、どの記事が検索されているのか、どのキーワードからアクセスされているのか、Googleに正しく認識されているのかはわかりません。サーチコンソールを設定することで、検索流入を増やすための改善点が見えるようになります。
1-2. WordPressサイトにサーチコンソールが必要な理由
WordPressサイトにサーチコンソールが必要な理由は、検索結果での状態を正しく把握できるからです。
たとえば、記事を公開してもGoogleにインデックスされていなければ、検索結果には表示されません。また、検索結果に表示されていても、タイトルやメタディスクリプションが魅力的でなければクリックされにくくなります。
サーチコンソールを使うと、次のような改善ができます。
検索されているキーワードを確認する、クリック率が低い記事を見つける、インデックスされていないページを発見する、サイトマップの送信状況を確認する、モバイル表示やページ体験の問題を把握する、といったことが可能です。
WordPressブログでSEO対策を行うなら、サーチコンソールは必須に近いツールと考えてよいでしょう。
1-3. サーチコンソールで確認できる主なデータ
サーチコンソールでは、主に次のようなデータを確認できます。
検索パフォーマンスでは、クリック数、表示回数、CTR、平均掲載順位、検索キーワード、検索流入のあるページを確認できます。URL検査では、特定の記事がGoogleに登録されているか、クロール可能か、インデックス登録に問題がないかを確認できます。
サイトマップでは、送信したXMLサイトマップが正常に読み込まれているかを確認できます。ページのインデックス登録では、インデックス済みのページや、登録されていないページ、その理由を確認できます。
また、ページエクスペリエンスやCore Web Vitalsでは、ユーザーにとって快適なページ表示になっているかを確認できます。SEO対策では、これらのデータを見ながら記事やサイト構造を改善していくことが重要です。
1-4. Googleアナリティクスとの違い
GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスは、どちらもサイト分析に使うツールですが、確認できる内容が異なります。
サーチコンソールは、Google検索に表示される前後のデータを確認するツールです。どのキーワードで検索結果に表示されたか、何回表示されたか、何回クリックされたか、平均順位はどれくらいかを確認できます。
一方、Googleアナリティクスは、ユーザーがサイトに訪問した後の行動を分析するツールです。どのページを見たか、どれくらい滞在したか、どこから流入したか、コンバージョンしたかなどを確認できます。
簡単にいうと、サーチコンソールは「検索結果での状態を見るツール」、Googleアナリティクスは「サイト訪問後の行動を見るツール」です。WordPressサイトを本格的に運営するなら、両方を設定しておくと分析の精度が高まります。
2. WordPressにサーチコンソールを設定する前の準備
2-1. Googleアカウントを用意する
サーチコンソールを利用するには、Googleアカウントが必要です。Gmailを使っている場合は、そのアカウントでログインできます。
個人ブログであれば個人のGoogleアカウントでも問題ありません。ただし、会社サイトやクライアントサイトを管理する場合は、個人アカウントではなく、業務用のGoogleアカウントを使うのがおすすめです。
後から担当者が変わる可能性があるサイトでは、管理用アカウントを用意しておくと安全です。所有権の確認や権限管理をスムーズに行えます。
2-2. WordPressサイトのURLを確認する
サーチコンソールに登録する前に、WordPressサイトの正しいURLを確認しましょう。
WordPress管理画面にログインし、「設定」から「一般」を開くと、「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」を確認できます。通常は、このサイトアドレスをサーチコンソールに登録します。
たとえば、実際に表示されているサイトURLが「https://example.com」であれば、そのURLを登録します。「http://example.com」や「https://www.example.com」と間違えないように注意しましょう。
2-3. http・https・wwwありなしの違いを確認する
URLには、httpとhttps、wwwありとwwwなしの違いがあります。サーチコンソールでは、URLプレフィックスを選んだ場合、これらは別のURLとして扱われます。
たとえば、次のURLはそれぞれ別のURLとして認識されます。
https://example.com
http://example.com
https://www.example.com
http://www.example.com
現在のWordPressサイトがSSL化されている場合は、基本的に「https」のURLを登録します。また、wwwあり・なしについては、実際にブラウザでアクセスしたときに表示されるURLを確認してください。
間違ったURLを登録すると、データが正しく表示されなかったり、サイトマップが取得できなかったりする原因になります。
2-4. サイトマップの有無を確認する
サーチコンソールを設定したら、XMLサイトマップを送信するのが一般的です。XMLサイトマップとは、検索エンジンにサイト内のページ構成を伝えるためのファイルです。
WordPressでは、WordPress 5.5以降に基本的なXMLサイトマップ機能が追加され、標準では「/wp-sitemap.xml」でサイトマップを確認できます。Make WordPress
たとえば、サイトURLが「https://example.com」の場合、次のURLにアクセスしてみます。
https://example.com/wp-sitemap.xml
ページ一覧のようなXMLファイルが表示されれば、サイトマップが存在しています。SEOプラグインを使っている場合は、「/sitemap.xml」や「/sitemap_index.xml」など別のURLになることもあります。
2-5. SEOプラグインを利用するか決める
WordPressにサーチコンソールを設定する方法はいくつかあります。初心者の場合は、SEOプラグインを利用すると簡単です。
代表的なSEOプラグインには、All in One SEO、Yoast SEO、Rank Mathなどがあります。これらのプラグインでは、サーチコンソールの所有権確認用HTMLタグを設定したり、XMLサイトマップを作成したりできます。
また、Google公式のWordPressプラグインであるSite Kit by Googleを使う方法もあります。Site Kitは、Search ConsoleやAnalyticsなど複数のGoogleツールをWordPress管理画面から確認できるプラグインです。WordPress.org
すでにSEOプラグインを使っている場合は、そのプラグインで設定するのが効率的です。まだ何も使っていない場合は、Site Kit by Googleを使うと連携がわかりやすいでしょう。
3. GoogleサーチコンソールにWordPressサイトを登録する方法
3-1. サーチコンソールにアクセスする
まず、Googleサーチコンソールにアクセスします。Googleアカウントでログインすると、プロパティを追加する画面が表示されます。
すでに別のサイトを登録している場合は、画面左上のプロパティ選択メニューから「プロパティを追加」を選びます。初めて利用する場合は、登録画面がそのまま表示されます。
ここで、WordPressサイトをサーチコンソールに登録していきます。
3-2. プロパティタイプを選ぶ
サーチコンソールでは、プロパティタイプとして「ドメイン」と「URLプレフィックス」の2種類があります。
ドメインプロパティは、ドメイン全体をまとめて管理する方法です。http、https、wwwあり、wwwなし、サブドメインなどをまとめて確認できます。ただし、DNSレコードでの所有権確認が必要です。
URLプレフィックスは、入力したURLのみを対象に登録する方法です。たとえば「https://example.com」を登録した場合、そのURL配下のデータを確認できます。HTMLタグやHTMLファイル、Googleアナリティクスなど複数の確認方法を使えるため、初心者にも扱いやすいです。
3-3. 初心者にはURLプレフィックスがおすすめな理由
WordPress初心者には、URLプレフィックスでの登録がおすすめです。理由は、所有権の確認方法がわかりやすく、WordPress管理画面やSEOプラグインから設定しやすいからです。
特にHTMLタグを使った確認方法であれば、サーチコンソールで発行されたメタタグをWordPress側に貼り付けるだけで設定できます。FTPソフトやDNS設定に慣れていない人でも対応しやすい方法です。
個人ブログや小規模サイトであれば、まずはURLプレフィックスで登録し、必要に応じて後からドメインプロパティを追加する形でも問題ありません。
3-4. ドメインプロパティを選ぶべきケース
ドメインプロパティは、サイト全体を包括的に管理したい場合に向いています。
たとえば、wwwあり・なしの両方を管理したい場合、サブドメインを運用している場合、httpからhttpsへ移行した履歴をまとめて見たい場合、複数のURLパターンを一元管理したい場合は、ドメインプロパティが便利です。
ただし、ドメインプロパティの所有権確認にはDNSレコードの設定が必要です。レンタルサーバーやドメイン管理サービスのDNS設定を編集する必要があるため、初心者には少し難しく感じるかもしれません。
DNS設定に不安がある場合は、まずURLプレフィックスで登録しましょう。
3-5. WordPressサイトのURLを入力して登録する
URLプレフィックスを選ぶ場合は、WordPressサイトの正しいURLを入力します。
入力するURLは、実際にブラウザで表示されているURLと一致させることが重要です。SSL化済みのサイトであれば、「https://」から始まるURLを入力します。
入力後、「続行」をクリックすると、所有権の確認画面が表示されます。ここからWordPress側で確認作業を行います。
4. WordPressで所有権を確認する方法
4-1. 所有権の確認とは何か
所有権の確認とは、「このサイトを管理している本人である」とGoogleに証明する作業です。
サーチコンソールでは、検索パフォーマンスやインデックス情報など、サイト運営に関わる重要なデータを確認できます。そのため、誰でも自由に他人のサイトを登録できないよう、所有権確認が必要になります。
Googleサーチコンソールでは、HTMLファイル、HTMLタグ、DNSレコード、Googleアナリティクス、Googleタグマネージャーなど、複数の所有権確認方法が用意されています。Google ヘルプ
4-2. HTMLタグを使って確認する方法
HTMLタグを使う方法は、WordPress初心者におすすめの所有権確認方法です。
サーチコンソールの所有権確認画面で「HTMLタグ」を選択すると、次のようなメタタグが表示されます。
<meta name="google-site-verification" content="xxxxxxxxxxxx" />
このタグをWordPressサイトのheadタグ内に設置します。テーマファイルを直接編集する方法もありますが、テーマ更新時に消えてしまう可能性があるため、初心者にはおすすめしません。
SEOプラグインやSite Kit by Googleを使って設定するのが安全です。
4-3. SEOプラグインでHTMLタグを設定する方法
SEOプラグインを使う場合は、サーチコンソールで発行されたHTMLタグのうち、content属性の中身だけを貼り付けるケースが多いです。
たとえば、次のようなタグがあるとします。
<meta name="google-site-verification" content="abc123xyz" />
この場合、プラグインの設定欄に入力するのは「abc123xyz」の部分です。ただし、プラグインによってはタグ全体を貼り付ける場合もあるため、設定画面の説明を確認してください。
貼り付け後、設定を保存し、サーチコンソールに戻って「確認」をクリックします。問題がなければ所有権の確認が完了します。
4-4. Site Kit by Googleで連携する方法
Site Kit by Googleを使うと、WordPress管理画面からGoogleアカウントにログインし、サーチコンソールと連携できます。
WordPress管理画面で「プラグイン」からSite Kit by Googleをインストールして有効化します。その後、画面の案内に沿ってGoogleアカウントでログインし、必要な権限を許可します。
Site KitはGoogle公式のWordPressプラグインで、Search Consoleを含む複数のGoogleサービスをWordPress上で利用できます。コードを直接編集せずに設定できるため、初心者にも使いやすい方法です。WordPress.org 日本語
4-5. HTMLファイルをアップロードする方法
HTMLファイルをアップロードする方法では、サーチコンソールから指定されたHTMLファイルをダウンロードし、WordPressサイトのルートディレクトリにアップロードします。
この方法では、FTPソフトやレンタルサーバーのファイルマネージャーを使う必要があります。ルートディレクトリとは、WordPressの「wp-admin」や「wp-content」などがある階層です。
アップロード後、サーチコンソールに戻って確認を行います。ファイルが正しい場所に設置されていれば、所有権の確認が完了します。
ただし、サーバー操作に慣れていない初心者には少し難しい方法です。
4-6. DNSレコードで確認する方法
DNSレコードで確認する方法は、ドメインプロパティを登録する際に必要です。
サーチコンソールで表示されたTXTレコードを、ドメイン管理サービスやレンタルサーバーのDNS設定に追加します。設定後、サーチコンソールで確認を行います。
DNSレコードの反映には時間がかかる場合があります。すぐに確認できない場合でも、少し時間を置いてから再度確認してみましょう。
この方法はドメイン全体を管理できるメリットがありますが、DNS設定を誤るとメールやサイト表示に影響する可能性があります。不安な場合は、レンタルサーバーのマニュアルを確認しながら慎重に作業しましょう。
4-7. Googleアナリティクスやタグマネージャーで確認する方法
すでにGoogleアナリティクスやGoogleタグマネージャーをWordPressサイトに設定している場合、それらを使ってサーチコンソールの所有権確認ができる場合があります。
この方法を使うには、同じGoogleアカウントで管理していること、対象サイトに正しくタグが設置されていることが必要です。
すでにGoogleアナリティクスを導入済みのサイトであれば、確認作業が簡単に済むことがあります。ただし、タグの設置状況や権限によっては確認に失敗する場合もあります。
4-8. 初心者におすすめの確認方法
初心者におすすめの確認方法は、Site Kit by GoogleまたはSEOプラグインを使ったHTMLタグ確認です。
Site Kit by Googleは、Google公式プラグインとしてWordPressとGoogleサービスを連携しやすい点がメリットです。一方、すでにAll in One SEO、Yoast SEO、Rank Mathなどを使っている場合は、それらのプラグインにHTMLタグを設定する方法がスムーズです。
テーマファイルを直接編集する方法は、ミスが起きるとサイト表示に影響することがあります。また、テーマ更新で設定が消えることもあるため、初心者は避けたほうが安心です。
5. SEOプラグイン別|WordPressとサーチコンソールを連携する方法
5-1. All in One SEOで設定する方法
All in One SEOを使っている場合は、WordPress管理画面からサーチコンソールの認証コードを設定できます。
まず、サーチコンソールの所有権確認画面でHTMLタグを選び、content属性の中身をコピーします。次に、WordPress管理画面でAll in One SEOの設定画面を開き、ウェブマスターツールやGoogle Search Consoleに関する項目を探します。
Google認証コードの入力欄にコピーしたコードを貼り付け、設定を保存します。その後、サーチコンソールに戻って「確認」をクリックします。
所有権が確認されれば、WordPressとサーチコンソールの連携は完了です。
5-2. Yoast SEOで設定する方法
Yoast SEOを利用している場合も、HTMLタグの認証コードを設定できます。
サーチコンソールでHTMLタグを取得し、content属性の中身をコピーします。WordPress管理画面でYoast SEOの設定を開き、サイト接続やウェブマスターツールに関する項目を確認します。
Google verification codeの入力欄にコードを貼り付けて保存します。その後、サーチコンソール側で確認を行います。
Yoast SEOを使っている場合、XMLサイトマップも自動生成されるため、サイトマップ送信まであわせて行うとよいでしょう。
5-3. Rank Mathで設定する方法
Rank Mathでは、サーチコンソールとの連携や認証コードの設定がしやすくなっています。
WordPress管理画面でRank Mathの設定を開き、一般設定やウェブマスターツールの項目を確認します。Google Search Consoleの認証コード入力欄に、サーチコンソールで取得したコードを貼り付けて保存します。
Rank MathはSEO分析やサイトマップ機能も備えているため、サーチコンソールと組み合わせることで、検索キーワードの確認や記事改善がしやすくなります。
5-4. Site Kit by Googleで設定する方法
Site Kit by Googleを使う場合は、認証コードを手動で貼り付ける必要が少なく、画面の案内に沿って進められます。
WordPress管理画面からSite Kitをインストールし、有効化します。次に「セットアップを開始」し、Googleアカウントでログインします。必要な権限を許可すると、Search Consoleとの接続が行われます。
設定後は、WordPress管理画面内で検索パフォーマンスの一部を確認できます。サーチコンソール本体にアクセスしなくても概要を見られるため、日常的なチェックに便利です。
ただし、詳細な分析を行う場合は、サーチコンソール本体の画面も確認しましょう。
5-5. プラグインを使わずに設定する場合の注意点
プラグインを使わずにサーチコンソールを設定する場合、テーマファイルにHTMLタグを直接追加する方法があります。
ただし、WordPressテーマのheader.phpなどを直接編集する方法は注意が必要です。コードを貼り付ける場所を間違えると、サイトの表示が崩れることがあります。また、テーマを更新すると追加したタグが消える可能性もあります。
どうしても直接編集する場合は、子テーマを使うか、headタグ内にコードを追加できる専用プラグインを利用するほうが安全です。
初心者は、SEOプラグインまたはSite Kit by Googleを使う方法を選びましょう。
6. サーチコンソールにサイトマップを送信する方法
6-1. XMLサイトマップとは何か
XMLサイトマップとは、検索エンジンにサイト内のページ一覧を伝えるためのファイルです。
WordPressブログでは、記事数が増えるほどページ構成が複雑になります。XMLサイトマップを送信しておくことで、Googleがサイト内のページを見つけやすくなります。
ただし、サイトマップを送信したからといって、すべてのページが必ずインデックスされるわけではありません。低品質なページ、noindexが設定されたページ、重複ページなどは、サイトマップに含まれていても検索結果に表示されないことがあります。
6-2. WordPressのサイトマップURLを確認する方法
WordPress標準のサイトマップを使う場合、基本的には次のURLで確認できます。
https://example.com/wp-sitemap.xml
example.comの部分を自分のドメインに置き換えてアクセスしてください。
SEOプラグインを使っている場合は、次のようなURLになることがあります。
https://example.com/sitemap.xml
https://example.com/sitemap_index.xml
Yoast SEOやRank Mathでは「sitemap_index.xml」が使われることが多く、All in One SEOでは設定に応じてサイトマップURLが表示されます。
ブラウザでサイトマップURLにアクセスし、ページ一覧やXMLファイルが表示されるか確認しましょう。
6-3. SEOプラグインでサイトマップを作成する方法
SEOプラグインを使うと、WordPress標準のサイトマップより細かく設定できる場合があります。
たとえば、投稿ページ、固定ページ、カテゴリー、タグ、著者ページなどをサイトマップに含めるかどうかを選べます。SEO上、検索結果に表示させたくないページは、サイトマップから除外することも検討します。
サイトマップには、検索結果に表示させたい重要なページを中心に含めるのが基本です。タグページや著者ページなど、内容が薄くなりやすいページを大量に含めると、クロール効率が悪くなる場合があります。
WordPressブログでは、まず投稿ページと固定ページを中心にサイトマップを作成するとよいでしょう。
6-4. サーチコンソールにサイトマップを送信する手順
サーチコンソールにサイトマップを送信する手順は簡単です。
まず、サーチコンソールにログインし、対象のプロパティを選択します。左側メニューから「サイトマップ」をクリックします。
「新しいサイトマップの追加」という欄に、サイトマップURLの末尾を入力します。たとえば、サイトマップURLが「https://example.com/sitemap_index.xml」の場合、入力するのは「sitemap_index.xml」です。
入力後、「送信」をクリックします。正常に送信されると、送信されたサイトマップの一覧に表示されます。
6-5. サイトマップ送信後に確認すべきポイント
サイトマップを送信した後は、ステータスを確認しましょう。
「成功しました」と表示されていれば、Googleがサイトマップを読み込めています。「取得できませんでした」や「エラー」と表示される場合は、サイトマップURLが間違っている、サイトマップが存在しない、サーバーでアクセスがブロックされている、SEOプラグインの設定に問題があるなどの原因が考えられます。
また、検出されたURL数も確認しましょう。公開している記事数に比べて極端に少ない場合は、サイトマップに含めるページ設定を見直す必要があります。
7. WordPress記事をインデックス登録する方法
7-1. インデックス登録とは何か
インデックス登録とは、Googleがページを検索データベースに登録することです。記事を公開しても、Googleにインデックスされていなければ、検索結果に表示されません。
WordPressで新規記事を公開した後は、Googleが自然にクロールしてインデックスするのを待つこともできます。しかし、サーチコンソールのURL検査ツールを使えば、インデックス登録をリクエストできます。
特に新しいブログや更新頻度が低いサイトでは、Googleのクロール頻度が高くない場合があります。新規記事公開後は、URL検査ツールを使って確認する習慣をつけましょう。
7-2. URL検査ツールの使い方
URL検査ツールは、特定のページURLについてGoogleの認識状況を確認できる機能です。Google公式ヘルプでも、URL検査ツールはGoogleに登録されたページ情報や、URLがインデックス可能かどうかを確認できるツールとされています。Google ヘルプ
使い方は、サーチコンソール上部の検索窓に調べたい記事URLを入力するだけです。すると、そのURLがGoogleに登録されているか、クロール済みか、モバイルユーザビリティに問題がないかなどを確認できます。
「URLはGoogleに登録されています」と表示されれば、基本的にはインデックス済みです。「URLがGoogleに登録されていません」と表示される場合は、インデックス登録リクエストを行います。
7-3. 新規記事をインデックス登録リクエストする方法
新規記事を公開したら、記事URLをコピーしてサーチコンソールのURL検査ツールに入力します。
検査結果が表示されたら、「インデックス登録をリクエスト」をクリックします。Googleがページをテストし、問題がなければリクエストが送信されます。
ただし、リクエストしたからといって、必ずすぐにインデックスされるわけではありません。Google公式ドキュメントでも、URL検査ツールから個別URLのクロールをリクエストできる一方、同じURLに何度もリクエストしてもクロールが早くなるわけではないと説明されています。Google for Developers
リクエスト後は、数日ほど様子を見ながら確認しましょう。
7-4. リライト後に再クロールを依頼する方法
既存記事を大幅にリライトした場合も、URL検査ツールから再クロールを依頼できます。
タイトル、見出し、本文、内部リンク、構造化データなどを大きく変更した場合、Googleに更新内容を早く認識してもらうためにインデックス登録をリクエストするとよいでしょう。
ただし、軽微な修正のたびにリクエストする必要はありません。誤字修正や数行の追記程度であれば、通常のクロールを待っても問題ないケースが多いです。
重要な記事をリライトした後に使う機能と考えましょう。
7-5. インデックスされないときに確認する項目
記事がインデックスされない場合は、まず原因を確認しましょう。
WordPressの表示設定で「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っていないか確認します。次に、記事やページにnoindexが設定されていないか確認します。
robots.txtでクロールがブロックされていないか、canonicalタグが別URLを指していないか、記事内容が薄すぎないか、重複コンテンツになっていないかも確認が必要です。
また、新規サイトの場合は、インデックスまで時間がかかることもあります。サーチコンソールでエラー内容を確認し、原因に合わせて対応しましょう。
8. サーチコンソールの基本的な使い方
8-1. 検索パフォーマンスで検索キーワードを確認する
サーチコンソールで最もよく使う機能が「検索パフォーマンス」です。
検索パフォーマンスでは、WordPressサイトがどの検索キーワードで表示され、どれくらいクリックされたのかを確認できます。ブログ運営では、実際に検索されているキーワードを把握することが非常に重要です。
自分では狙っていなかったキーワードで表示されていることもあります。そのキーワードをもとに記事を追記したり、新しい記事を作成したりすることで、検索流入を増やせる可能性があります。
8-2. 表示回数・クリック数・CTR・平均掲載順位の見方
検索パフォーマンスでは、主に4つの指標を確認します。
表示回数は、検索結果にサイトが表示された回数です。クリック数は、検索結果からサイトがクリックされた回数です。CTRはクリック率で、表示回数に対してどれくらいクリックされたかを表します。平均掲載順位は、検索結果での平均的な順位です。
たとえば、表示回数が多いのにクリック数が少ない場合、タイトルやメタディスクリプションが魅力的でない可能性があります。平均掲載順位が11位から20位あたりのキーワードは、記事を改善すれば1ページ目に入る可能性があります。
指標を単体で見るのではなく、組み合わせて判断することが大切です。
8-3. 検索キーワードから読者ニーズを分析する方法
検索キーワードを見ると、読者が何を知りたいのかがわかります。
たとえば、「ワードプレス サーチコンソール 設定」というキーワードで表示されている場合、読者は設定手順を知りたいと考えています。「ワードプレス サーチコンソール インデックスされない」というキーワードであれば、エラーや問題解決を求めています。
検索キーワードと記事内容が一致していない場合、読者満足度が下がり、クリックされてもすぐに離脱される可能性があります。
サーチコンソールで実際の検索キーワードを確認し、読者の疑問に答えられているかを見直しましょう。
8-4. ページごとの検索流入を確認する方法
検索パフォーマンスでは、ページごとの検索流入も確認できます。
「ページ」タブを開くと、どのURLが検索結果で表示され、クリックされているのかがわかります。特定の記事をクリックすると、その記事がどの検索キーワードで表示されているかも確認できます。
この機能を使うと、記事ごとの改善点が見つかります。
たとえば、ある記事が「WordPress サーチコンソール 設定」で表示されているのに、その内容が薄い場合は、設定手順を詳しく追記するとよいでしょう。逆に、関係の薄いキーワードで表示されている場合は、検索意図に合わせて見出しや本文を調整する必要があります。
8-5. インデックス登録状況を確認する方法
サーチコンソールでは、ページのインデックス登録状況を確認できます。
左側メニューの「ページ」またはインデックス関連の項目を見ると、インデックス登録済みのページ、未登録のページ、エラーのあるページを確認できます。
「クロール済み - インデックス未登録」や「検出 - インデックス未登録」と表示される場合、Googleがページを認識していても、まだ検索結果に登録していない状態です。
すべてが問題というわけではありませんが、重要な記事が未登録になっている場合は、内容の品質、内部リンク、noindex、canonical、サイトマップなどを確認しましょう。
8-6. ページエクスペリエンスやCore Web Vitalsを確認する方法
ページエクスペリエンスやCore Web Vitalsでは、ユーザーが快適にページを閲覧できているかを確認できます。
Core Web Vitalsでは、読み込み速度、操作への反応、表示の安定性などが評価されます。WordPressサイトでは、画像が重すぎる、不要なプラグインが多い、テーマが重い、キャッシュ設定が不十分といった原因で数値が悪化することがあります。
SEOでは記事内容が重要ですが、ページの表示速度や使いやすさも無視できません。サーチコンソールで問題が表示された場合は、画像圧縮、キャッシュプラグインの導入、不要なプラグインの削除、サーバー環境の見直しなどを検討しましょう。
9. サーチコンソールを使ったWordPressブログの改善方法
9-1. 表示回数が多いのにクリックされない記事を改善する
表示回数が多いのにクリック数が少ない記事は、改善の優先度が高いページです。
検索結果には表示されているため、Googleにはある程度評価されています。しかし、ユーザーがクリックしていないということは、タイトルやメタディスクリプションに魅力が不足している可能性があります。
この場合は、検索キーワードをタイトルに自然に含める、記事を読むメリットを明確にする、初心者向け・手順つき・画像つきなど具体性を加える、といった改善が有効です。
たとえば、「サーチコンソールの設定方法」よりも、「WordPressにサーチコンソールを設定する方法|初心者向けに画像なしでもわかりやすく解説」のほうが、内容が具体的に伝わります。
9-2. 平均掲載順位が高いキーワードを伸ばす
平均掲載順位が比較的高いキーワードは、少しの改善でさらに上位を狙える可能性があります。
特に平均順位が4位から15位前後のキーワードは、リライトの対象として有望です。すでにGoogleから一定の評価を得ているため、検索意図に合う情報を追加すれば、順位改善につながることがあります。
サーチコンソールで該当キーワードを確認し、そのキーワードで検索する読者が知りたいことを考えます。見出しを追加する、具体例を入れる、手順を詳しくする、関連する内部リンクを追加するなどの改善を行いましょう。
9-3. 検索順位が低い記事をリライトする
検索順位が低い記事は、検索意図と内容が合っていない、情報量が不足している、競合記事に比べて具体性が足りないなどの原因が考えられます。
まず、サーチコンソールでその記事がどのキーワードで表示されているかを確認します。次に、実際にそのキーワードで検索し、上位記事の内容を分析します。
上位記事にあって自分の記事にない情報、読者が知りたい順番、説明のわかりやすさ、具体例の有無などを比較しましょう。
ただし、競合記事をそのまま真似するのではなく、自分の経験や独自の視点を加えることが大切です。
9-4. 検索意図と記事内容のズレを見直す
サーチコンソールで表示される検索キーワードを見ると、記事内容と読者ニーズのズレに気づくことがあります。
たとえば、「ワードプレス サーチコンソール 設定」というキーワードで流入しているのに、記事内で使い方の説明ばかりしている場合、読者が求めている内容とズレています。
この場合は、記事の前半に設定手順を詳しく追加し、その後に使い方を解説するとよいでしょう。
検索意図に合った記事は、読者に読まれやすく、結果としてSEO評価にもつながりやすくなります。
9-5. 内部リンクの改善に活用する
サーチコンソールは内部リンク改善にも役立ちます。
検索流入が多い記事から、関連する他の記事へ内部リンクを貼ることで、サイト内の回遊率を高められます。また、重要な記事に内部リンクを集めることで、Googleにそのページの重要性を伝えやすくなります。
たとえば、「WordPressにサーチコンソールを設定する方法」の記事から、「WordPressのSEO設定方法」や「XMLサイトマップの作り方」などの関連記事へリンクすると自然です。
内部リンクは、読者にとって役立つ流れで設置することが重要です。無理にリンクを増やすのではなく、次に読みたいと思える記事へ誘導しましょう。
9-6. クリック率を上げるタイトルとメタディスクリプションの見直し方
クリック率を上げるには、検索結果で読みたくなるタイトルとメタディスクリプションを設定する必要があります。
タイトルには、狙っている検索キーワードを自然に含めます。そのうえで、誰向けの記事なのか、何がわかるのか、どんな悩みを解決できるのかを明確にしましょう。
メタディスクリプションでは、記事内容を簡潔に説明します。設定方法、連携手順、エラー対処法、初心者向けといった要素を入れると、読者が内容を理解しやすくなります。
ただし、実際の検索結果で表示される説明文はGoogleが自動で変更することもあります。それでも、適切なメタディスクリプションを設定しておくことは重要です。
10. WordPressとサーチコンソール設定でよくあるエラーと対処法
10-1. 所有権の確認に失敗する
所有権の確認に失敗する場合は、まず認証コードが正しく設置されているか確認しましょう。
HTMLタグを使っている場合、content属性の中身だけを貼るべきところにタグ全体を貼っていないか、逆にタグ全体が必要な欄に一部だけ貼っていないかを確認します。
また、キャッシュプラグインを使っている場合、変更が反映されていないことがあります。WordPressやサーバーのキャッシュを削除してから、再度確認してみましょう。
テーマファイルに直接設置した場合は、headタグ内に正しく入っているか、余計な文字が混ざっていないかも確認が必要です。
10-2. データが表示されない
サーチコンソールを設定した直後は、データが表示されないことがあります。
検索パフォーマンスのデータは、設定してすぐに反映されるわけではありません。特に新しいサイトや検索流入が少ないサイトでは、データが表示されるまで時間がかかることがあります。
Site Kit by Googleでも、Googleサービス接続後にデータが表示されるまで数日かかる場合があると案内されています。WordPress.org 日本語
数日待っても表示されない場合は、登録したURLが正しいか、httpとhttpsを間違えていないか、wwwあり・なしが一致しているかを確認しましょう。
10-3. サイトマップが取得できない
サイトマップが取得できない場合は、まずサイトマップURLが正しいか確認します。
ブラウザでサイトマップURLにアクセスし、正常に表示されるか確認してください。表示されない場合は、WordPress標準サイトマップやSEOプラグインのサイトマップ機能が無効になっている可能性があります。
SEOプラグインを複数使っている場合、サイトマップ機能が重複してエラーになることもあります。サイトマップを出力するプラグインは基本的に1つに絞りましょう。
また、セキュリティプラグインやサーバー設定でGooglebotのアクセスがブロックされていないかも確認が必要です。
10-4. インデックス登録されない
インデックス登録されない場合は、ページの品質や設定に問題がある可能性があります。
まず、noindexが設定されていないか確認します。次に、WordPressの「表示設定」で検索エンジンへの表示を拒否していないか確認しましょう。
記事内容が極端に短い、他の記事と内容が重複している、内部リンクがほとんどない、サイト全体の評価が低いといった場合も、インデックスされにくくなることがあります。
URL検査ツールで原因を確認し、必要に応じて記事内容やサイト構造を見直しましょう。
10-5. noindexが原因で検索結果に表示されない
noindexとは、検索エンジンに対して「このページを検索結果に表示しないでください」と伝える設定です。
SEOプラグインでは、記事ごとにnoindexを設定できる場合があります。誤って重要な記事にnoindexを設定してしまうと、Googleにインデックスされません。
サーチコンソールで「noindexタグによって除外されました」といった表示が出ている場合は、WordPress記事のSEO設定を確認しましょう。
noindexを解除した後は、URL検査ツールからインデックス登録をリクエストします。
10-6. robots.txtでクロールがブロックされている
robots.txtは、検索エンジンのクローラーに対して、クロールしてよいページやブロックするページを伝えるファイルです。
robots.txtで重要なページやディレクトリをブロックしていると、Googleがページをクロールできないことがあります。
たとえば、誤ってサイト全体をブロックする設定になっていると、検索結果に表示されにくくなります。サーチコンソールでクロールがブロックされていると表示された場合は、robots.txtの内容を確認しましょう。
WordPressでは、SEOプラグインやサーバー設定によってrobots.txtが管理されていることがあります。
10-7. URLの正規化ミスで別URLとして認識されている
URLの正規化ミスも、サーチコンソールでよくある問題です。
たとえば、同じ内容のページが「https://example.com/page」と「https://example.com/page/」のように複数存在すると、Googleがどちらを正規URLとして扱うべきか判断しにくくなります。
また、httpとhttps、wwwあり・なしが混在している場合も注意が必要です。
canonicalタグを正しく設定し、WordPressのサイトURL、内部リンク、サイトマップURLを統一しましょう。SEOプラグインを使うと、canonicalタグを自動で設定できる場合があります。
11. WordPressにサーチコンソールを設定した後にやるべきこと
11-1. 定期的に検索パフォーマンスを確認する
サーチコンソールを設定した後は、定期的に検索パフォーマンスを確認しましょう。
週1回または月1回でもよいので、クリック数、表示回数、CTR、平均掲載順位をチェックします。特に、表示回数が増えているキーワードや、順位が上がっている記事は改善のチャンスです。
反対に、クリック数が減っている記事や順位が下がっている記事は、競合記事に負けている可能性があります。検索結果の変化を確認しながら、必要に応じてリライトしましょう。
11-2. 新規記事公開後にURL検査を行う
新規記事を公開したら、サーチコンソールのURL検査ツールで確認しましょう。
記事URLを入力し、Googleに登録されているか確認します。まだ登録されていない場合は、インデックス登録をリクエストします。
特に開設したばかりのWordPressブログでは、Googleがサイトを頻繁にクロールしていないことがあります。新規記事を公開するたびにURL検査を行うことで、インデックス状況を把握しやすくなります。
11-3. サイトマップの送信状況を確認する
サイトマップは、一度送信したら終わりではありません。
サーチコンソールの「サイトマップ」画面で、正常に読み込まれているか、エラーが出ていないかを定期的に確認しましょう。
記事数が増えているのに検出URL数が増えていない場合、サイトマップが更新されていない可能性があります。SEOプラグインの設定やキャッシュの影響を確認しましょう。
サイトマップはGoogleにサイト構造を伝える重要なファイルです。エラーが出ている場合は早めに対処しましょう。
11-4. エラー通知を確認して早めに対応する
サーチコンソールでは、インデックス登録の問題やモバイルユーザビリティの問題などが発生すると通知されることがあります。
通知を放置すると、検索流入に影響する可能性があります。エラーが表示されたら、内容を確認して原因を特定しましょう。
すべての警告が重大な問題とは限りませんが、重要なページに関するエラーは早めに対応することが大切です。
11-5. 検索キーワードをもとに記事改善を続ける
サーチコンソールの最大の活用方法は、検索キーワードをもとに記事改善を続けることです。
WordPressブログでは、記事を公開して終わりではありません。公開後にデータを確認し、読者が実際に検索しているキーワードに合わせて内容を改善することで、検索流入を伸ばしやすくなります。
表示回数が多いキーワードを見つけたら、そのキーワードに関連する見出しを追加します。クリック率が低い場合は、タイトルやメタディスクリプションを見直します。順位が低い場合は、記事内容を充実させます。
このように、サーチコンソールはWordPressブログを育てるための改善ツールとして活用できます。
12. WordPressとサーチコンソールに関するよくある質問
12-1. サーチコンソールは無料で使える?
サーチコンソールは無料で利用できます。
Googleアカウントがあれば、WordPressサイトを登録して検索パフォーマンスやインデックス状況を確認できます。個人ブログ、企業サイト、アフィリエイトサイト、オウンドメディアなど、さまざまなサイトで利用できます。
SEO対策を始めるなら、まず設定しておきたい無料ツールです。
12-2. WordPress初心者でも設定できる?
WordPress初心者でも設定できます。
特にSite Kit by GoogleやSEOプラグインを使えば、コードを直接編集せずにサーチコンソールを設定できます。HTMLタグをコピーして貼り付けるだけで所有権確認ができるケースも多いため、手順通りに進めれば難しくありません。
不安な場合は、URLプレフィックスを選び、Site Kit by GoogleまたはSEOプラグインを使って設定する方法がおすすめです。
12-3. サーチコンソールを設定すると検索順位は上がる?
サーチコンソールを設定しただけで検索順位が上がるわけではありません。
サーチコンソールは、検索順位を直接上げるツールではなく、検索パフォーマンスやインデックス状況を確認するための分析ツールです。
ただし、サーチコンソールのデータをもとに記事を改善すれば、結果的に検索順位やクリック数の向上につながる可能性があります。設定後にデータを活用することが重要です。
12-4. データが反映されるまでどれくらいかかる?
サーチコンソールのデータは、設定後すぐに表示されないことがあります。
新しいサイトや検索流入が少ないサイトでは、データが蓄積されるまで数日かかることがあります。また、サーチコンソールに登録する前の詳細な検索パフォーマンスがすべて見られるわけではありません。
設定後は数日待ち、検索パフォーマンスやインデックス状況を確認しましょう。
12-5. プラグインなしでも設定できる?
プラグインなしでも設定できます。
HTMLファイルをサーバーにアップロードする方法、DNSレコードで確認する方法、GoogleアナリティクスやGoogleタグマネージャーで確認する方法などがあります。
ただし、初心者がテーマファイルを直接編集する方法はおすすめしません。ミスが起きるとサイト表示に影響する可能性があります。
安全に設定したい場合は、Site Kit by GoogleやSEOプラグインを使う方法がよいでしょう。
12-6. サーチコンソールとGoogleアナリティクスは両方必要?
WordPressサイトを本格的に運営するなら、両方設定するのがおすすめです。
サーチコンソールでは、検索キーワード、表示回数、クリック数、平均掲載順位、インデックス状況を確認できます。Googleアナリティクスでは、サイト訪問後のユーザー行動、滞在時間、流入元、コンバージョンなどを確認できます。
検索結果での状態を知るにはサーチコンソール、サイト内での行動を知るにはGoogleアナリティクスが役立ちます。役割が違うため、両方を組み合わせることでより正確な分析ができます。
まとめ
WordPressにサーチコンソールを設定すると、Google検索での表示状況や検索キーワード、クリック数、インデックス登録状況を確認できるようになります。
設定方法としては、まずGoogleサーチコンソールにアクセスし、プロパティを追加します。初心者にはURLプレフィックスがおすすめです。WordPressサイトの正しいURLを入力し、HTMLタグやSite Kit by Google、SEOプラグインなどを使って所有権を確認します。
設定が完了したら、XMLサイトマップを送信し、新規記事公開後にはURL検査ツールでインデックス登録を確認しましょう。
サーチコンソールは、設定するだけでSEO効果が出るツールではありません。大切なのは、検索パフォーマンスを定期的に確認し、表示回数、クリック数、CTR、平均掲載順位、検索キーワードをもとにWordPress記事を改善し続けることです。
WordPressブログで検索流入を増やしたいなら、サーチコンソールの設定は最初に済ませておきたい基本作業です。登録、連携、サイトマップ送信、インデックス確認まで行い、データを活用しながらブログを育てていきましょう。

